子どもの成長や好みとともに読まなくなってしまった絵本。しかし、思い出が詰まった絵本を手放したくてもどうすれば良いかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、読まなくなった絵本を断捨離するタイミングや方法について紹介します。絵本の断捨離方法はブログやSNSでも多く投稿されていて、気になっている人も多いはず。絵本を上手に断捨離できるアイデアや処分する方法も紹介するので、参考にしてみてください。
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絵本には子どもに読み聞かせした本や子どもが好きでよく読んでいた本などそれぞれ思い出が詰まっているものです。ボロボロになった絵本でも当時の大切な思い出がよみがえり、なかなか捨てられないという方も多いのではないでしょうか。そもそも「思い出の詰まった絵本は捨てるなんてもったいない」と思う方もいるでしょう。もちろんお気に入りの絵本や手放せない絵本は無理に捨てる必要はありません。絵本を無理に処分してしまうと、後悔してしまう可能性もあります。
しかしほぼ読み返すことのない絵本や存在すら忘れている絵本などがある場合は、思い切って断捨離をするのも一つの方法です。
ここでは、絵本を断捨離した方が良いタイミングについて紹介します。
本棚に入りきらないほどの絵本がある、本がぎっしり詰まっていて子どもが取りにくそうなど、もはや本棚の機能が失われているほどの絵本を所有しているなら少し数を減らすと良いでしょう。本棚にスッキリと収まっていると見た目もキレイですし、子どもでも取りやすくなります。
モノの数が多いとそれだけ散らかりやすくなります。絵本も同じで、数が多ければ多いほど片付けをするのも一苦労です。子どもに「整理しなさい」といってもなかなか難しいもの。本の整理に時間がかかって労力を取られるようなら、絵本の冊数を減らしてみるのも良いかもしれません。
絵本を捨てる絶好のタイミングは、入学や卒業など子どもの成長とともに環境が変わる時です。環境が変わるとそれまで読んでいた絵本への興味が薄れたり、好みが変わったりします。断捨離する絵本の目安は、実際の年齢よりも2~3歳ほど下の年齢を対象とした絵本です。
具体的には、幼稚園を卒園した時には1~4歳頃を対象とした絵本、小学校卒業時には5~10歳頃を対象とした絵本、中学校卒業時には12歳頃を対象とした絵本を処分すると良いでしょう。
思い出の詰まった絵本はなかなか処分しにくいもの。ここでは断捨離をスムーズに進めるためのコツについて見ていきましょう。
断捨離するか迷った時は、捨てる絵本の基準を明確にすると処分しやすくなります。以下の基準を参考に所有している絵本と向き合い処分してみてください。
何度も読んでボロボロになった絵本でも思い入れが強いものやお気に入りのものは、思い出の品として保管しておくのも良いでしょう。それ以外の絵本で汚れやキズが目立ち、読むことが困難なものなどは処分の対象です。
絵本にはだいたいその本を読む対象の年齢が記されています。あくまで目安ですが、子どもの成長とともに対象年齢を過ぎてしまった絵本は、読む回数もだんだんと少なくなってきてしまうものです。また幼稚園や保育園でもらう絵本なども、対象年齢が実年齢よりも2~3歳ほど下で一度も読み返していないようであれば、処分して良いでしょう。
親が子どもに読ませたいと買った絵本でも子どもが気に入っていないと、そのまま放置されているなんてことも。ほかにも、買ったものの一度しか読んでいない絵本や人からプレゼントされたけど好みではなかった絵本など、子ども本人が気に入っていない本は今後も読まれることはないでしょう。
忘れてはいけないのが、「絵本は子どものもの」だということ。大人の基準で断捨離してしまうと、子どもの大切にしていた本まで捨ててしまいかねません。絵本の断捨離を行う時は、必ず子どもと一緒に作業しましょう。また残しておく本と処分する本の選別を子どもの判断で進めると、スムーズにいきますよ。親よりも子どもの方が案外あっさり手放せるケースもあります。
たくさんの本があっても、結局いつも読むのはお気に入りの本だけなんてことも少なくありません。読んでいない絵本はスペースを無駄にしてしまうだけでなく、長期保管しているとカビや虫が発生してしまうことも。たくさん本があって選びきれない時は、まずは子どもが残したい絵本を先に決めて、それ以外の絵本は処分するとスムーズに進みます。
処分する本のリストを作成しておくと良いでしょう。手放したあと「やっぱりもう一度読みたい」と思った時に、リストを作成しておくとすぐにタイトルがわかりもう一度購入する際にも役立ちます。リストを作るのは手間がかかりますが、1冊ずつ絵本を手に取ることで、思い出と向き合いながら断捨離ができるのでおすすめです。
処分するかどうかをためらっているなら、絵本の表紙や好きな場面を写真に撮ってデータとして残す方法がおすすめです。写真を見て内容やタイトルを思い出すこともできます。また手元に残らなかった絵本も写真として残すことで、スペースを取らずに思い出として残せます。
もし子どもが「どれも捨てたくない」と言った場合は、本当に残しておきたいものだけを選んでもらい、それ以外の本は期限を決めて保管しておく方法を試してみてください。期限が来たら「読まなかった本はどうする?」ともう一度聞いてから処分すると、案外すんなり手放せるケースもありますよ。
とはいえ、処分したことを後悔しないために「どれも思い出があって手放せない」時は、処分しないという選択肢もあります。今はもう成長して読まなくなった絵本でも、将来の孫のために大切にとっておくのも良いでしょう。
断捨離で不要になった絵本を処分するには、様々な方法があります。絵本を処分や寄付する際に気を付けたいのが、「名前を消すこと」です。名前や学校名が書かれたものをそのまま処分するのは、個人情報の悪用に繋がる恐れも。絵本に個人情報を記載している場合は、必ず消去してから処分や寄付を行いましょう。
知り合いや友人の子どもに絵本を譲るのも一つの方法です。絵本は流行に左右されにくく、世代を超えて読まれる作品もたくさんあります。表紙がしっかりしたものや仕掛けがある絵本などは、購入するとそれなりのお金がかかります。プレゼントされると嬉しい家庭も多いでしょう。
フリマアプリを利用して絵本を処分する方法も。出品から発送までの手間はかかりますが、絵本を必要とする人に売ることができ、お小遣い稼ぎにもなります。大手のフリマアプリは利用している人も多いので、その分需要が高いのもポイントです。
図書館や保育園などの施設では絵本の寄付を受け付けているところがあります。不要になった絵本でもまた活用してもらえるのは嬉しいですね。
主な寄付先として、保育園や幼稚園、児童館や図書館、小児科がある病院や読み聞かせを行っているボランティア団体などがあります。ただ、施設によっては寄付を受け付けていないところもあるので、事前にホームページなどで確認してみましょう。
人に譲ったり、売ったりできない状態の絵本は、資源ゴミとして処分しましょう。資源ゴミはリサイクル可能なので、エコにも繋がります。ただし、自治体によって資源ごみの分別方法が異なるので、確認してから処分しましょう。
買取専門店を利用するのも一つの方法です。思い立ったときに持ち込めて、査定してくれるので手間もかかりません。ベストセラーなどの有名な絵本や比較的新しい絵本などは高く売れる可能性も。またシリーズで販売されている絵本もセットで買い取ってもらうと高値がつきやすいです。少しでも高く買い取ってもらうためには、汚れを落とし、キレイな状態で持ち込むと良いでしょう。
エコリングでは教材などの本の買取も可能です。自宅にいながら買取をしてもらえる便利な出張買取や宅配買取も利用できます。
絵本を断捨離しよう!思い出も整理整頓で目指せスッキリ本棚!
断捨離でスッキリしたあとの状態を維持するためには、絵本を増やし過ぎないことも大切です。ここでは絵本を無駄に増やさないコツを紹介します。
無料で好きな絵本を借りられる図書館を使わない手はありません。図書館なら新しい絵本から定番の絵本まで数多くの種類から選べるだけでなく、様々なジャンルの本に触れられます。何度借りても飽きない本があれば、それから購入を考えてみてはどうでしょうか。
「話題になっているから」「売れているから」という理由だけで、絵本を買っても子どもが気に入るかどうかはわかりません。購入する際は慎重に検討しましょう。
本を買う時は、本棚に入る量だけを意識して購入するようにしましょう。本棚の適正量の目安は、容量の半分から3分の2程度に収まるのが良いとされています。本棚の適正量を知ることで、今後の買い過ぎを防ぐ効果もあります。
大切な思い出が詰まった絵本を手放すのは、なかなか勇気がいるものです。今回紹介した断捨離の方法を実践して、大切な絵本だけが並んだ本棚でスッキリと過ごしてみませんか?子どもと一緒に思い出を振り返りながらできる絵本の断捨離をぜひ実践してみてくださいね。
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