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断捨離の本当の意味や効果とは?基本の手順と上手くいくコツを伝授

断捨離
2023.4.16

断捨離とは、物を捨てることだと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし実は、断捨離はヨガの教えから着想を得て生まれた言葉で、単に物を捨てるという意味ではありません。そこで今回は、断捨離の本当の意味や読み方、その効果をご紹介します。あわせて、断捨離の基本の手順やポイント、アイテム別の断捨離のコツもまとめました。断捨離の本当の意味を知りたい人や断捨離に興味がある人、快適な生活を手に入れたい人などは、ぜひチェックしてみてください。

INDEX

断捨離の意味は?ただ物を捨てることとは違う?

テレビ番組やネットニュースなどでもよく見聞きする断捨離という言葉。どんな意味なのか、そもそもどう読むのか気になるという人も多いのではないでしょうか。

断捨離とは?物を捨てるだけじゃない本当の意味

断捨離の読み方は、すべて音読みで「だんしゃり」と読みます。意味は、物への執着を捨て不要な物を減らし、物にとらわれずに生きようとする考え方のことです。単に物を処分する行為を指す言葉ではありません。

この断捨離という言葉は、ヨガの断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)という3つの理念から着想を得て生まれました。ヨガの世界でいう断・捨・離には、それぞれ次のような意味があります。

断…入ってくる不要な物を断つこと
捨…家にある不要な物を捨てること
離…物への執着から離れること

断捨離は、この漢字3文字を組み合わせた造語です。つまり、身のまわりにあふれる物を見つめ直し、自分にとっていらない物・適していない物・不快な物を断ち、身軽で快適な生活を得ることこそ、断捨離の本当の意味なのです。ちなみに、断捨離はヨガの教えから生まれた言葉ですが、仏教においても断・捨・離は「断=煩悩を断ずる」、「捨=物を喜捨(布施)する」、「離=執着を離れる」などといわれ、重要な言葉とされています。

断捨離とミニマリストの違い

不要な物を断つと聞いて、ミニマリストをイメージする人も多いのではないでしょうか。ミニマリストは、「最小の」の意味の「minimal」と「主義者、〇〇な人」の意味の接尾辞「ist」を組み合わせた造語です。自分の生活に余分な物をそぎ落し、必要最小限の物で暮らす人のことを指します。

断捨離とミニマリストは物を手放すという点で共通していますが、断捨離は物への執着を捨て、物にとらわれずに生きようとする考え方のこと。対して、ミニマリストは物を必要最低限の物で暮らすことに価値を見出している人を意味します。ちなみに、断捨離に目覚めた人のことは、ダンシャリアンといいます。

断捨離の効果やメリット

次に、断捨離を実践することで得られる効果やメリットをご紹介します。単に部屋が片付くだけではないのが断捨離のすごいところ。詳しく見ていきましょう。

家の中が片付いて気持ちがスッキリする

断捨離で不要な物を処分すると、部屋が片付き、すがすがしく解放的な気持ちになれます。部屋に物があふれていると、圧迫感によるストレスを感じてしまいがち。また、「片付けなければいけない」という強迫観念によって、さらにストレスを誘発させてしまいます。断捨離を行うことで、それらのストレスから解き放たれ気持ちもリフレッシュされるでしょう。

探し物が減り時間を有意義に使える

物を減らし部屋が片付くことで、目当ての物を簡単に手に取れるようになるのがメリットです。普段、探し物が多い人や探し物がなかなか見つからない人は、断捨離を行うことで探し物に費やしていた無駄な時間が削減され、時間を有意義に使えるようになります。

掃除や片付けなどの家事がラクになる

断捨離によって物が少なくなれば、掃除や料理などの普段の家事が格段にラクになります。例えば、物にあふれた部屋を掃除しようとすると、物を移動させながら掃除を進めなければならないため、とにかく手間がかかりますよね。家事にかける労力が減ると、自分のために時間を使えるようになり、生活の質向上にもつながります。

節約効果がある

断捨離を通して不要な物が明確になると、その後の無駄な買い物を抑えられ節約効果が期待できます。食料や日用品などの収納スペースも、断捨離によって在庫がひと目で確認できるようになると、補充分も的確になり、無駄な買い物をせずに済むようになります。また、断捨離による節約効果は一時的なものではなく、無駄な買い物がなくなることで将来にわたって経済的な余裕をもたらすことも大きなメリットです。

運気が上がる

風水では、整理整頓された部屋は風通しがよく、運気やお金などの幸運が舞い込みやすくなるといわれています。逆に、物にあふれた部屋は、不要な物や使わない物が厄となって運を停滞させてしまうそうです。つまり、断捨離で不要な物を処分することで、部屋が片付くだけでなく、運気アップまで期待できるのです。

世間には、「断捨離で運気アップなんてばかばかしい、やっても意味ない」という否定的な意見もあるようです。しかし、断捨離には現実的なメリットもたくさんあるので、興味がある人はぜひ一度試してみて!知らず知らずのうちに、幸運まで舞い込むかもしれませんよ。

断捨離の基本の手順

一般的な断捨離の手順をご紹介します。一例として参考にしてくださいね。

手順1.いる・いらない・保留の3つに分類

片付ける場所の物をすべて出し、いる・いらない・保留の3つに分類します。
分類したものを入れられるよう、大きめの段ボールやケースを3つ用意するのがおすすめです。いる・いらないをすぐに判断できない物は、保留のボックスに入れましょう。保留にしたボックスの取り扱いは手順5で解説します。

手順2.残す物の量や数を決める

ライフスタイルに合わせて必要な物をどのくらい残すかを決めます。
例えば、食器類であれば、家族の人数や来客の多い・少ないでも残す量が変わってきます。衣類なら、洗濯の頻度によって残す量も変わってくるかもしれません。自分のライフスタイルを見つめ直し、適度な量や数を見極めましょう。

手順3.いる物の定位置を決めて収納する

いる物は、使いやすい場所を定位置に決めて収納していきます。
どこに何を収納したかが分かるよう種類ごとにまとめ、使用頻度の高い物から取りやすい位置に収納しましょう。

手順4.いらない物は捨てる・売る・譲る

「いらない」に分類した物で、汚れた衣類や個人情報が含まれる書類など、他人にとって価値がないと思われる物は破棄しましょう。一方、まだ着られる洋服や家具・家電、日用品などは、買取専門店に売る、または人に譲るなどして手放します。

手順5.保留は一定期間置いて判断する

保留のボックスは、時間を置いて判断するようにしましょう。
見直し期間の目安は、約1ヶ月。自分で決めた期日までに、いる・いらないを再度判断します。思い出が詰まっている物は、無理にいる・いらないで分類せず、専用の思い出ボックスを用意し、保管しておくのもおすすめです。

断捨離のポイント

断捨離の基本の手順が分かったところで、次に断捨離をスムーズに行うためポイントをご紹介します。

一度にすべてをやり切ろうとしない

一度の断捨離で家中すべてを片付けようとすると、気力が持たず途中で断念してしまうこともあるでしょう。最後までやり抜くためには、パートごとに日を分けて実践するのがポイントです。片付けが苦手な人や判断に迷いがちな人は、デスクの上だけ、食器棚の1段目だけなど、細かくパートを分けてもOKです。

迷ったときは慌てず日を改める

断捨離で捨ててしまったあとに、「残しておけばよかった…」と後悔する人もいるようです。捨てるべきものが明確な場合はよいですが、いる・いらないをなかなか判断できない場合は、慌てて捨てずに保留ボックスを有効活用しましょう。ただし、前述のとおり保留ボックスは放置せず、見直し期日を決めて再度しっかりと判断する機会を設けることが大切です。

部屋の広さに見合った量を考える

部屋の広さを考慮して残す物の量を考えることもポイントです。いくら「いる」と判断したものであっても、収納スペース以上の量があるのであれば再度検討した方がよいかもしれません。部屋の広さに見合った量に抑えることで、空間的な余裕が生まれます。

要注意!やってはいけない断捨離

断捨離のNG行為をまとめました。初めて断捨離をする人は、事前にチェックすることをおすすめします。

単に物を減らすことだけが目的の断捨離

物を減らすことだけを目指した断捨離は、必要な物を誤って捨ててしまう恐れがあるだけでなく、捨てることに執着しすぎる「断捨離依存症状態」に陥ることもあります。必要最低限の物を残し、快適に暮らすという断捨離の考え方を常に念頭に置き、進めてみてみましょう。

自己判断による家族の所有物の断捨離

自分は「いらない」と判断し破棄した物が、同居する家族にとっては大切な物だったということもあります。そのため、自分以外の所有物を勝手に処分することは避けてください。例え、死亡した家族の所有物であっても、その他の家族の承諾なしに勝手に処分するのはおすすめできません。自分以外が所有する物や家族共有の物を整理したい場合は、家族と一緒にいる・いらないの区分けをするとよいでしょう。

再発行ができない書類の断捨離

個人情報を含む重要書類や再発行が難しい書類などを安易に処分するのは危険です。また、書類は何かに紛れて誤って捨ててしまうこともあるので要注意!契約書や証明書などの書類は慎重に取り扱い、重要書類のみを入れるファイルやケースなどを用意して分類するのがおすすめです。

アイテム別の断捨離のコツ

最後に、断捨離の対象となりやすいアイテムごとに断捨離のコツをご紹介します。

洋服やバッグなどアパレル用品の断捨離のコツ

洋服やバッグ、靴などのアパレル用品は、溜め込みやすいカテゴリのひとつです。まだ使える、いつか使うとついつい思いがちですが、今の自分にとって本当に必要な物かどうかをしっかりと見極め断捨離を進めるのがコツです。いる・いらないの判断基準の目安は以下のとおり。

いる…1年のうちに何度も使っている、身に着けたときに心が躍る いらない…1年以上使用していない、傷・シミなどの汚れがひどく、明らかにトレンドとかけ離れている

いらないと判断したアパレル用品は、買取専門店に売りに出すのもおすすめです。ノーブランド品やシミ有り、ネーム有りの物まで買い取ってくれる場合もあるので、アパレル用品の処分は買取専門店を有効活用しましょう。

食器や家電製品などの家電日用品の断捨離のコツ

本や雑誌も、またいつか読み返すだろう、コレクションしておきたいといった理由から数が増えがちなアイテムのひとつです。特に本好きな人はどんどんと増えていってしまうため、判断基準を明確にし、基準を満たさないものは片っ端から処分していくのがコツです。おすすめの判断基準は以下のとおり。

いる…定期的に読み返している、読む度に新たな発見が得られたり元気をもらえたりする いらない…1年以上読んでいない、完読せず放置している、汚れや虫食いで傷んでいる

本や雑誌もただ資源ごみとして廃棄するのではなく、買取専門店に売ったり、途上国に寄付したりするものひとつのアイデアです。

楽器やフィギュアなどの趣味・コレクター品の断捨離のコツ

楽器やフィギュアなどの趣味・コレクター品は、日常生活の中では捨てるタイミングがなく収納スペースを占領しがち。これらは愛着がある物も多いため、無理に捨てる判断をする必要はありませんが、本格的に断捨離をしたいのであれば、次の判断基準を目安にするのがコツです。

楽器…1つあれば十分!同じ楽器は複数持たない、手放したら人生が終わってしまうと思えるほど愛着のある物のみ残す

フィギュア…1年以上飾っていない物や未開封のまま積み上げられている物は処分する

楽器やフィギュアは、買取専門店でも幅広く買い取ってくれるのがうれしいポイント。いらないと判断した物でも状態のよい物は、高く売れる可能性もあるので、ぜひ買取専門店へ持って行ってみましょう。

断捨離で物にとらわれない快適な暮らしを手に入れよう

断捨離はただ物を捨てるという意味ではなく、今の自分にとって必要か必要でないかをしっかりと見極め、物への執着から離れ、本当に必要な物だけで生活をする考え方のことです。断捨離を実践することで、部屋が片付いて気持ちが晴れるだけでなく、時間やお金の節約になったり、運気が向上したりといった効果も期待できます。断捨離で身軽で快適な生活を手に入れてくださいね。

不用品は売って
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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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