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エコな生活

流行りのハンガーがよいとは限らない?行動のクセとハンガーの関係

2021.9.23

クローゼットの片づけに欠かせない存在、ハンガー。ハンガーを揃えることのメリットには、見た目のスッキリ感やスペースの確保などたくさんあります。筆者はかつて床が見えないほどモノがたくさん散らかっている汚いお部屋、いわゆる「汚部屋」の住人だった頃、クローゼットをスッキリとさせようと当時流行っていた滑らないハンガーに全部取り替えました。しかし滑らないハンガーは自分の行動のクセにあっておらず、使っているうちにどんどん破壊されていったのです。片づけのプロとなった今、当時の経験を活かし、クライアントに提案している「自分に合ったハンガーの選び方」と「ハンガーのかけ方」をご紹介します。

ハンガーを同じ種類で揃えるメリット

現在、筆者は仕事で個人宅の片づけサポートを行っています。クローゼットの洋服の整理が完了した後、クライアントから多く聞くのが「ハンガーを同じ種類で揃えたい」という要望です。ここでは、ハンガーを揃えるメリットを考えてみましょう。

・省スペースがかなう
ハンガーを同じ種類で揃えると、スペースの有効活用ができます。薄型ハンガーの使用で服一着ずつの厚みが減り、クローゼットの収納スペースに余裕が生まれます。
また、同じ種類のハンガーを使うことで高さが揃い、服の下側にできたスペースが空くため、有効活用できる場合も。

・見た目がスッキリする
ハンガーを同じ種類で揃えることで、見た目のスッキリ感がアップします。同じ形状、同じ色、同じ材質で揃えることで、ハンガーや洋服の高さも揃うため、見た目が美しく整った印象のクローゼットになります。

・洋服の数量管理が容易になる
同じ種類のハンガーを買い揃える際、ハンガーの数量を決めておくことで洋服の管理がしやすくなります。少しずつ買い足すうちに、いつの間にか増えてしまう洋服の枚数を「ハンガーの数を超えないようにする」とルールを決めることで、増やし過ぎを防げます。
こちらはハンガーを同じ種類で揃えなくてもできることですが、ハンガーの買い替えをきっかけにルールを決めるクライアントが多いです。

汚部屋住人時代の失敗談

片づけが苦手で過去には汚部屋の住人だった筆者は、見た目のスッキリ感を求めてハンガーを買い替えました。当時は何も考えず、流行っていたハンガーを購入。見た目はスッキリしましたが、自分の行動のクセにあっておらず、失敗だったことに気づきました。

・全て取り替えた流行りのハンガー
それまではクリーニング店のハンガーなどバラバラのハンガーを使用していましたが、当時流行っていた、表面がフェルト素材で加工されている滑りにくいハンガーに全て取り替えました。
想像どおり、同じ種類のハンガーで揃えたクローゼットはスッキリし、それだけで整った印象に。ハンガー自体が薄いので、省スペースにもなりました。

・せっかく替えたハンガーがどんどん壊れてしまった…
見た目のスッキリ感に満足したのも束の間、ハンガーから洋服を外すたびに、外しにくさを感じるようになり、洋服を外す際に、度々ハンガーが壊れるようになったのです。筆者はハンガーをクローゼットのバーに掛けたまま洋服を外しますが、これがハンガーにとっては負担となったようです。滑りにくいハンガーのため洋服がスムーズに外せず、ハンガーに負荷がかかり金具と本体の接合部分が壊れてしまいました。

・結局全てを買い替えることに…
毎日洋服の外しにくさを感じ、何本ものハンガーが壊れてしまったことで、滑りにくいハンガーが自分の行動のクセに合っていないことに気づきました。これ以上ハンガーが壊れてしまってはもったいないので、全てステンレス製の洋服が滑りやすいハンガーに買い換えることに。
その後、ハンガーが壊れることもなく快適に使えています。滑りにくいハンガーはリサイクルショップに持ち込み、買取してもらうことで、処分せずに済みました。

行動のクセとハンガーの関係とは

自身の行動のクセと使用するハンガーがミスマッチだった筆者ですが、現在、片づけのプロとしてクライアントにおすすめする際には、実際に洋服の出し入れをしてもらい、使う人に合ったハンガーをすすめています。
ここでは、それぞれの行動のクセに対するおすすめのハンガーをお教えします。また、利き手によってベストな洋服のかけ方も変わりますので、ハンガーの選び方と合わせてご紹介しましょう。

・滑りにくいハンガー
滑りにくいハンガーは、洋服をハンガーに掛けたままバーから外す方におすすめです。ハンガーごとバーから外す際、斜めになっても洋服が滑り落ちることなく、快適に使用できるでしょう。
滑りにくいハンガーは、表面がフェルト素材や特殊樹脂でコーティングされたものがあります。さまざまな形状のハンガーがありますので、手持ちの洋服に合わせて選ぶのがおすすめです。

・滑るハンガー
滑るハンガーは、洋服だけをバーに掛けたハンガーから外す方におすすめです。洋服を外す際にスルリと外れて、ストレスなく使用できます。
滑るハンガーは、ステンレス製やアルミ製、プラスチック製などがあります。寝室にクローゼットがあり、ハンガー同士がぶつかり合う音が気になる方は、高い音が出ないプラスチック製のハンガーがおすすめです。

・利き手による洋服のかけ方の違い
洋服を掛ける向きも、行動のクセや利き手によって変えることをおすすめします。あなたは、ハンガーに掛かった洋服の正面を見る際に、どちらの手を使って洋服の正面を出しているでしょうか?
右利きの方は、右手で洋服の肩口を押しながら洋服の正面を見ていることが多いようです。そのため、クローゼットに向かって左側が洋服の正面になるよう掛けておくと使いやすいです。反対に左利きの方の多くは、向かって右側が洋服の正面になるように掛けることで、使いやすさが増すでしょう。

自分に合ったかけ方を探すときは、実際に洋服を探す動作をしてみて、利き手や行動のクセに合わせた掛け方を試してみてください。些細なことのように感じるかもしれませんが、クライアントから「使いやすさが格段にアップした!」とお声を頂くことが多い工夫です。

自分の行動のクセに合わせたハンガー選びを!

ハンガーを同じ種類で揃えると、見た目スッキリ、なおかつ省スペース、と多くのメリットがあります。しかし、ハンガー選びの際には、自分の行動のクセに合っているかどうか考えることが大切です。筆者のように自分に合っていないハンガーを使うと、ハンガーが壊れてゴミになってしまうこともあります。自分に合ったハンガーを長く大切に使い続けることは、ゴミの削減にもつながるでしょう。人間には、無意識にしている行動のクセがあります。家族一人ひとり違うこともありますので、実際に洋服の出し入れをしてみて、その人に合ったハンガー選びをしてくださいね。

 

記事を作成・監修したマイスター

井手本亜希

マスターライフオーガナイザー®、整理収納アドバイザー1級、キッズ作文トレーナー

井手本亜希

元・汚部屋住人で片づけのプロ。 幾度となくリバウンドを繰り返したのち、思考と空間の整理のプロ「ライフオーガナイザー」になりました。 思い出大好きタイプで今でも家にモノは多いですが、とても快適な空間で暮らしています。 片づけられなかった経験や狭いアパート暮らしの工夫などを元に、暮らしに役立つエコ情報をお伝えしたいと思います。

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