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買取豆知識
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『翡翠』の歴史や地域情報

2019.2.27

【翡翠】の歴史は、人間とのゆかりが深い物といえます。
たとえば、先史時代には石器武器の材料として用いられ、実際にヨーロッパに於いて【翡翠】にて作られた石斧が発見されています。

また中国では、他の宝石よりも【翡翠】は高い価値があるとされており、器や腕輪などの装飾品、細かな彫刻が施された置物等に加工され、利用されています。
そして、ニュージーランドやメソアメリカに於いてでは、まじないの道具として使用され、メソアメリカでは腹痛を和らげる石として使われました。

【翡翠】の日本に於いての歴史では、『硬玉』の主な産地として知られている、 新潟県糸魚川市にて縄文時代中期(約5000年前)に、世界最古の【翡翠】の加工が始まった記録があるそうです。また山梨県では、世界最古の翡翠大珠が発見されているそうです。
そして弥生・古墳時代には、装身具や勾玉、呪術や祭祀として使用されましたが、奈良時代以降には【翡翠】には見向きしないようになり、それにより国内の産地も不明となり、そのため、出土される【翡翠】の勾玉などは、国外より運び込まれたと思われていました。

しかし1938年(昭和13年)に糸魚川にて見つかった鉱物を東北大学(当時の東北帝国大学)にて鑑定が行われ、【翡翠】の国内産地が存在することが、再び発見されました。

『翡翠』の種類

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