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買取豆知識
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金のネックレスに刻印されている「750」の数字にはどんな意味がある?

金ネックレス
2023.9.7

お手持ちの金のネックレスなどのジュエリーに、「750」という数字が刻印されているのを見たことはありますか?この刻印には、どのような意味があるかご存じでしょうか?本記事では、「750」という数字の意味や刻印について解説。また金のネックレス売りたい方に、売却の際に役立つ情報や本物の金の見極め方などをご紹介します。「刻印の意味を知りたい」「金を少しでも高く売りたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「750」の刻印の意味は?

金のネックレスなどに刻印されている「750」の文字。これは18金のことです。K18も750もどちらの刻印も同じ意味で、金の純度を示す表記です。「750」のような刻印は、金のネックレス以外にもプラチナやシルバー製品にも表記されています。「750」の刻印は、海外製の金製品に多く見られ、「ITALY」と刻印されているものは、イタリア製ということになります。

18金とは?

18金とは、全体の75%が金でできている金属のこと。そのほかの25%は銀やパラジウム、銅、亜鉛などの別の金属を混ぜて作られています。

750と18金の違い

同じ意味を持つ「750」と「18金」の大きく異なる点としては、金の含有量を1000分率で表したものか24分率で表したものかになります。金には種類があり、金の含有率によって数字も変化します。日本では、「24金」を純金(金100%)とし、24分割で金の含有量を表しているのが特徴です。すなわち75%金を含んでいる「18金」は、1000分率で計算すると「750」となり、1000分率で表記される際は「750」と刻印されます。

金のネックレスにある刻印(ホールマーク)とは?

金のネックレスなどの刻印には、「K18」や「18KT」、「18K」、「750」などさまざまな表記があります。中には日本の国旗が刻印されている製品も。それぞれの違いや意味について詳しく見ていきましょう。

刻印(ホールマーク)が表すもの

「K18」や「750」は、主に日本で作られた金製品に表記されています。「18」や「750」などの数字は、金の純度を表す数値のこと。また「K」や「KT」などのアルファベットは、金の純度を表す単位のことで、カラット(Karat)を略したものです。基本的に「K18」でも「KT18」、「750」でも金の純度は変わりません。

一方「18K」のように「K」が後につく場合は、海外で作られた金製品に刻印されています。ただし、「18K」と表記されている海外製の製品の中には、実際には含有率が75%に満たないものも多いため注意しましょう。

日本の国旗が刻印された金製品をご存じでしょうか。これは通称「ホールマーク」と呼ばれるもので、日本の造幣局での厳しい試験をクリアした製品にのみ刻印されます。ホールマークがついている製品は、信頼性が高いと言えるでしょう。また品質の高さや本物かどうかを判断する基準にもなります。

金の種類と純度について

金の主な種類について見ていきましょう。

・24金(K24)
金の含有率が99.9%の金属ので、すなわち純金のことです。純金は酸化や変色することがなく、美しい輝きをずっと保てるのが魅力。金は純度が高いほど柔らかくなる特徴があります。そのため24金はネックレスなどのジュエリーよりも、インゴッドなどの資産価値のための製品として作られることが多い金属です。

・18金
金の含有率は75%で、「750」「18K」と表記されることもある金属。日本で流通している金製品やジュエリーの多くは、18金や14金が使用されています。適度に柔らかく、加工しやすいのが特徴です。また純度が高いため、アレルギーを起こしにくいメリットも。

・14金
58.5%の金が含まれている14金。18金と比べると少し変色しやすい金属です。
18金と同じくジュエリーとして加工されることが多いですが、金の含有率がやや低下するため18金よりも安価で購入できます。

・10金
10金(K10)の金の含有率は41.6%と、24金と比較すると半分以下の含有率です。ですが、見た目の輝きなどは18金とそれほど差異はありません。さらに別の金属を多く混ぜているため、18金と比較するとより硬くキズがつきにくい特徴も。反対に硬さゆえ、加工がしづらく、サイズ調整が難しい素材でもあります。

18金のカラーについて

18金には、金のほかに銀や銅など25%の割り金が含まれています。18金の色は、この割り金の種類によって変化し、「カラーゴールド」として製品化されています。 それぞれのカラーの特徴について紹介します。

ホワイトゴールド

18金に銀やパラジウムを配合し、加工されたものが「ホワイトゴールド」です。見た目はプラチナやシルバーに近い白色をしています。ロジウムという金属でコーティング加工することで、白い色を再現。ホワイトゴールドは「WG」と略され、日本では「K18WG」、日本以外では750と刻印されたホワイトゴールドが「18KWG」と表記されます。

ピンクゴールド

優しい色合いの「ピンクゴールド」は、金や銅にパラジウムを配合した18金です。割り金に銅を多く配合しているため、カラーゴールドの中でも硬めの素材。また銅を多く含んでいるので、変色しやすい特徴も。ピンクゴールド=「PG」と表記されます。

イエローゴールド

華やかなイメージで日本人の肌にも馴染みやすい色合いの「イエローゴールド」。金に銀と銅を配合して作られていて、変色しにくい特徴があります。「YG」と表記されることが多く、ブライダルジュエリーとしても人気です。

金のネックレスを売りたい!査定前にチェックしたいこと

市場に出回る量が少なく、希少価値の高い金は、安定した資産価値として高い人気を誇っています。さらにここ数年は金相場も高騰を続けており、買取価格も高い傾向に。
ここでは、金を査定してもらう前にチェックしておきたいことについて紹介します。

買取価格を計算してみよう

実は自分でも大体の買取価格を計算する方法があります。査定してもらう前に、おおよその買取価格を把握することで、売却するかどうかの判断材料にもなるでしょう。
まずは計算するにあたり、必要な情報を3つ確認します。

1つ目は、金の1gあたりの相場価格をチェックしましょう。18金(750)などの金の取引相場価格は日々変動しているので、常に最新のものをチェックしてきます。
2つ目は金の純度を確認。金製品の買取価格は、金の含有量に大きく左右されます。売りたい金製品がどのくらい金を含んでいるかは、重要です。

3つのチェック項目を確認できたら、以下の計算式で買取価格の目安がわかります。
おおよその金の価格=金1gあたりの相場価格×金製品の重さ×金の純度(100%を1で計算)

例)金1gあたりの相場価格が5,000円、重さ20kg、K18の金のネックレスの場合
5,000(円)×20(kg)×0.75(75%)=75,000(円)となります。
※ただし、金の状態によっては買取価格が変わる可能性もあります。

偽物かどうかを確認

K18や750と刻印されているネックレスや指輪でも、偽物の可能性もあります。自宅で簡単にできるチェック方法を紹介します。

刻印をチェック

記されている刻印の意味を知っておくことで、偽物だけでなく金の種類を見分けられます。「K24」は純金、カラーゴールドは「K18WG」など、金メッキ製品は「K14GP」などと表記されています。特に気をつけたいのは、後に「K」がついている金製品です。海外製のものが多く、正確な純度ではない製品もあります。
日本国旗が刻印されている製品は、造幣局の基準をクリアした信頼できる製品です。

磁石にくっつくかどうか

手軽に見分けられる方法が、磁石を近づけるやり方です。純金や銀、アルミニウムなどの素材は、磁石にはくっつきません。もしお手持ちの金製品が磁石にくっつく場合は、偽物の可能性が高いです。
ですが、この方法で見抜けない金メッキ製品や偽物もあるので、他の方法と合わせて試してみるとよいでしょう。

色で判断する

偽物の金製品は、本物と比べて不自然な色あいの場合が多くなります。
純金は、濃いオレンジ色です。金の純度が低くなるにつれて、色味が黄色っぽくなってきます。「K10」程度になると、さらに暗い色味に。
本来の金の色を知っておくことで、偽物との見分けがつきやすくなるでしょう。

比重を確かめる

偽物の見極め方として、重さで判断する方法も。純金製の製品とメッキ製品では、重さが異なります。金メッキは、表面をコーティングしているだけなので純金よりも軽いのが特徴。手に取ってもわからない時は、量りなどを使って確認してみましょう。

試金石を利用してみる

「試金石」を使って偽物かどうかを見分ける方法も。試金石とは、黒い石英質の鉱石のことです。この試金石に金製品を擦りつけ、試金石に付着した金の色や感触から本物かどうかを見極めます。付着した金が硬い場合やあきらかに不自然な色味の場合は、偽物の可能性があります。
もし色味で判断しづらい時は、比重ごとの金の色がわかる「試金棒」という商品で確認してみるのも良いでしょう。

高く売るためのコツを紹介

少しでも高く売るために実践したいコツを紹介します。

金相場をチェック

金を高く売りたい時は、金相場は高くなっているタイミングを狙いましょう。金相場は、常に変動しています。世界経済が不安定な時は、相場価格が高くなりやすいです。日々相場をチェックし、ベストなタイミングで売却すれば高く買い取ってもらえます。

きれいな状態で持ち込む

金のネックレスなどのジュエリーは、きれいな状態のものほど高く買い取ってもらえる傾向が。日頃のお手入れを丁寧に行っておきましょう。

金のお手入れ方法

金は長期間使用することで、どうしても汚れや細かい傷がついてしまいます。長くきれいな状態を維持するためには、着けっぱなしにしないことが大切です。長期間の着用は、変色や劣化の原因に。

適度に外しながら、しまう時は柔らかい布などで磨いてから専用ボックスなどに収納するのがおすすめです。
汚れが気になる時は、ぬるま湯に中性洗剤を入れた液に5分ほど浸けておきます。洗浄後は、柔らかい布などでしっかりと水気を取りましょう。
頑固な汚れは無理に落とさず、ジュエリー専門店に相談することをおすすめします。

付属品は一緒に

有名ブランドのジュエリーは、保証書やケースなどの付属品があると、さらに高額で買い取ってもらえる可能性も。特に未使用品に関しては、付属品があると定価と変わらない査定額になることもあります。

信頼できる買取専門店で査定してもらう

金を買い取ってもらう際は、金の価値をしっかりと査定してくれる買取専門店に依頼しましょう。信頼できる専門店の見分けるには、金の買取実績に注目してください。お店のホームページなどに、金の買取実績がきちんと掲載されているかどうかを確認してみましょう。

金のネックレスを売るならエコリングへ

ここまで自宅でも手軽にできる偽物を見分ける方法や買取価格の計算方法を紹介してきました。紹介した方法はあくまで目安ですので、不安な場合は買取専門店などでプロに査定してもらいましょう。
金の買取実績も豊富なエコリングでは、金のネックレスなどジュエリーの買取を行っています。万が一、お持ちのジュエリーがメッキだった場合でも大丈夫。エコリングなら、メッキやシルバー製品でも高額査定が可能です。

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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