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誰もが夢中になるダイヤモンド!宝石言葉や歴史など基礎知識を紹介

ダイヤモンド
2023.10.24

誰もが憧れる宝石「ダイヤモンド」。お祝いや記念日にプレゼントとしてもらった、あるいは自分へのご褒美として購入した方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、そんなダイヤモンドの宝石言葉や歴史などの基礎知識をご紹介します。自分のダイヤモンドの価値を再確認することで、より一層思い入れが深くなるはず。また、エコリングは宝石買取も行っています。ダイヤモンドを手放したい方も、ぜひ参考にしてみてください。

ダイヤモンドとは

まずはダイヤモンドの名前の由来や歴史からご紹介しましょう。

ダイヤモンドの名前の由来と宝石言葉

ダイヤモンドは、ギリシャ語の「adamas(アダマス)」が名前の由来となったといわれる宝石です。アダマスは「無敵」または「征服されない」といった意味を持ちます。ダイヤモンドは地球上に存在する鉱物のうちもっとも硬く、技術が未発達であった古代では研磨できない、つまり「征服できない」宝石であると考えられていました。

ダイヤモンドの宝石言葉には「純潔・無垢・純愛・永遠の絆」があります。硬いダイヤモンドは、一度研磨するといつまでも輝き続けることから「永遠」の象徴として認識されるように。また15世紀中ごろにローマの皇帝が婚約者とダイヤモンドを贈りあったことから「純愛・永遠の絆」も宝石言葉のひとつになります。ダイヤモンドの透明感あふれる輝きは花嫁にぴったりなことから「純潔・無垢」も加わりました。

ダイヤモンドの原産国

ダイヤモンドは地球の地下深くのマントルで生成され、マグマの噴火とともに地上へ現れます。とくに宝石に加工できるようなサイズの大きなダイヤモンドが見つかるのは古い大陸です。主にロシアやカナダ、アフリカ大陸のコンゴ民主共和国や南アフリカ共和国が原産国となっています。

ダイヤモンドの歴史

ダイヤモンドが最初に発見されたのは、紀元前4世紀ごろのインドといわれています。ダイヤモンドは恐怖心を取り除いて勇気を与えてくれる宝石と考えられ、戦のお守りとして戦士が身につけることもあったそうです。

当時は世界一の硬さを誇るダイヤモンドを研磨する技術はなく、その美しさを引き出すことができずにいました。一方で、美しい色が特徴的なルビーやサファイアの方が見栄えがよく、ダイヤモンドよりも高く評価されていたのです。

中世ヨーロッパ時代になると技術が進歩しはじめ、ダイヤモンドを研磨できるようになりました。さらにダイヤモンドの輝きを最大限生かしたブリリアントカットが考案されると、ほかの宝石にはない輝きから高く評価されるように。現在ではダイヤモンドは宝石市場で大きなシェアを占めるほど人気の宝石になりました。

ダイヤモンドの特徴

ダイヤモンドにはほかの宝石にはない魅力がたくさんあります。その特徴をまとめてみました。

ダイヤモンドは地球上でもっとも硬い鉱石

宝石の硬度は一般的に「モース硬度」と呼ばれる基準で表されます。モース硬度には10段階あり、もっとも柔らかいものは「1」、硬いものは「10」で表現され、ダイヤモンドのみがモース硬度10に位置づけられています。

ダイヤモンドほど硬い鉱物がないことから、和名で「金剛石」と名づけられました。ダイヤモンドは割れたり欠けたりすることがないと思われがちです。しかし、宝石は一定方向に強い衝撃が加わると損傷する性質があることから、ダイヤモンドも条件が揃えば割れてしまうことも。身につけている間にどこかにぶつけて傷がついたり割れたりする可能性があるため、スポーツのような激しい動きをする際は念のため外しておくなどして大切に扱いましょう。

ダイヤモンドは4月の誕生石

1月から12月まで、月ごとに定められている宝石を誕生石といいます。ダイヤモンドは4月の誕生石です。誕生石を身につけると幸せが訪れる効果があるといわれています。誕生石の概念は紀元前からあったとされ、約3500年前から親しまれていたという説もあるほど。バビロニア帝国の12星座における星座石や、ユダヤ教の僧が身につけていた12種類の石が誕生石のもとになったともいわれています。

誕生石を身につける習慣を広めたのは、商売人のユダヤ人だそうです。価値のある宝石はユダヤ人にとってはよい商品でした。ポーランドやアメリカに移住して誕生石の概念を広めたことで、現在では多くの国で誕生石が親しまれています。

カラーが豊富なダイヤモンド

ダイヤモンドといわれると無色透明なものを思い浮かべる方も多いでしょう。しかしダイヤモンドには「ファンシーカラーダイヤモンド」と呼ばれる色味がついたものもあります。

【ファンシーカラーダイヤモンド一覧】
・ブラックダイヤモンド
・グレーダイヤモンド
・ホワイトダイヤモンド
・ブルーダイヤモンド
・レッドダイヤモンド
・オレンジダイヤモンド
・パープルダイヤモンド
・バイオレットダイヤモンド
・イエローダイヤモンド
・ブラウンダイヤモンド
・グリーンダイヤモンド
・シャンパンカラーダイヤモンド
・ピンクダイヤモンド

無色のダイヤモンドは無色透明であるほど価値が上がるのに対して、カラーダイヤモンドは色が濃いものほど高く評価されます。また、光や温度などの変化に応じて色も変化する「カメレオンダイヤモンド」もカラーダイヤモンドの1つです。通常オリーブのような色のダイヤモンドが、レモンのような黄色味を帯びた色に変化することもあります。

唯一鑑定書が発行される宝石

「鑑定書」とは、GIA(米国宝石学会)が定めた基準に基づいて、さまざまな角度からダイヤモンドの品質を評価し記載したものです。鑑定書をみることで、そのダイヤモンドの価値が分かります。鑑定書はダイヤモンド以外の宝石には発行されません。

似たようなものに「宝石鑑別書」がありますが、こちらはその宝石が天然なのか合成なのか、人の手が加わっているかなどを記したものです。宝石鑑別書はすべての宝石に対して発行されますが、品質に関する記載はないのが特徴です。

ダイヤモンドの評価基準「4C」とは

ダイヤモンドは、GIA(米国宝石学会)が制定した4つの基準である「4C」に基づいて評価されます。4Cは鑑定書にも記載されており「輝き(カット)、色(カラー)、透明度(クラリティ)、重さ(カラット)」のCから始まる4つの項目を指します。ここでは4Cについて詳しく解説しましょう。

カット

「カット(Cut)」は宝石をカットした形や仕上がりを評価する項目です。ダイヤモンドのカット方法にはいくつかの種類があり、原石の特徴を最大限生かせるものが選ばれます。

ラウンド・ブリリアント・カットが採用されたダイヤモンドについては形が対称か、研磨の状態はどうか、仕上がりは綺麗かなどを5段階で評価。最高評価を獲得したダイヤモンドは「トリプルエクセレント」と呼ばれます。ダイヤモンドのカット方法を以下に記載しました。

【ダイヤモンドのカット方法一覧】
ラウンド・ブリリアント・カット
オーバル・ブリリアント・カット
マーキス・ブリリアント・カット
ペア・シェイプ・ブリリアント・カット
ハート・シェイプ・ブリリアント・カット
プリンセス・カット
エメラルド・カット

カラー

「カラー(Color)」はダイヤモンドの色味を表し、無色なほど価値が高くなります。無色をDとし、黄色味が濃くなるにつれてアルファベット順にZまで23段階で評価。ジュエリーとしてとくに人気なのがD~Fのグレードです。カラーのグレードで評価が大きく変わるため、基準となる照明や条件下で、基準となるダイヤモンドを用いて専門家が判定を行います。

クラリティ

「クラリティ(Clarity)」はダイヤモンドの透明度を表す項目です。ダイヤモンドが形成される際の異物や構造のゆがみのことを「インクルージョン」と呼びます。インクルージョンが少ないほどダイヤモンドの透明度が高く、綺麗な仕上がりに。

また、ダイヤモンドの表面的な傷や欠けを「ブレミッシュ」と呼びます。インクルージョンとブレミッシュの量や位置で、ダイヤモンドの透明度のグレードが決まるのです。

カラット

宝石の重さの単位として知られている「カラット(Carat)」も、ダイヤモンドの価値を決める大きな要素です。0.2gを1カラットと表現し、重いものほど希少性が上がり価値があるとされます。

しかし、ただ重ければよいというわけではありません。同じ重さでも平たいダイヤモンドや縦に細いダイヤモンドは輝きが低いカット方法となってしまい、価値が落ちてしまいます。直径と深さのバランスが取れていて、ブリリアンカットができるダイヤモンドの方が、小さいカラット数でも高く評価されることも。ダイヤモンドの価値は、カラット以外の要素も含めて総合的に判断されるのです。

天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンド

ダイヤモンドには天然もの以外に、人間の手で作り出された人工のダイヤモンドも存在します。ニセモノには価値がないのでは?と思いがちですが、合成ダイヤモンドにしかない魅力も。天然ダイヤモンドの違いや合成ダイヤモンドの価値についてご紹介しましょう。

合成ダイヤモンドとは

合成ダイヤモンドとは、別名「ラボグロウン・ダイヤモンド」または「クリエイテッド・ダイヤモンド」と呼ばれる、工場育ちのダイヤモンドです。1955年にアメリカでダイヤモンドの合成に成功。工業用ダイヤモンドを量産できるようになり、やがて装飾用ダイヤモンドも作られるようになりました。

ダイヤモンドの合成方法は主に2種類あります。天然のダイヤモンドが作り出される環境を再現し、炭素からダイヤモンドを合成する「HPHT法」。もうひとつは、真空で気体にレーザーを当てることで炭化水素をダイヤモンドにする「CVD法」です。どちらの合成方法もとても精度が高く、従来の技術では判別するのが難しいほどでした。合成ダイヤモンドが一般的となってきた昨今では、天然か合成かを判別する専用検査機器も開発されています。

天然ダイヤモンドとの違いは?

天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドは成分や硬さに違いはなく、見た目も専用機器を使用しなければ見分けがつかないほどです。違いは「希少性」と「価格」の2点があります。

天然ダイヤモンドは地球の地下深くで数百万から数十億年もかけて生成されるのに対し、合成タイヤモンドは数週間から数カ月で合成することが可能です。このように合成ダイヤモンドは量産できるため、希少性はありません。

また、合成ダイヤモンドは天然ダイヤモンドに比べると、市場に出るまでの手間や時間がかからないため、比較的安価に手に入れられます。

合成ダイヤモンドの価値はどれくらい?

天然ダイヤモンドより安価といわれる合成ダイヤモンドの価格は、1カラット約800ドル。日本円にして約12万円(1ドル=150円の場合)となります。ベルギーの宝石店AJEDIAMのデータによると、4Cが最高値の天然ダイヤモンド1カラットが2013年時点で28,400ドルであることから、かなりの価格差があることが分かります。(2023年9月現在。時期や状態などによって金額は変動する可能性があります。)ご自身が持っているダイヤモンドを買取してもらいたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

ダイヤモンドの指輪の買取相場は?査定のポイントについても解説!

ダイヤモンドを売るならエコリングへ

身につけていると一目置かれるダイヤモンド。しかし「デザインが好みではなくなってきた」「最近身につける機会がなくなってきた」という場合は、買取専門店に持ち込むのも1つの選択肢ではないでしょうか。ダイヤモンドの高価買取実績のあるエコリングでは、専門知識を持ったスタッフが的確に査定します。そんなエコリングのおすすめポイントをご紹介しましょう。

実店舗数業界No.1

エコリングの実店舗数は全国に218店舗あり、業界No.1です。ダイヤモンドの買取数、買取率も買取専門店ではトップクラスの実績を誇ります。さらにダイヤモンドを鑑定するのは確かな経験を積んできた鑑定士。細かな違いも確実に見極め、適正価格で査定します。
また、エコリングでは出張買取もおこなっており、小さな子どもがいて外出しづらい方や店舗が遠く足を運ぶのが困難な方でも自宅にてダイヤモンドの査定が可能です。

状態が悪くても高価買取

エコリングでは傷んでいたり汚れたりして、他店から断られてしまったものも買取可能です。また、状態が悪くてもオリジナルのメンテナンス技術で新品同様に近づけられるので、高額買取ができるのも魅力。高価なジュエリー以外にメッキも買取できるため、値段がつかないだろうと思って諦めていたアクセサリーも一度査定に出してみることをおすすめします。

不要になったダイヤモンドは価値の分かる買い取り専門店へ

今回は、ダイヤモンドの宝石言葉や歴史などの基礎知識をご紹介しました。はるか昔から人々を魅了するダイヤモンド。その輝きの秘密を知ることで、より正確にお手持ちのダイヤモンドの価値が分かるはずです。価値あるダイヤモンドを持っているけれど、身につける機会がない方は、次の人に譲って使ってもらうのもよいでしょう。宝石やダイヤモンドの査定実績が豊富なエコリングなら、適切なお値段で買取いたします。ぜひ査定だけでも利用してみてください。

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不要になった貴金属はございませんか?不要だからといってずっと閉まっておくのは勿体ないです。エコリングでは、貴金属やジュエリー類以外のものでもなんでもお買取りさせていただきます。一度買取できるか?いくらになるか相談してみませんか?

エコリングではLINEで簡単に買取相談ができます。ぜひ一度ご相談ください。

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

ヒーリングパワーを持つ宝石・グリーントルマリンの基本知識や値段を決めるポイントを解説

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