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断捨離は意味がないって本当?間違った断捨離をしてしまう原因と対策

断捨離
2023.4.28

「断捨離は意味がない」「断捨離をすると悪いことが起きる」という話を聞いたことはありませんか?本来なら、ものを大切にする心を養い、人生を豊かにしてくれるはずの断捨離。なぜ、このような意見が出てくるのでしょう?それは、間違った断捨離が原因です。この記事では、なぜ間違った断捨離をしてしまうのか、その理由を紹介するとともに断捨離を成功させるコツをご紹介します。断捨離に失敗した方や、これから断捨離を始めようと思っている方はぜひ参考にしてください。

断捨離っていったいどういうこと?

断捨離は意味がない、断捨離は危険…と感じている方は、断捨離の正しい意味を理解していないのかもしれません。まずは、断捨離の本来の意味と、ここまで定着した理由を知ることから始めましょう。

断捨離の意味

断捨離という言葉は、もともとヨガの思想である「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」から生まれました。

断行…本当に必要なものだけを買い、不要なものは絶つ(買わない)こと
捨行…身の回りの不要なものを捨てること
離行…ものへの執着から離れること

つまり、ただ単にものを捨てることを指すのではなく、自分自身と向き合って本当に必要なものと不要なものを取捨選択する。そのうえで不要なものは絶ち切ってものに執着しない生き方を目指す。これが本来の断捨離の目的なのです。

じつはこの「断捨離」という言葉が生まれたのはつい最近で、2009年にやましたひでこさんが考案。自身の著書「新・片づけ術『断捨離』」の中で紹介し、広く知られるようになったのです。

なぜ断捨離が流行ったのか

「断捨離」という言葉は、2010年に流行語大賞にノミネートされるほど、多くの人に支持されました。その背景には、日本人の「捨てたいのに捨てられない」という、行き過ぎたもったいない精神が関係している、と言われています。

島国の日本は昔から、限られた食料や材料を有効活用して生きてきました。食べ物は皮や根っこも工夫して食べる、道具はきちんと手入れして長く使う…。このような積み重ねから「もったいない精神」が生まれました。

しかし、このもったいない精神が行き過ぎてしまい、いつしか日本人の中で「ものを捨てることへの罪悪感」が芽生えてしまったのです。

流行遅れで着られなくなった洋服がタンスの中で眠ったまま。ためしに買ってみたけれど口に合わず、大量に残ったまま賞味期限切れになってしまったお菓子がいまだに捨てられない…。みなさんもこのような経験はありませんか?

このように、もう必要ないのにもったいなくて捨てられない、という日本人の葛藤を軽くしてくれたのが、断捨離という考え方。

つまり、日本人が直面する悩みにダイレクトにマッチしたため、多くの人の支持を集めた、というわけです。

断捨離とミニマリストの違いは

ところで、断捨離とよく混同されるのが、「ミニマリスト」という言葉です。しかし、このふたつには大きな違いがあります。

断捨離は、「必要なものを見極め、不要なものを捨てる」という行為を表しているのに対し、ミニマリストは「必要最低限の物だけで暮らす人」を指すのです。

とはいえ、断捨離を繰り返すことで、最終的にはミニマリストになる可能性も大いにあるので、ふたつの言葉はあながち無関係、とは言えないでしょう。

断捨離の本当の意味や効果とは?基本の手順と上手くいくコツを伝授

断捨離のメリットとは

断捨離がばかばかしい、と感じている人の多くは、そのメリットをしっかり理解していない傾向にあります。実は断捨離にはメリットがたくさん。「効果がすごい!」と実感している人もたくさんいるのです。ここからは、断捨離のメリットをご紹介します。

部屋が片付く

断捨離の一番の効果は、部屋が片付いてすっきりすることです。断捨離をして部屋が見違えるようにきれいになれば、爽快感や達成感が味わえるでしょう。

また、断捨離をして必要なものだけが整理整頓された部屋で過ごせば、より快適にすごすことができるはずです。

自分自身を見つめなおせる

断捨離は、一つ一つの持ちものと向き合って、必要・不要に分ける行為です。これは本当に自分にとって必要なものか?と自問自答していくうちに、自分自身の価値観や好み、人生の目標がおのずと見えてくるでしょう。

このように断捨離は、自分自身を見つめなおす行為でもあるのです。自分の好きなものや理想の人生が明確になれば、より豊かな毎日を過ごせるでしょう。

探し物がなくなる

本当に必要なものだけを厳選することで、部屋が片付き、どこに何があるかが明確になり、ものを探すことがスムーズになります。

探しているものがなかなか見つからないとストレスになるだけでなく、時間を大幅にロスしてしまうことに。

断捨離で、このようなストレスや無駄な時間から解放されるのは、大きなメリットでしょう。

量よりも質を大切にできる

断捨離をすれば、本当に必要なものやお気に入りのものに囲まれた生活ができるようになります。そうなればおのずと、一つ一つのものに愛着がわき、大切に使うようになるでしょう。

また、自分に見合った量やものを考えるようになるので、量よりも質に価値を見出す暮らしができるようになります。

断捨離は意味がない!その理由は?

さまざまなメリットがある断捨離なのに、どうして「意味がない」と思ってしまう人がいるのでしょう。その理由を解説します。

断捨離の意味をはき違えているから

断捨離の意味をはき違えてしまうと、断捨離が意味はない、と考えてしまいがちです。片付ければ片付けるほど素晴らしい未来が待っている、と考えて必要以上に断捨離するのがその一例。

自分のものを断捨離するだけでは飽き足らず、家族のものまで勝手に断捨離してしまい、夫婦関係や親子関係がぎくしゃくしてしまう。その結果、「断捨離をしたのに不幸になった!断捨離をしても意味がない!」と考えてしまうのです。

やりかたを間違えているから

間違えた方法で断捨離を実践していることも、断捨離は意味がないと感じる原因のひとつです。

例えば、家の中のものをすべて引っ張りだして、要る、要らないを選別してしまうと、1日で断捨離が終わらず、結局ものであふれかえった部屋で過ごさなければいけなくなります。

断捨離しているのに余計に散らかってしまった、となるとストレスもたまるし、モチベーションも下がって途中であきらめてしまうことも。結局「断捨離なんて意味がない」という結論に達してしまうのです。

断捨離恐怖症になっているから

断捨離がきっかけで「ものが増えるのが怖い」「リラックスしたいと思えない」と感じるようになった人は、断捨離恐怖症になっているのかもしれません。断捨離恐怖症とは、ものが増えることを極端に恐れてしまう症状のこと。捨てれば捨てるほど快感になり、断捨離をしていないと気持ち悪いとすら思ってしまうようになるのです。このような状態は本末転倒。断捨離の意味がありません。

断捨離恐怖症がエスカレートすると、鬱になるなど心の病にかかってしまうことも。一度立ち止まり、断捨離の本当の意味をじっくり考える必要があります。

捨てることが快感になっているから

断捨離恐怖症とまではいかなくても、ものを捨てることに快感を覚えるようになったら要注意。断捨離の意味がなくなってしまいます。

ものを捨てるという行為そのものに価値を見出すようになってしまうと、自分の生活に必要なもの、不要なものの判断がつかなくなり、やみくもにものを捨てるようになるでしょう。

また、症状がひどくなると、周りのものがすべてゴミに見えたり、部屋を汚されたくないから他人を入れたくない、という状態に陥ったりしてしまいます。

断捨離で悪いことが起きる理由とは?後悔しない方法を伝授

間違った断捨離とは?

断捨離の意味をなさない間違った方法とは、いったいどんなものなのか?解説しましょう。

無計画にやろうとする

急に思い立って無計画に断捨離を行うと、失敗してしまいます。その時の熱量と勢いだけでスタートしてしまうと、なかなか終わらなかったり疲れたりしたときに、「もうやめた!」となってしまいがちです。また、しばらくたってから、「どうして断捨離であれを捨ててしまったんだろう」と後悔することも。コロナ禍でお家時間が増え、暇に任せてなんとなく断捨離を始めて、結局途中で放り投げてしまった…という話もよく聞きます。

一度にやろうとする

断捨離を勢いに任せて一気にやってしまおう!と考えるのも間違いです。そもそも家にあるのは、長い年月をかけてため込んだもののはず。処分するためには相当なエネルギーが必要です。考えなしに始める断捨離は後悔のもと。自分自身の心に問いかけたり、家族と話し合ったりして、じっくり時間をかけて行うことが必要です。

いつか使えるものや思い出のものを取っておく

「いつか使うかも…」「これは思い入れのもあるものだから」と、結局捨てる決心がつかない、というのも間違った断捨離のひとつです。

そもそも、「捨てられない」状態を打破したいから断捨離を行うはず。本当にその「いつか」は来るのでしょうか?思い出の品、これまで何回使用しましたか?しっかり自分に問いただし、捨てるかどうか決断することが大切です。

家族のものから断捨離する

自分のものはなかなか捨てられないけれど、夫や子供のものなら躊躇なく捨てられるから、まずはそちらから始めよう、というのもNG。家族間の仲が悪くなってしまいます。

あなたにはガラクタに見えても、相手にとっては宝物かもしれません。それを勝手に捨てるなんて言語道断。お子さんに「断捨離するお母さん、ウザイ!」なんて文句を言われても仕方ありません。

家族にも断捨離をしてほしいなら、まずは自分のものから、が鉄則です。

収納アイテムを購入する

雑誌やテレビのおしゃれな収納雑貨に憧れて、断捨離する前に収納アイテムを購入するのも間違いのもと。それだと、ものを捨てるのではなく、ものを増やしてしまっています。

収納アイテムを買うのは、まず断捨離で不要なものを捨ててから。おしゃれなアイテムは、後からいつでも買えるのです。

すべて売ろうとする

断捨離で出た不要なものを「捨てるのでなく、売ってお金にしよう」と思う人もいますが、それも大きな間違いです。

特に、オークションサイトやフリマプリは、登録して写真を撮ってサイトにアップして…とものすごく手間がかかります。それでもなかなか売れないとなると、その間ずっと、不要なものはずっと手元に残ったまま。これでは、断捨離の意味がありません。

間違った断捨離をしないコツ

断捨離を意味のあるものにするには、方法を間違えないこと。ここでは、間違った断捨離をしないためのポイントをご紹介します。

時間に余裕があるときに行う

断捨離はじっくり行うものです。時間や気持ちに余裕があるときに、「これは本当に自分に必要なものなのか」と考えながら取り組みましょう。

また、一度にたくさん手を付けるのではなく、「今日はクローゼットの引き出し」「明日はキッチンのシンク収納」と、カテゴリーを分けて少しずつ行うのが成功する秘訣です。

家族に無理強いしない

断捨離は、基本的に自分のものだけを行いましょう。家族に強要するのは厳禁です。ご主人がコツコツ作り上げたプラモデルや、お子さんが少しずつ集めたカードなど、あなたには不要なものに思えても、当人にとっては宝物かもしれません。

「もう要らないでしょ」なんて言って、捨てることを強要してはいけません。ご主人やお子さんの持ち物の所有権は、あなたではないのです。

「保留ボックス」を用意する

断捨離をする際は「保留ボックス」を準備して、判断がつかないものはそこに入れるようにしましょう。

勢いで捨ててしまうと、後悔するかもしれません。そのような事態を避けるためにも、保留ボックスにいったん入れて、日を改めてじっくり考えることも大切です。

理想の暮らしを思い描く

断捨離をする前に、「今後どんな生活がしたいのか」「理想の暮らしとはどういうものか」をしっかりイメージしましょう。

「こうなりたい」という目標を持つことで、気持ちよく、またやる気をもって断捨離に臨むことができます。意味のない断捨離にならないようにするには、「ゴール」を決めておくことが大切です。

人間関係は断捨離しない

勢いあまって人間関係まで断捨離してしまわないように注意しましょう。捨ててしまったものは、必要になったときにはまた買いなおすことができますが、人間関係は一度断捨離すると二度ともとには戻りません。

新たに人間関係を構築しても、同じような人に巡り合える可能性は限りなくゼロに近いのです。人間関係は断捨離せずに、そのままにしておくのがベストです。

思い出の品は飾ってみる

思い出の品は、なかなか手に取る機会がないから捨ててもいいのでは…と思っている方もいるかもしれません。でも、子供の作品や小さい頃の写真などは、捨ててしまうと二度と同じものは手に入りません。

出番がない作品や写真は、飾ってみるのもおすすめです。部屋がまた違った雰囲気になるし、目に入れば、懐かしい気持ちになりますよ。

捨てるときは「感謝」の気持ちをもって

ものを捨てるときは「ありがとう」と感謝の気持ちを持つことも大切です。今は不要になったものも、あなたがお金を出して買ったり、誰かにプレゼントしてもらったりしたもの。

「今までありがとう」と感謝の気持ちを持って処分することは、心の整理にもつながるのです。

自治体や買取専門業者も活用する

どうしても捨てるのがもったいない、と思うものは、自治体や買取業者を利用しましょう。不用品を自治体に回収してもらうことは、リサイクルにつながります。また、買取業者に持ち込めば、手軽に処分できるうえ、臨時収入も手に入ります。

エコリングでは、店頭買取のほかに出張買取や宅配買取のほか、LINEでの査定も行っています。ご都合に合わせた買取方法が選べるので、断捨離もぐっとはかどります。不用品の処分にお困りの際は、ぜひご利用ください。

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断捨離は意味がないは間違い!正しい方法で快適な毎日を

断捨離は意味がない、と思っている人は、間違った断捨離を行っていることが原因です。断捨離の本来の意味を理解して、正しく行えば、部屋が片付くだけでなく、豊かで充実した毎日が送れるでしょう。断捨離に失敗した方も、これから始める方も、正しい方法で、楽しく断捨離してくださいね。

不用品は売って
お得に変えてみよう!

断捨離で出た不用品にお困りではございませんか?それをゴミとして処分してしまうのは勿体ないです。エコリングでは不要になったバッグ、服、靴、アクセサリー類などなんでもお買取りさせていただきます。一度買取できるか?いくらになるか相談してみませんか?

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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