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プラントベースってなに?地球と人にやさしい植物由来の食事法

SDGs
2021.3.23

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健康思考の高まりやエコへの関心などから、「プラントベース」に関心を持つ人が増えているようです。植物性由来の原料だけで作られた食べ物を中心に食べることをプラントベースといいますが、ヴィ―ガンやベジタリアンとの違いが気になりますよね。健康やダイエットにも効果があり、地球にもやさしいといわれるプラントベース。この記事では、プラントベースとは何か、人や地球にやさしい理由について紹介していきます。

プラントベースとは?

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プラントベースとは、植物由来という意味ですが、その名の通り、動物性のものは使用せず、野菜やナッツなど植物性の原料だけで作られた食べ物を中心とした食事法です。ヴィ―ガンやベジタリアンと違って、「肉を食べてはいけない」とか、「動物性のものはいっさいNG」といった決まりがないので、楽しみながら日々の生活に取り入れることができます。

元々は、肉類や乳製品の食事を摂ることが多いアメリカで、心臓病や動脈硬化などの病気の発生率が高いことから注目を集めるようになった食事法。アメリカでは、多くの著名人たちがプラントベース中心の食生活を取り入れることで、「健康を手に入れることができた」という事例もたくさんあるようです。

プラントベースのいいところは?

肉食主義のアメリカで、健康効果を期待してはじまったプラントベース。健康やダイエットに、どんなふうに関わってくるのか紹介しましょう。

・健康やダイエットに効果的
野菜には、カロリーが低いものが多く、身体機能を維持するためのたくさんの栄養素が含まれています。厚生労働省でも、生活習慣病予防のために、1日5皿以上の野菜を摂取することが推奨されています。

実際、多くの研究で、野菜をたくさん食べる人は、脳脳卒中や心臓病になるリスクが低いという結果も出ているのだそう。プラントベースを上手に取り入れれば、健康で美しい身体を手に入れることができるかもしれませんね。

・環境にもやさしい
プラントベースは、人の健康だけでなく、地球環境にもやさしい食事法です。元ビートルズのポール・マッカトニーが、週1日だけ肉類を食べない「ミートフリーマンデー」を推奨していますが、この活動も、環境問題に配慮して行われています。

牛やブタなどの家畜を育てるためには、膨大な量の穀物や広大な土地となり、広大な土地を作るためには、たくさんの森林が伐採されてしまいます。 また、牛のおならやげっぷからは、地球温暖化の原因といわれているメタンガスが発生しているのだそう。プラントベースを取り入れて、肉の消費量を減らすことが、地球温暖化につながるというわけなのです。

プラントベースの食べ物を紹介

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プラントベースを意識して、植物性の原料のみを使用して作られた市販品も多く販売されています。たとえば、モスバーガーでは、バンス、パティ、ソース、すべてを植物性原料だけで作った「グリーンバーガー」が販売されています。

IKEAでは、インスタントのプラントラーメンを販売しているほか、レストランでは、カレーやロールキャベツ、スウィーツなど、たくさんのプラントベースフードが楽しめるようです。

オーガニック系の商品を多く扱っている、ナチュラルローソンでも、レトルト食品やおやつ、飲料など、たくさんの種類のプラントベースフードを購入することができます。
筆者も、HARIBOのフルーツマニアというゼラチン不使用のグミを発見したので、購入して食べてみました。普通のグミとは違った食感が楽しめて、とても美味しかったです。

お肉の代わりに大豆を使用して作られた、代替肉を販売しているメーカーもあります。そのほかにも、乳製品や調味料など…たくさんのメーカーから、さまざまなプラントベースフードが販売されています。

まとめ

プラントベースは、ヴィ―ガンやベジタリアンとはちょっと違う、健康的でサスティナブルな食事法です。スーパーやネットでプラントベースフードを探してみたり、手作りのプラントベーススウィーツを作ってみたり、楽しみながら日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょう。

記事を作成・監修したマイスター

tomoko

健康管理士一般指導員、健康管理能力検定1級、料理教室講師・飲食店勤務

tomoko

地球やカラダにやさしい生活をこころがけて暮らしています。私の記事が日々の暮らしの中でほんの少しでもお役にたてばうれしいです。

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