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2021年秋に日本でもついに始動!循環型買い物「Loop」とは?

SDGs
2021.3.23

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「Loop(ループ)」という、ごみを出さない新たな商品購入の仕組みがあることをご存知でしょうか? Loopは、地球にやさしい消費ができるプラットフォームで、容器ごみを出さずに商品を購入・使用することができます。海外ではすでに始動しているエリアがあり、日本では今年から導入される予定です。Loopを知っていたら、鼻高々!どのようなものなのか、仕組みや開始時期などについてご紹介していきましょう。

Loopでごみを出さない買い物ができる?!

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Loopとは、「捨てる概念を捨てよう」というコンセプトのもと誕生した、循環型の買い物ができるプラットフォームです。商品を購入して使い終わったら容器を捨て、新しい商品を購入する、といった消費の仕組みが一般的ですが、Loopでは使い捨て容器ではなく、繰り返し使える容器が活用されます。商品の例としては、飲料や調味料、生活雑貨などがラインナップする予定ですよ。

消費者はLoopを通して繰り返し使える容器に入った商品を購入し、商品を使い終えたらLoopを通して空き容器を返却します。空き容器は洗浄され、繰り返し使われる仕組みなので、Loopを導入すれば私たちは家庭から容器ごみを出さなくて済むのです!

この循環型の消費を支えるのが新しく登場するLoopですが、この仕組み、なにかと似ていませんか?そうです、サザエさんに登場する三河屋さんです。三河屋さんのサブちゃんに瓶ビールを注文して、飲み終えた瓶を返す…。Loopはこのような流れの進化版といってもよいでしょう。商品のやりとりにはサブちゃんではなくLoopバッグが活躍します。

Loopの魅力はおしゃれな商品

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循環型の消費の仕組みは、今でも瓶ビールや瓶牛乳といったかたちで生活の中に根付いていますが、Loopには、Loopならではの魅力があります。それが、容器の機能性とデザイン性の高さです。

Loopでは飲料や食品、日用雑貨が登場する予定となっています。飲料は瓶に入って提供されるであろうと想像しやすいですが、ガムなどの食品や、洗剤などの日用品はどのようなパッケージになると思いますか?それらは耐久性が高いステンレス製の容器での提供が予定されているそうです。

ステンレス製の容器は、瓶とはまた少し違ったおしゃれなテイストがあります。タンブラーを思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。参画メーカーがこぞって、消費者が手に取りたくなるようなおしゃれな容器デザインを開発しているのだとか。

エコプロ2019でLoopに向けた製品の一部が展示されましたが、生活の場になじみやすいシンプルでスタイリッシュなデザインが多いようでした。最終的にどのようなパッケージの商品がラインナップされるのか、期待が高まります!

Loopの日本導入は間近!提携企業を紹介

2021年春現在、Loopはアメリカとフランス、イギリスで運用されています。日本への導入は2021年秋からの予定で、小売業の『AEON(イオン)』がLoop参画メーカーの商品を扱い、イオンやイオンスタイルで購入できるようになるそうです。

日本のLoopへの参画企業やブランドは15以上あり、今後さらに充実していくことでしょう。代表的な企業としては、味の素、大塚製薬、キッコーマン、P&G、キャノン、グリコなどが参画予定で、ブランドとしてはアクアレーベルやキシリトールといったブランドなどが名を連ねています。

Loopはごみの削減に一役買う仕組み。日本だけでなくカナダやドイツ、オーストラリアなどでも導入される予定となっています。世界中にLoopの輪が広がっているのですね。

まとめ

商品の容器をリユースする仕組みが活発化し、使い捨てパッケージが減れば、資源の節約、ごみの削減につながります。Loopは環境にやさしいだけでなく、おしゃれなアイテムが並ぶことも魅力。日本でのスタートも間近です。あなたもぜひ生活の中に取り入れてみては?

記事を作成・監修したマイスター

kimmy

ISO14001内部監査員資格、高等学校教諭一種免許状(保健体育)

kimmy

ミニマルライフに憧れている転勤族ママです。常日頃から時間を見つけては断捨離に勤しんでいます!最近はサスティナビリティというワードが気になっています。

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