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ダイヤモンド1カラットの大きさと値段|婚約指輪の選び方も

ダイヤモンド
2023.10.12

ダイヤモンドに使われる単位でよく聞く「カラット」。実はこの単位、ダイヤの大きさ(体積)を示すものではないとご存じでしたか?そこで今回は、宝石の価値や値段を決める要素の1つでもあるカラットについて、1カラットの大きさなどを詳しくご紹介します。また、ダイヤの婚約指輪を購入する際のサイズ選択やデザインについても解説。ダイヤを手に入れたい方・手放したい方どちらにも参考になる内容なので、ぜひ最後までご覧ください。

ダイヤモンドの「カラット」とは?

ダイヤをはじめとする多くの宝石に使われる「カラット」という単位。冒頭でもお伝えしたとおり、これはダイヤやルビーといった宝石の大きさ(体積)を示す単位ではありません。では一体、何を表すものなのでしょうか?

宝石の重さを表す単位

ダイヤなどに使われる「カラット」は、その宝石の重さ(質量)を表す単位です。そのため、2カラットだからといって1カラットの2倍の大きさになるわけではありません。 1カラット=0.2gと定義されています。また、1カラットは100ポイントに分割でき、小数点以下の100桁まで測定が可能です。
重さを表す単位であるカラットは、数値が大きいほど宝石そのものもサイズアップするため、大きさを示す単位だと勘違いされることがあるようです。

金の純度を表す「K(カラット)」とは別物

金の純度を表す単位は「K」、ダイヤの重さを表す単位は「ct」と記され、どちらも「カラット」と読みます。日本では、金の純度を「K24」(にじゅうよんきん)や「K18」(じゅうはちきん)と読む機会が多いでしょう。そのため、宝石の重さを表すカラットと混同することは少ないようですが、両者はまったく別の単位です。金に記される「K」は重さではないので注意してください。

ダイヤモンド1カラットの大きさは?

ダイヤなどの宝石に使われる「カラット」という単位は、重さ(質量)を表すものだということがわかりました。しかし、1カラットのダイヤは重さが0.2gだといわれても、どのくらいの大きさなのか、実物大がどのくらいなのかピンと来ない方も多いのではないでしょうか?ここでは、1カラットとはどれくらいのサイズなのか見ていきましょう。

カットによって異なる

ダイヤのなかでも代表的かつ定番のシェイプ、「ラウンドブリリアントカット」。このカットが施されたダイヤの場合、1カラットの大きさは直径約6.5mmと、5円玉の穴5mmよりも一回り大きいくらいです。
カラットは宝石の重さを表す単位であるため、どのようなカットが施されていたとしても、1カラット0.2gに変わりはありません。しかし、同じ1カラットでもカットにより大きさが異なるため、注意が必要です。

長さの単位「mm(ミリメートル)」に換算できる

標準的なラウンドブリリアントカットの場合、重さの単位であるカラットから、実際の大きさをイメージしやすい長さの単位、mmに換算することができます。以下に、ラウンドブリリアントカットのダイヤ0.1カラット~10カラットまでの大きさをサイズ表にまとめたので、実物大の参考にしてください。

カラット 直径 質量
0.1 約3.00mm 約0.02g
0.2 約3.81mm 約0.04g
0.3 約4.36mm 約0.06g
0.4 約4.80mm 約0.08g
0.5 約5.17mm 約0.10g
0.6 約5.50mm 約0.12g
0.7 約5.78mm 約0.14g
0.8 約6.05mm 約0.16g
0.9 約6.29mm 約0.18g
1.0 約6.52mm 約0.20g
2.0 約8.21mm 約0.40g
3.0 約9.40mm 約0.60g
4.0 約10.29mm 約0.80g
5.0 約11.05mm 約1.00g
6.0 約11.76mm 約1.20g
7.0 約12.37mm 約1.40g
8.0 約12.95mm 約1.60g
9.0 約13.46mm 約1.80g
10.0 約13.94mm 約2.00g

ダイヤモンドの婚約指輪を選ぶならサイズは?

ダイヤのサイズ感が把握できたところで、次にお話しするのは「婚約指輪」について。婚約指輪といえば、ダイヤをあしらった特別感のあるものを想像する方も少なくないでしょう。しかし、いざ購入するとなると、何カラットのダイヤを選べばよいのか迷った・迷っている方もいるはず。ここからは、婚約指輪の平均的なサイズや選ぶ際のポイントをご紹介します。

平均サイズは0.2カラット~0.3カラット

日本における婚約指輪の平均サイズは、0.2カラット~0.3カラットとされています。この場合、ダイヤ(ラウンドブリリアントカット)の大きさは直径約3.81mm~約4.36mmで、50円玉の穴4mmと同じくらいです。普段使いできるサイズで、小さいと感じたとしても、結婚指輪と重ねづけして楽しむことができます。

将来を見越して1カラットも選択肢に

1カラットのダイヤが輝く婚約指輪を購入するとなると、気になるのはそのお値段。実際、婚約指輪を1カラットのダイヤ付きにする場合、値段の目安は約100万円と高額です。しかし、女性は年齢を重ねるとともに手指が太くなったり肌質が変わったりして、存在感のあるダイヤのほうが似合うようになります。婚約指輪は長く身につけるもの。1カラットの婚約指輪に憧れる・花嫁の雰囲気には大きいものがしっくりくるといった場合は、大きめのダイヤを検討してみてはいかがでしょうか。

サイズだけでなくデザインにも注目

ダイヤのサイズは、身につける方の体型や手指とのバランスを見ながら選ぶのがポイント。ジュエリーショップで試着しながら、相性のよいカラット数を選択するのがベストです。また、婚約指輪選びで後悔しないためには、ダイヤの大きさだけでなくデザインにも注目してみましょう。

例えば、指輪全周にダイヤを配置する「エタニティリング」。途切れることなく並んだダイヤは“永遠=Eternity(エタニティ)”を思わせることから、「永遠の愛」を意味します。一つひとつは小さなダイヤでも華やかさがあるため、単独使いはもちろん、年を重ねても地味になりにくいデザインで人気の指輪です。

ダイヤモンドの価値・値段を知るポイントは?

婚約指輪をはじめとするダイヤのジュエリーを購入・売却する際、その価値や値段を知るにはどうすればよいのでしょうか。ダイヤの価値や値段は、宝石そのものの質だけでなく、さまざまな要因によって変動します。以下では、ダイヤの価値基準や相場について解説。今からダイヤを手に入れたい方・手放したい方どちらも要チェックです!

グレード(4C)

多くのダイヤの価値は、米国宝石学会(GIA)の国際基準「4C」によって決まります。4Cとは、下記4要素の頭文字から成る言葉です。

・Carat(カラット):重さ
・Color(カラー):色
・Clarity(クラリティ):透明度
・Cut(カット):輝き

ほかの条件がまったく同じである場合、ダイヤの価値はカラット=重さの増量に伴って上昇します。大きなダイヤは希少だからです。しかし、質量が等しい2つのダイヤがあるとき、カラット以外の3要素(カラー・クラリティ・カット)が異なれば、その価値は非常に異なるものになる可能性があるのです。
ダイヤの価値は、4Cの要素を総合的に満たすものほど高くなるという点がポイント。そのため、同じ1カラットのダイヤでも、4Cの評価によっては100万円未満で手に入るものもあれば、数百万円出しても手に入らないものもあります。
以下に、4Cの評価内容を表にしてまとめました。ダイヤを購入する際は、求めるものの質と値段を考えながら選ぶことになるでしょう。

4C 意味 概要
Carat(カラット) 重さ 1カラット=0.2g
Color(カラー) D~Zで分類
D~F:Colorless
G~J:Near Colorless
K~M:Faint
N~R:Very Light
S~Z:Light
Clarity(クラリティ) 透明度 6つのカテゴリーで分類
FL:10倍の倍率で内包物や外部の傷や欠けなどがともに見られない
IF:10倍の倍率で内包物が見られない
VVS1、VVS2:10倍の倍率で内包物の確認が困難
VS1、VS2:10倍の倍率で内包物が非常にわずかに見られる
SI1、SI2:10倍の倍率で内包物が確認できる
I1、I2、I3:10倍の倍率で内包物が容易に確認でき、透明度や輝きに影響を与える
Cut(カット) 輝き 7つの要素で分類
輝き・明るさ:反射される光
ファイアー:光の分散
シンチレーション:光のパターン
重量比率
耐久性
シンメトリー

カット

ダイヤの美しさをもっとも引き出すとされる「ラウンドブリリアントカット」。ダイヤモンドグレーディングレポート(鑑定書)は、このラウンドブリリアントカットのダイヤにしか発行されません。そのほかのシェイプや宝石の重さ・色などを調べたものは鑑別書です。ダイヤの鑑定書とは別物なので注意してください。

需要と供給

ダイヤは、4Cのうちどの要素が重視されるのか・流行するのかによっても値段が変動するのです。例えば、「ダイヤは大きさが重要」とする価値観が広まる、大手ジュエリーブランドが特定のカラーのダイヤを買い占める、などの理由で需要と供給のバランス崩れると、価値や値段も変動します。また、日本国内のダイヤ在庫数によって値段が左右されることもあります。

外国為替相場

日本には国産のダイヤがありません。そのため、日本の市場で流通するダイヤはすべて輸入品です。海外から輸入するということは、外国為替相場の影響を受けることになります。円安が続けば、ダイヤの価格高騰につながるでしょう。

ダイヤモンドを手放すならエコリングへ

希少価値が高く値崩れしにくいダイヤは、手放すことになっても買い手に困ることは少ないでしょう。買取専門店のエコリングなら、30年前のダイヤの指輪やネックレスといった古いジュエリーも、経験豊富な鑑定士が現在の相場に照らし合わせた適正価格で買取可能です。また、ティファニーやカルティエなどの人気ブランドジュエリーなら、予想外の高価格で売買が成立するかもしれません!自宅に眠っているダイヤがある方は、一度査定に出してみてはいかがでしょうか?

ダイヤモンドの指輪の買取相場は?査定のポイントについても解説!

資産価値の高いダイヤモンドは不要になったら売るという手段も!

宝石の重さを表す単位の「カラット」を中心に、ダイヤモンドの基礎知識をお伝えしました。1カラットの大きさや価値基準を知っていれば、相場を著しく下回ることなく売却できるでしょう。ダイヤをあしらったジュエリーは資産価値が高く、いつの時代も人々を魅了するもの。使わなくなったジュエリーがあるなら買取専門店で売却し、待ち望む人に譲るという選択肢もありますよ!

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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