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ダイヤモンドのカラー?クラリティ?知識を深めて理想のジュエリーを見つけよう

2023.11.2

ネックレスや指輪など、高級ジュエリーにも使用されるダイヤモンド。その美しい輝きと透明感から、あこがれる方も多い宝石のひとつです。そんなダイヤモンドは、自然が作り出す石のため、ものによって微妙に色が異なります。ダイヤモンドのカラーは、ジュエリーにした際の雰囲気はもちろん、価格にも大きく影響する要素です。そこで今回は、何色のダイヤモンドに価値があるのかを詳しく解説しましょう。また、ダイヤモンドのクラリティについても一緒にまとめたので、購入の際、もしくは買取に出す際などに活かしてみてください。

一般的なダイヤモンドは無色が理想!

ダイヤモンドは、一般的に無色であればあるほど希少性が高く、高価になるとされています。無色透明なダイヤモンドは、純粋さや無垢さを連想させることから、婚約指輪として人気の宝石です。ダイヤモンドが化合物を含んでいると、黄色味を増し、その価値は下がるのが一般的。黄色味が強ければ強いほど、価値が下がることを覚えておきましょう。

もしも手持ちのダイヤモンドを買取に出したいと考えている場合は、まずはダイヤモンドのカラーをチェックしてみてください。カラーが無色に近く、透明度も高ければ、思わぬ高値がつく場合もあります。
そんなダイヤモンドの価値を的確に見極めて買取ってもらうには、宝石を取り扱っている買取専門店がおすすめです。なかでもエコリングは、ダイヤモンド専門の鑑定士が在籍。手持ちのダイヤモンドの売却を考えている場合は、エコリングに行ってみるのもひとつの方法です。

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ダイヤモンドの詳しいカラーグレード

ここからはダイヤモンドのカラーグレードを詳しく解説しましょう。ちょっとしたカラーの違いでグレードが変わるので、知識として知っておくと、購入の際や買取に出す際などに役立つでしょう。

ダイヤモンドのカラースケールは大きく分けて5段階

カラーレス D
E
F
ニアカラーレス G
H
I
J
フェイント K
L
M
ベリーライト N
O
P
Q
R
ライト S
T
U
V
W
X
Y
Z

ダイヤモンドのカラーランクは、無色透明の「D」から始まり、その後アルファベット順に進み、1番黄色味が強いとされる「Zま」で、全23段階に分けらます。この23段階をある程度まとめてカテゴリー分けしたのが、上記の表のような5段階です。

ダイヤモンドのカラーランクが、中途半端な「D」から始まることに疑問を感じた方もいるでしょう。これまで、ダイヤモンドの透明度を表す記号に明確な決まりがなく、鑑定機関によってさまざまな表記が使われていました。そのため、同じランクであるのにも関わらず、表記が異なるため、いったいどのグレードなのか混乱することもしばしば。そこで、GIA(米国宝石学会)が、これまで使われてきたどの機関の表記とも被らない「D」からカラーランクを定めることにしたとされています。一説によっては、ダイヤモンドの頭文字にちなんで、Dから設定されたという話もあるようです。

カラーによってランクづけされるダイヤモンド。具体的に、それぞれのランクでどのような違いがあるのか、各カラーの特徴を以下でチェックしていきましょう。

カラーレス

ダイヤモンドのカラー23段階中の「D」「E」「F」は、カラーレスダイヤと呼ばれるカテゴリーに分類されるダイヤモンド。天然鉱物であるダイヤモンドは、形成される過程で不純物や結晶構造の歪み、原子の欠落などによって色がついてしまうことが多くあります。
しかし、カラーレスに分類されるダイヤモンドはほぼ炭素だけでできており、不純物や歪みなどもほとんどないため、無色透明というわけです。 カラーレスのダイヤモンドは希少性が高く高値で取引され、その美しさから市場で人気があるグレードです。

ニアカラーレス

ダイヤモンドのカラー23段階中の「G」「H」「I」「J」は、ニアカラーレスのカテゴリーに分類されます。その名の通り、ほとんど無色透明に近いカラーが特徴。しかし、カットされたダイヤモンドの尖ったほうを上にしてチェックする「フェイスダウン」で確認すると、わずかな色味が確認できます。
そのわずかな色味は、たとえ専門家であっても判別が難しく、一定規格内の照明を使うなど、厳密な環境条件で比較しなければ発見できないほど。そのため、指輪など、すでにジュエリーとしてセットされているダイヤモンドであれば、その色味はほとんど肉眼では感じられません。

フェイント

ダイヤモンドのカラー23段階中の「K」「L」「M」は、フェイントのカテゴリーに分類されます。ダイヤモンドのテーブル面を上にしてチェックする「フェイスアップ」と、尖ったほうを上にしてチェックする「フェイスダウン」で見たとき、どちらからもごくわずかな黄色味を確認できるカラーが特徴です。
ダイヤモンドのサイズが大きければ、わずかな色味が確認しやすくなります。小さめのダイヤモンドであれば、ゴールドの台座にセットすることで目立ちにくくなるでしょう。

ベリーライト

ダイヤモンドのカラー23段階中の「N」「O」「P」「Q」「R」は、ベリーライトのカテゴリー。非常に明るい黄色味を帯びているのが特徴で、フェイスダウン・フェイスアップどちらからチェックしても確認できます。指輪などにセットした状態でも、非常に明るい黄色味を感じられるでしょう。

ライト

ダイヤモンドのカラー23段階中の「S」「T」「U」「V」「W」「Y」「Z」は、ライトのカテゴリーに分類されます。ベリーライトよりもさらに黄色味を強く感じられる点が特徴。
どの方向からチェックしても黄色く色づいて見え、たとえ指輪などにセットしていてもその色味が目立ちます。ダイヤモンドのカラーグレードのなかでも一番安く取引されるカテゴリーです。

ダイヤモンドのグレーディング方法

ダイヤモンドのグレーディングは、人の目によって行われます。ダイヤモンドのわずかなカラーの違いを判断しなければならず、熟練された技術と豊富な経験が必要な非常に難しい作業です。

裸石の状態で、昼白色の光源とニュートラルな服装など、一定の環境下でグレーディングが行われます。グレーディングの際は、マスターストーンと比較して1石1石チェックしていくため根気が必要。

人の目によってわずかな違いを判断・分類するので、鑑定士によってグレーディングが異なる場合もあります。そのため、ダイヤモンドを買取ってもらいたい場合は、複数社で見積もりを出してもらい、比較してみるのがおすすめです。

カラースケールに含まれないダイヤモンドは?

先ほどご紹介したスケールの「Z」よりも濃いカラーのダイヤモンドは、ファンシーカラーダイヤモンドといいます。このファンシーカラーダイヤモンドがどのようなものなのか、詳しい特徴や魅力などをご紹介しましょう。

希少価値の高いアイテムも!ファンシーカラーダイヤモンド

ファンシーカラーダイヤモンドは、ダイヤモンドが形成される過程で不純物が混ざったり、原子が増減したりすることで色づいています。透明度が高く、発色が良いものだけが分類される種類のダイヤモンドです。

なかでも、赤や青、ピンクといったカラーは希少性が高く、高値で取引される傾向があります。ファンシーカラーダイヤモンドは、全ダイヤモンドの0.01%ほどしか産出されないため、無色透明のダイヤモンドよりも高値がつく場合もあるでしょう。

人工的に色づけされたダイヤモンドもある

ダイヤモンドによっては、人工的に色づけされたものも存在します。ダイヤモンドに色をつける方法にはいくつか種類がありますが、放射線を照射し内側から色づける、高温の環境下で圧力をかけるといった方法が代表的。こういった人工的に色づけされたダイヤモンドは、トリートメントダイヤモンドと呼ばれます。

このトリートメントダイヤモンドは、比較的多く産出される商品価値の低い茶色や黄色のダイヤモンドが用いられることがほとんどです。そのため、無色透明のダイヤモンドや自然に色づいたファンシーカラーダイヤモンドと比較すると、比較的安く取引されます。

ダイヤモンドのクラリティとは?

ダイヤモンドのカラーグレードと一緒に覚えておきたいのが、クラリティです。ダイヤモンドの透明度を表すためのランクで、主に内包物(インクルージョン)や、傷(ブレミッシュ)がどのくらいあるかをチェックします。ダイヤモンドは、地球の地下深くで極度の圧力と高熱の元に形成される天然鉱石であり、内包物や傷が全くないものは存在しません。そのため、内包物や傷が少なければ少ないほど、高価なダイヤモンドとして位置づけられるのです。

ダイヤモンドのクラリティは大きく分けて6段階

フローレス(FL) 内外部無欠点
インターナリーフローレス(IF) 内部無欠点
ベリーベリースライトリーインクルーデッド(VVS1、VVS2) ごくごくわずかな内包物
ベリースライトリーインクルーデッド(VS1、VS2) ごくわずかな内包物
スライトリーインクルーデッド(SI1、SI2) わずかな内包物
インクルーデッド(I1、I2、I3) 欠陥

ダイヤモンドのクラリティのランクは、上記表のように大きく分けて6段階あります。たとえ、内包物や傷があったとしても、自然に形成されたダイヤモンドに同じものはひとつとして存在しないことから、ダイヤモンドとしての証拠ともなるチェック項目です。

以下では、クラリティそれぞれの特徴を解説しましょう。

フローレス(FL)

ダイヤモンドの内外部に内包物と傷がともに見られない、透明度の高い最高級のランク。ジュエリー業界に携わっている方でさえほとんど見たことがないとされる、一般にあまり流通しない希少性の高いダイヤモンドです。

インターナリーフローレス(IF)

ダイヤモンドの内外部に、非常に小さな内包物や傷などが確認できるランクです。たとえ熟練されたグレーダーがダイヤモンドを10倍に拡大したとしても、内包物を確認するのは難しいといわれる品質のダイヤモンドがインターナリーフローレスにあたります。

ベリーベリースライトリーインクルーデッド(VVS1、VVS2)

ごくごくわずか、もしくはごくわずかな内包物や傷が確認できるランクです。「VVS1」、「VVS2」も、肉眼で内包物や傷を確認するのはほとんど困難。10倍に拡大した際に、フェイスダウンでチェックしてようやく確認できる程度のクオリティです。一般的な環境下では、ほとんど目立つことはないでしょう。

ベリースライトリーインクルーデッド(VS1、VS2)

ごくわずかな内包物が確認できるランクです。ダイヤモンドを10倍にしても、熟練のグレーダーが確認するのは困難といわれています。小さな内包結晶や、微細なヒビや亀裂があるダイヤモンドが位置づけられるグレード。ダイヤモンドの美しさにはほとんど影響しません。

スライトリーインクルーデッド(SI1、SI2)

ダイヤモンドに、わずかな内包物や傷があるランクです。エスアイワンは、10倍に拡大すると、熟練のグレーダーであれば確認が可能なレベル。エスアイツーは、一般の方でも比較的簡単に内包物の確認ができるとされています。
「SI1」、「SI2」に分類されたダイヤモンドには、その美しさや耐久性へ影響する傷やひび割れなどはありません。

インクルーッド(I1、I2、I3)

ダイヤモンドの透明度や輝きに、明らかに影響するほどの内包物や傷があるランクです。肉眼で確認できるケースが多く、婚約指輪などの高級ジュエリーに使用されることはほとんどありません。そのため、比較的リーズナブルな価格で手に入る、ファッションジュエリーなどに用いられることが多いグレードのダイヤモンドです。

ダイヤモンドのカラーについて詳しく知って高価買取を目指そう!

多くの人々を魅力し続けているダイヤモンド。その価値はカラーによってもランクづけされ、個々のダイヤモンドにふさわしい価格がつけられて市場に出回ります。持っているダイヤモンドを今一度チェックして、高価買取してもらえるかどうかの目安にしてみてください。もちろん、素人では判断が難しい点も多いため、プロに相談するのがベスト。ダイヤモンドの買取を考えている場合は、エコリングがおすすめです。専門の鑑定士が在籍しているため、ダイヤモンドの的確な鑑定が可能。自分自身でもダイヤモンドの知識を身につけて、高価買取を目指しましょう。

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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