メルカリで売ってはいけないものとは？知らないとアカウント停止のリスクも

人気のフリマアプリ「メルカリ」。買う側だけでなく、売る側としても活用している人は多いのではないでしょうか？
メルカリにはさまざまな商品が出品されていますが、実は出品してはいけない商品もあるのです。知らずに出品すると、ペナルティを受け、アカウント停止になってしまう場合も！
そこで今回は、うっかり出品してしまいそうな「メルカリ出品禁止物」をまとめました。これからメルカリで出品デビューをしようとしている方はもちろん、すでに出品経験のある方も要チェックですよ。

メルカリの「禁止されている出品物」にはどんなものがある？

メルカリの公式サイトでは「禁止されている出品物」の一覧が掲載されています。
一例がこちらです。

＜禁止されている出品物＞
・偽ブランド品、正規品と確証のないもの
・盗品など不正な経路で入手した商品
・現金、金券類、カード類
・チケット類
・犯罪や違法行為に使用される可能性があるもの
・殺傷能力があり武器として使用されるもの
・危険物や安全性に問題があるもの
・児童ポルノやそれに類するとみなされるもの
・18禁、アダルト関連
・規制薬物・危険ドラッグ類など

このような明らかに違法行為に関わりそうな物品が出品NGというのは、想定の範囲内ですよね。しかし、一般ユーザーが注意したいのは「大丈夫そうに見えて実は出品NG」なアイテムです。

学生服、ハンドソープ、妊娠検査薬…実はNGなアイテムは多い！

知らないとうっかり出品してしまいそうなNGアイテムの一例がこちらです。

◇使用済みの学生服や体操着、スクール水着
メルカリでは、使用済みの学生服の売買が禁止されています。「青少年保護・育成および衛生上の観点」から中古の体操着、スクール水着も出品NGです。

最近は新型コロナウイルスの影響もあり、「あまり着ないままサイズアウトしてしまった」「水泳の授業がほとんど行われなかった」などの事情から、売却を考える方もいるかもしれません。しかし、メルカリでは売ってはいけないことを覚えておきましょう。

◇ハンドソープやマスク、除菌スプレーなどの衛生用品
新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、メルカリでは一部の衛生用品が出品禁止とされています。一時はマスクやアルコール消毒液がどの店舗でも品切れ続出だったため、高額転売や粗悪品の販売を防ぐための取り組みと思われます。ですが、供給が以前と同じ状態に戻りつつある現在も、出品は禁止されたままです。

うっかりたくさん買いすぎてしまったからといって、メルカリで販売しないように気を付けましょう。
ちなみに、手作りマスクは出品OKです！

◇妊娠検査薬やコンタクトレンズなどの医薬品・医療機器
妊娠検査薬やコンタクトレンズは医薬品や医療機器に該当するため、メルカリなどのフリマサイトを含め、無許可の販売が禁止されています。
医薬品には、湿布薬や漢方薬なども含まれます。ドラッグストアで個人が普通に買えるものであっても、メルカリへの出品は許可されていないので要注意です。
医療機器には、コンタクトレンズのほか、家庭用マッサージ器やピアッサー、補聴器も含まれます。

また、乳幼児の子育てで重宝する鼻水吸引機も医療機器です。小さい頃は上手に鼻をかむことができず必要になるシーンも多いもの。子どもが成長して自分で鼻をかめるようになると不要になりますが、メルカリでは売ることができませんので覚えておきましょう。

出品禁止物を出品したらペナルティを受ける場合も

もし出品した商品が出品禁止物だった場合、メルカリ運営側から取引のキャンセルや出品を削除されることがあります。
メルカリ公式サイトには以下のような文言が。

“事務局が禁止出品物に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。”

引用：メルカリ
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/921/

出品NGのアイテムについて知識が不十分だと「出品したつもりだったけれど、商品ページが見れない…システムエラーでも起きたのかな？」と、NGアイテムであることに気づかず再出品してしまうかもしれませんね。
出品を繰り返していると、たとえ意図していなくても、悪質ユーザーとしてペナルティを課される場合がありますので気を付けましょう。

ルールを理解してメルカリを活用しよう！

ペナルティがあると聞くと、出品するのが怖くなってしまう人もいるかもしれません。しかし、ルールがあるのは、メルカリユーザーの安全を守るためでもあります。ルールを正しく理解して、気持ちのよい取引を行いたいですね。