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真珠の買取価格が安いのはなぜ?真珠を高く売る方法やお手入れ方法を解説

真珠(パール)
2023.10.6

「大切に使っていた真珠なのに買取価格が思っていたより安いな」「古い真珠だったから買取価格を高くできないの?」と、真珠買取の際に値段がつかないことに悩んだ経験がある方もいるのでは?実は真珠の買取査定には、意外なポイントがあったのです。そこで今回は、真珠買取の査定ポイントや、真珠の価値を下げないためのお手入れ方法などを解説します。真珠の買取をしてもらおうと考えている方必見の内容ばかりです。ぜひ参考にしてみてください。

真珠の買取査定で重視されるポイントは?

まずは真珠の買取査定で重視されるポイントを確認してみましょう。

ブランド

買取市場において、高価買取が期待できるのは、ミキモトやタサキなどの国内の老舗パールブランド。これらのブランドは、真珠の品質が高いと海外でも定評があります。

海外ブランドのものはフェイクパールを使用している場合が多いですが、ティファニーやシャネルなど、貴金属などの真珠以外の部分が評価されて高価買取につながるケースもあります。海外ブランドだからと諦めることなく、まずは買取査定に出してみるのがおすすめです。

大きさ

真珠は大粒のものほど評価が高くなります。真珠の照りがよく、形がいいものであればさらに買取価格が高くなるでしょう。一般的に、8mm以上の真珠は出回ることが少なく珍しいので、高価買取となる傾向があります。

真珠の種類

真珠にはさまざまな種類がありますが、その種類によっても評価が変わります。高価買取になりやすい、代表的な真珠はアコヤ真珠(アコヤパール)、白蝶真珠、黒蝶真珠の3種類です。

アコヤ真珠は日本でとれた真珠で、和珠とも呼ばれます。透明感があり、きめ細かいものが多いことから、世界的にも評価の高い真珠です。ピンクやゴールドなどのカラーがあることも特徴で、特にピンクは高値がつく傾向があります。

白蝶真珠は最高級とされる真珠で、白蝶貝からとれます。フィリピンやオーストラリア、インドネシアなどが主な産地で、南洋珠と呼ばれることも。ドロップ型の物が多く、貝自体が大きく育つこともあり、真珠も10mmを超える大粒の物が多く流通しています。

最後に黒蝶真珠ですが、こちらは黒蝶貝からとれる真珠で、黒系統の色が多いことが特徴です。パールネックレスの商品紹介で、「ブラックパール」という名を聞いたことがある方もいるかもしれません。タヒチ近海でとれる真珠で、かつては幻の真珠と呼ばれていましたが、養殖が可能となったため、流通量が増えた真珠でもあります。カラーの中でもピーコックカラーは約3%と希少で、高値がつくことも。こちらも9mm~11mmと大粒なものが多い傾向です。

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付属品が揃っている

パールネックレスなどを買取に出す際に気をつけておきたいのが、付属品を揃えるという点です。

真珠は、真珠そのものから産地を特定することが難しいため、鑑別書がないと真珠の種類が特定できない場合もあります。特にアコヤ真珠は鑑別書がなければ、アコヤ真珠として買取ができないケースもあるため、購入時の鑑別書を一緒に提示しましょう。

また、箱や保証書、真珠のジュエリー一式がセットになっているのであれば、こちらも揃えて買取に出すと、値段がつきやすいですよ。購入時から気をつけておくことがポイントです。

真珠の買取価格が低いと言われるのはなぜ?

真珠のネックレスなどの買取相場は安くなるイメージがありますが、なぜ価格が安くなってしまうのでしょうか。実は以下の5つの理由があったのです。

養殖真珠の流通量

まず1つ目の理由として、養殖真珠の流通量が多いことが挙げられます。昔は天然ものの真珠のみが流通していましたが、職人や企業の努力があり、真珠を養殖する技術が発達しました。そのため、養殖真珠が大量に流通してしまい、真珠の価値を下げることにつながってしまったのです。

中古品での需要が低い

真珠のジュエリーは、日本では冠婚葬祭で使うイメージが強く、デザインに流行がないため「長く使うから新品を」と新品のものを購入する方が多い傾向があります。また、親から受け継ぐという方も多く、中古市場ではあまり需要がないというのが理由のひとつとして挙げられます。

劣化しやすい

真珠は有機物のため、傷付きやすく経年劣化が起きやすい特徴があります。真珠がつながったデザインのパールネックレスやブレスレットなどは、真珠同士が擦れあって傷が付くことも。また、汗や水などの水分にも弱く、適切に手入れをして保管しておかないと、すぐに劣化してしまいます。買取に出す時にはこうした劣化で状態が悪くなっていることがあるため、高い値段がつきにくいのです。

アクセサリーに使用される地金が少ない

一般的にジュエリーには、ゴールドやプラチナなど地金が使われていることが多く、ノーブランドでもある程度の値段がつきます。しかしながら、真珠のジュエリーには地金が使われないことが多く、留め具に使われるシルバーも地金としての価値が低いため、価格に反映されにくいというのがネックです。

用途の少なさ

前述したように、日本では冠婚葬祭で使うイメージが強い真珠。普段使いできる真珠のジュエリーも増えていますが、真珠のアクセサリーといえばフォーマルファッションで使うものというイメージを持っている方が多いでしょう。また、そういったフォーマルな場のための真珠アクセサリーでも、最近はフェイクパールを使用したものも増えていることから、真珠のネックレスの需要が少なくなっていると考えられます。

真珠の劣化を防ぐお手入れ方法

ここからは、少しでも高く値段がつくよう、購入時から気をつけておきたい真珠の劣化を防ぐお手入れ方法をご紹介します。

使ったら拭いて保管

まず必ず行いたいのが、使ったら真珠を拭いてから保管するということです。真珠は水分や人の汗に弱く、肌に触れて弱酸性に晒されることで、真珠層を破壊されてしまいます。使い終わったら、必ず汗を拭きましょう。真珠専用のクロスか、眼鏡拭きなどの柔らかく綺麗な布を使い、一粒一粒揉むように丁寧かつ優しく拭くのがポイントです。

5年に1回糸替え

真珠のネックレスなどは、5年に1回糸替えをするのもお手入れとして欠かせません。使用している間に糸が伸びてしまうと、真珠と真珠の間に隙間ができてしまいます。1~2年に1回の糸替えを推奨しているところもありますが、長くても5年~10年に1回は糸替えをしましょう。

真珠を着用・保管するときの注意点

真珠のジュエリーを着用、保管するときに日頃から注意しておきたいポイントがあります。劣化を防ぐためにも、以下の点に注意して保管しましょう。

家事をする時、水辺での使用は避ける

ここまでにもお伝えしていますが、真珠は水分に弱い宝石です。ジュエリーへ加工する際に穴を開けることが多く、穴から内部に水が入ると輝きが減少することもあります。家事をする時はもちろん、温泉やレジャーなど、水が近くにある場所では外しておくようにしましょう。

メイク完了後に着ける

真珠は汚れにも弱い宝石です。先に身に着けて化粧やヘアメイクなどをしてしまうと、化粧品やヘアスプレー、日焼け止め、ハンドクリーム、香水などが付着しやすくなります。少しでも真珠を汚さないためにも、メイクや身支度を終えた後に着けるようにしましょう。

水洗い・防虫剤はNG

水分に弱い真珠ですが、防虫剤も避けておきましょう。防虫剤には真珠によくない成分が使用されていることがあります。同様に、脱脂綿に含まれる漂白作用によって真珠が変色することもあるので、緩衝材として脱脂綿を使用するのもご法度です。購入時のケースに保管しておくのがベストです。

高温多湿の場所を避ける

実は真珠は光や熱、紫外線にも弱い宝石です。日当たりのいい場所や、高温多湿を避けて保管しましょう。照明の光にも影響を受けてしまうため、光を通さないケースに保管するのが望ましいです。

真珠を高く売るポイント

ここからは、真珠を高く売るポイントについてご紹介します。買取に出す際には、この3つのポイントに注意しておきましょう。

付属品を用意する

まずは、購入時の付属品を揃えて用意しておきましょう。真珠の種類や品質を示す鑑別書や保証書があると、ブランド真珠であればその証明となるため、高値がつきやすくなります。真珠専門の鑑定機関である「真珠総合研究所」、「真珠科学研究所」の鑑別書は、真珠販売業者のみが発行申請できます。

メンテナンスを欠かさない

ここまでご紹介してきたように、真珠はデリケートな宝石です。しっかりと日々のメンテナンスや保管方法に気をつけておき、メンテナンスを欠かさないことが、真珠の価格を高めるために大切なポイントとなります。特に、使用後に汚れを拭き取る作業をするだけでも劣化を防ぐことができます。

また、日々のメンテナンスをしていない場合でも、買取前に拭き取って見た目を綺麗にするだけでも、買取価格がよくなることがあります。

複数の宝石と一緒に持ち込む

真珠以外の宝石やジュエリーを売却する際にも押さえておきたいのが、複数の宝石と一緒に買取へ持ち込むという点です。1点ではそこまで値段がつかない場合でも、店舗によっては持ち込み点数が多いと買取金額が上がるキャンペーンを行っていることがあります。条件によっては、買取価格に数万円の上乗せになることもあるため、持ちこむ店舗のキャンペーンなどを確認し、できれば複数の宝石と一緒に買取へ持ち込みましょう。

真珠はどこで買取してもらえるの?

それでは、値段がつきにくいといわれるデリケートな宝石・真珠の買取を頼むならどこがいいのでしょうか。ここからは、真珠の買取をしている3つの業態をご紹介します。

宝石の買取専門店

まずご紹介するのは、宝石を専門としている買取専門店です。

真珠を高く売却したいのであれば、専門的な知識を持った査定士に、適切な買取査定をしてもらう必要があります。また、その店舗に真珠の買取実績が多くあることが、真珠の査定技術や知識の裏付けともなるでしょう。

全国各地に店舗を展開しているエコリングは、真珠の買取数と買取率はトップクラス。経験豊富な鑑定士が多数在籍し、お客様の真珠を適正価格で査定し、買取いたします。安心の買取なら、LINE、店頭、出張、宅配と4つの買取査定方法を持つエコリングにお任せください。

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リユースショップ

リユースショップでは、ジュエリーから服、日用雑貨までさまざまなジャンルの商品を扱っています。そのため、真珠のジュエリーの買取も可能です。しかしながら、宝石鑑定のプロが常駐していることは少なく、真珠に関して言えば高価買取はあまり期待できないことも。

フリマアプリやネットオークション

フリマアプリやネットオークションを使うというのも方法のひとつです。

気軽に出品できるため、利用しやすいのが魅力です。しかしながら、写真を綺麗に撮ったり、丁寧に商品説明を記載したりと、価格を決定するのは自分の手腕による部分が大きく、売却後に取引相手とトラブルが生じる可能性もあります。高価な宝石を扱うという点で、慎重に行動して売却しましょう。

真珠の正しい扱い方を覚えて、真珠の劣化と価格の低下を防ごう

真珠はとてもデリケートな宝石のため、保存方法やお手入れ方法によって価格が大きく変わります。真珠の正しい扱い方を覚えておくと、真珠買取に出すときに、いくらになるのか期待感も膨らみます。買取価格が安いことでショックを受けないためにも、真珠の劣化を防いで、大切に使いましょう。

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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