「片づけが防災になる」ということを知っていますか?片づけができていないと、大切な命を守れなくなるかもしれません。近年、大きな自然災害が頻発し、防災を意識して生活している人も増えています。防災意識の高い人だけでなく、普段あまり防災を意識していない……という人でも、すぐに実践できる災害対策が「片づけ」です。この記事では、片づけが防災になるとはどういうことなのか、詳しく解説していきます。また、防災につながる収納方法や防災グッズ置き場についても考えていきましょう。
片づけと防災、どのようなつながりがあるのでしょうか?
1.災害時必要なモノを探しやすい
片づけの基本は、モノの定位置を決めること。これを実践しておくと、災害が起こったときに、必要なモノを探しやすくなります。災害が起きてパニックになりやすい状況においても、少しは落ち着いて行動できるかもしれませんね。
2.避難経路を確保できる
モノが出しっぱなしで片づいていないと、避難経路をふさいでしまうことも起こりえます。非常事態は時間が勝負です。散乱したモノが避難経路をふさいだことで逃げ遅れ、命に関わることもあるかもしれません。
通常の精神状態でいられない災害時のことを考えると、できるだけ落ち着いて行動できる工夫はしておくべきではないでしょうか。
1.廊下や玄関にモノを置かない
「とりあえずここに置いておこう」と考えがちな玄関や廊下は、非常時の大切な避難経路。この場所には普段からモノを置かないようにすることが大切です。
2.重いモノや割れモノを頭より上に置かない
大きな地震のときには、棚などからモノが落ちてくることが考えられます。そのため、重いモノや割れモノを頭より上に置かないようにしましょう。
特に、収納が限られているキッチンでは、頭より上の高さに食器や鍋類を置いている人は多いよう。軽い食品ストックを上部に、重たい鍋や調味料、割れやすい食器類はできるだけ下部へ収納するとよいでしょう。
また、スタイリッシュな印象の壁面収納や背の高い収納棚を使っている場合も、高い位置に重い本や割れモノなどを置かないようにするなど、防災を念頭に置いた配置を考えてみてくださいね。
3.クローゼットなどに詰め込みすぎない
クローゼットや収納スペースにモノを詰め込んでいると、地震の揺れで中のモノが崩れて扉が開かなくなることがあります。その中に必要なものがある場合、取り出せなくなってしまう可能性も……。普段から詰め込みすぎないよう、整理しておくとよいでしょう。
昨今の災害の多さで、防災グッズや非常持ち出し袋を用意している人も多いようです。
災害時必要となるこれらのグッズをどこに置いていますか?普段使わないからといって、取り出しにくい場所にしまいこんでいてはいけません。
防災グッズは、災害時の避難経路となる場所で、家族のだれもが取り出しやすい位置に置いておくとよいでしょう。子どもだけで留守番をする可能性がある家庭では、子どもがひとりでも取り出しやすいよう、置き場所は子どもの意見も踏まえて考えることをおすすめします。
防災グッズをひとまとめにしている家庭も多いかもしれませんが、分散させて備えることも有効です。例えば、家が傾くなどして防災グッズを収納している場所の扉が開かなくなる場合も考えられます。そんな場合でも、別の場所に防災グッズが用意してあると慌てなくてすむでしょう。戸建て住宅の場合は各階に準備したり、複数の避難経路が考えられる場合はその近くに置いたりするのもおすすめ。寝ている間に災害が起こることを想定して、ベッドの下に防災グッズを置いているという人もいるようです。
防災グッズの収納場所に正解はありません。それぞれの家の作りや使い勝手に合わせて収納場所を考えてくださいね。
災害はいつどんなときに起こるかわかりません。それゆえ、いろいろなケースを想定して備えておくことが大切です。普段の生活を快適にするという意味だけでなく、防災の観点からも片づけや収納について考えてみてくださいね。
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記事を作成・監修したマイスター
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