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暮らしの豆知識
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不要になったメガネはどうする?メガネの未来を考える

SDGs
2022.7.27

度が変わった、デザインが好みでなくなったなどの理由で使わなくなったメガネをおうちで眠らせてはいませんか?実はそのメガネ、さまざまな再利用方法があるんですよ。ただ破棄するだけではもったいない、メガネのセカンドライフをご紹介します。
また、不要になったメガネの行く先だけでなく、新しいメガネ選びについても考えてみます。メガネを購入する際は度数やデザインだけで選んでいたこれまでのスタイルが、変わるかもしれません。

不要になったメガネはどうする?

メガネが不要になった場合、破棄以外にもさまざまな手放し方があります。リサイクルショップなどで売る、寄付する、新しいメガネ購入時の下取りなど、その方法はさまざまです。壊れて使えない場合を除いて、このような再利用の方法を考えてみると、不要となったメガネはまだまだ使い道がありそうですね。

メガネ専門店の「JINS(ジンズ)」や「Zoff(ゾフ)」では、不要になったメガネの回収プロジェクトが実施されたことも。また、期間限定で不用品メガネ下取り割引キャンペーンが催されていたこともありますよ。
回収されたメガネは工場でリサイクルされ、エネルギーや新しい資源として使われたり、発展途上国に寄贈されたりしています。

福井県・鯖江のメガネ「GLASS GALLERY 291」の取り組み

メガネの世界的産地として知られる福島県鯖江市(さばえし)の「GLASS GALLERY(グラスギャラリー)291」の取り組みをご紹介しましょう。

GLASS GALLERY 291では、不要となったメガネを回収し、供養および発展途上国などへの寄付を仲介。回収されたメガネはライオンズクラブに引き継がれ、使えるものと使えないものに分けて処理されます。まだまだ使用できるメガネは開発途上国や後発発展途上国などに寄贈され、世界の視力支援に役立てられています。残念ながら壊れたり錆びたりして使えないメガネは、貴金属などの素材を再利用。埋め立てゴミの削減に繋げられているんですよ。

自分ではもう使わないメガネも、このような取り組みに参加すればメガネのセカンドライフが開けてきます。こだわって選んだメガネは手放すのが寂しいかもしれませんが、誰かの役に立つと思うと、喜ばしいですね。

サステナブルなメガネを利用するのもアリ

メガネ専門店のZoffではSDGsへの取り組みを考える「See Blue Project」を立ち上げ、このプロジェクトから新しいメガネが誕生しました。
Zoffは福井県鯖江市の企業や環境団体と協力し、若狭湾で回収したプラスチックを使用したサステナブルな商品を開発。再生プラスチックから生まれた「See Blue #14」という商品を発表しました。メガネフレームのうち、プラスチック部分に再生プラスチックが100%使われているそうです。
使われているのは破棄されたペットボトルです。綺麗に洗浄した後に粉砕して溶かし、再生材に加工します。その後、フレームに成型されて新しくメガネに生まれ変わるんですよ。

再生プラスチックという材料だけでなく、もちろんデザインにもこだわり、クラシカルでシンプルな使いやすいラインナップとなっています。商品によっては木目やリーフ柄などの自然のモチーフが施されているそうで、18種類と数あるデザインから選ぶのも楽しめそうです。環境にも配慮しつつ、飽きのこないデザインで長く使えるメガネを選ぶのは、これからの時代に合ったメガネの在り方かもしれませんね。

まとめ

使わなくなったけれど、メガネってどのように分別して破棄すればいいの?と、不要なメガネを手元に残したままの方も多いのではないでしょうか。
まだ使えそうであれば、寄付や回収などに出し、ぜひ次の持ち主の元へ送り出してあげてください。また、これから新しくメガネを購入する際は、今回ご紹介したような環境に配慮したメガネを選ぶのも、ひとつの方法。購入頻度がそこまで多くないものだからこそ、選ぶ際は慎重に、そして手放す際にも環境に配慮できると素敵ですね。

記事を作成・監修したマイスター

maho

高等学校国語科教諭、学校図書館司書教諭、国内旅行業務取扱管理者

maho

お買い物大好き、娘が生まれてからは可愛い子ども服に目が無いママライター。 もともと持ち物が多いのですが、結婚して転勤族となり、いよいよ身軽な生活を送りたいと思っています。丁寧でシンプルな暮らしを送るのが目標。 身近で取り入れやすいエコ情報お届けします。 他にも、色彩検定、旅程管理主任者、損害保険募集人の資格あり

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