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暮らしの豆知識
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ベジブロスって何?捨てていた野菜が黄金のスープに大変身!

SDGs
2021.7.21

ベジブロスって、知っていますか?普段生ごみとして捨てている野菜の皮やヘタからは、実は美味しい出汁が出るのです。捨てていた野菜くずが、黄金のスープに大変身するベジブロス。野菜を最後まで使い切るので、ゴミの減量になると同時になんとSDGsにもつながります!この記事では、基本のスープの作り方から、ベジブロスとSDGsの関係まで分かりやすく解説しました。習慣化するためのルール作りもご紹介するので、この機会にぜひエコな暮らしを始めてみてくださいね。

ベジブロスって何?基本のスープの作り方

では早速、ベジブロスについてご紹介しましょう。 ・ベジブロスとは
ベジブロスとは野菜から取った出汁のことです。調理のときに出る野菜の皮やヘタ、種などを材料にしてスープを作ります。野菜にはフィトケミカルと呼ばれる健康によい成分があり、その多くは皮や種などに含まれているのです。その成分が溶け出したベジブロスは、エコなだけでなく体にもとてもよいと言われています。捨ててしまうなんて、もったいないですね!

・基本のスープの作り方
作りやすい分量で基本の作り方をご紹介します。

<材料>
野菜くず:両手1杯分
水:1300ml
酒:小さじ1

<作り方>
1.全ての材料を鍋に入れて火にかける
2.沸騰したら火を弱めて20~30分ほど煮込む
3.火を止めて野菜を濾す

・保存の方法
すぐに使わない場合は、粗熱をとって冷蔵庫で保存します。3日ほどで使い切るようにしましょう。製氷皿などで冷凍すると、長期保存も可能です。

ベジブロスとSDGsの関わり

実はベジブロスは、SDGs(エス・ディー・ジーズ)にも深く関わっています。「SDGs」や「サスティナブル」といった、聞いたことはあるけど難しそう・・・と感じることも、実は普段の暮らしの中で取り組むことができるのです。

・SDGsって?
SDGsとはSustainable Development Goalsの略で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されています。持続可能でよりよい世界を2030年までの15年間で目指す目標のことで、2015年9月に開催された国連サミットにおいて全会一致で採択されました。

・ベジブロスとSDGs
解説を読むだけでは難しそうに感じるかもしれませんが、日々の暮らしの中で小さなことからSDGsに取り組むことができます。そのひとつが、この記事でご紹介しているベジブロス。SDGs17の目標のうち、次の3つに関わっていると考えられます。

3.すべての人に健康と福祉を(ベジブロスにはフィトケミカルがたっぷり)
12.つくる責任つかう責任(野菜くずをゴミにせず有効活用)
13.気候変動に具体的な対策を(ゴミの減量でCO2排出を削減)


・サスティナブルを意識する
SDGsと合わせて、サスティナブルという言葉もよく耳にしますよね。サスティナブル(sustainable)は日本語で「持続可能な」という意味。ちなみに、SDGsのSはsustainableです。
SDGsの17の目標の中には、持続可能なという言葉が12回も出てきます。それだけ、一時的なものでなく、ずっと続けることが大切ということなのですね!

習慣化するためのマイルール作り

暮らしの中で取り組めるSDGsとベジブロス。これまで野菜くずを捨てていた人にとっては、ついつい「あ、忘れていた!」ということもありますよね。サスティナブルな取り組みとして続けるには、ちょっとしたルール作りが必要です。

ルールと言っても、とても簡単!

1.ストック場所(容器)を決める
2.冷蔵庫に定位置を作る
3.ベジブロスを作る時間を決める


この3つを決めるだけ。

1.ストック場所(容器)を決める
野菜くずをストックする容器を用意しましょう。調理の時に容器をキッチンに出しておくと、うっかり生ごみとして捨ててしまうことがなくなります。
そして、毎日ベジブロス1回分の野菜くずが出るとは限らないので、翌日までストックしておくのにも便利です。

容器は、ちょうど1回分のベジブロスが作れる量にしておくのがおすすめ。満タンになったらベジブロス作りをするサインです。

2.冷蔵庫に定位置を作る
冷蔵庫に野菜くずを入れた容器の定位置を作りましょう。うっかり忘れるのを防ぐには、冷蔵庫の中でも、見えやすく取り出しやすい位置がおすすめです。

目立つ位置に置いておくと、調理の際に忘れず取り出せますよ。

3.ベジブロスを作る時間を決める
習慣になっていないことは、つい後回しにしがちですよね。ベジブロスを「いつ作るのか」を決めるのも、習慣化のポイントです。調理が終わった後、食事をしている間に作るのもおすすめです。食事が終わった時にちょうど作り終わって、洗い物も一緒にできますよ。

身近なSDGsベジブロス

今まで捨てていた野菜くずが、美味しいスープに変身するベジブロス。さらにベジブロスは全世界で取り組んでいるSDGsやサスティナブルな社会の実現に大きく関わっているので、いいことずくめですよね!習慣化のルールを決めたら案外簡単に続けられるので、ぜひエコな暮らしを始めてみてくださいね。

記事を作成・監修したマイスター

井手本亜希

マスターライフオーガナイザー®、整理収納アドバイザー1級、キッズ作文トレーナー

井手本亜希

元・汚部屋住人で片づけのプロ。 幾度となくリバウンドを繰り返したのち、思考と空間の整理のプロ「ライフオーガナイザー」になりました。 思い出大好きタイプで今でも家にモノは多いですが、とても快適な空間で暮らしています。 片づけられなかった経験や狭いアパート暮らしの工夫などを元に、暮らしに役立つエコ情報をお伝えしたいと思います。

社員インタビュー エコリングの取り組み Vol.03:人事部 松岡紫さん

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