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『翡翠』の種類

2019.2.27

【翡翠】(ひすい)は、半透明で深緑色の宝石の一つです。
そのような【翡翠】ですが、鉱物学的では化学組成の違いから
・『硬玉』(こうぎょく) 〔ヒスイ輝石が50%以上含まれたヒスイ輝石岩〕
・『軟玉』(なんぎょく) 〔ネフライト : 透閃石-緑閃石系角閃石〕
の二通りに分類ができ、両方とも別の鉱物でありますが、見た目で区別を付けずらいために、どちらも【翡翠】と呼んでいます。

そのような【翡翠】ですが、現在に於いて宝石としてみなされるのは、『硬玉』だけであります。
そのため、中国以外の国では、『軟玉』は宝石とはされず、『半貴石』(はんきせき)と分類がされています。
この『半貴石』とは、
・モース硬度と呼ばれる鉱物の硬さの尺度に於いて、硬度7以下の物。
・鉱物や有機物のうちでも、美しさが際立っている物。
などの条件が含まれた宝石などをそう呼びます。

そのため、中国国内に於いて安売りをされている【翡翠】は、ほとんどの物が『軟玉』であります。
しかし、中国では白く透明感のある最上質のものは、『羊脂玉』(ようしぎょく)と呼び、『硬玉』よりも高い価値を持つとされています。

また【翡翠】は細かな結晶が集合した鉱物のため、どの方向からでも衝撃に弱い箇所が存在しませんが、ひび割れや石目などにより、
その箇所から割れることもあるので、取り扱いには注意が必要となります。

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