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宝石の売り時はいつ?高値で売れる宝石や売る時の注意点を解説

ジュエリー・宝石
2023.10.17

使わなくなった宝石を手放す際、「せっかく売るなら、できるだけ高値で買取ってもらいたい」と思う方は多いでしょう。宝石は、売り時によって買取価格に数万円の差が出ることがあるのをご存知ですか?そこで今回は、宝石やジュエリーが売れる時期や、高値で売れる宝石をご紹介します。高く売るためのコツや注意点も解説しているので、宝石を手放すことを検討している方はぜひ参考にしてください。

INDEX

宝石(ジュエリー)の売り時は経済が盛り上がっている時

宝石の売り時は、経済が盛り上がっている時期を狙うのがベストです。 宝石の代表格であるダイヤモンドは、国際的な評価基準の「4C」が定められており、高く売れる時期を見極めやすいものです。しかし、エメラルド・ルビー・サファイヤなどのカラーストーンは評価基準が決まっていません。買取相場も不安定で査定が難しいため、売る時期がズレると高値で売れるタイミングを逃してしまうケースもあるでしょう。

買取相場を見極めるポイントは、日本の経済状況を知ることです。宝石やジュエリーなどの宝飾品市場は景気に影響されやすいという特徴があります。経済や株が高騰すると宝飾品市場の価値が上がり、貴金属の買取価格も大きく上昇。特に経済が盛り上がる「サミット」や「万博」などのイベントが行われた年は、買取価格も高騰する傾向があります。そのため、ダイヤモンドをはじめとした宝石類は、経済が盛り上がっている時期に買取店へ持ち込むのが高く売る方法といえるでしょう。

また、ダイヤモンドなどの宝石があしらわれたジュエリーを売る時期を見極めるには、宝石以外の部分に使われている貴金属の相場を知ることも大切です。
カラーストーンは年月の経過と共に価値が低下するため、宝石部分以外の貴金属の買取価格が査定に大きな影響を与えます。宝石と比べると価値は下がりづらいですが、貴金属の相場も常に変動しているので、売る前に価値がどのくらい上下しているのかを確認するのがおすすめです。
ダイヤモンド相場も変動するため、1gあたりの今日の値段を調べて売り時を見極めましょう。

宝石(ジュエリー)の買取需要が高まっている理由

昨今、インターネットなどから宝石に関する情報を簡単に得られるようになりました。また、買取店も増加傾向にあることから自然と価格競争になり、買取需要も高まっています。ここでは、宝石の需要が高まった理由を詳しく解説しましょう。

宝石(ジュエリー)が枯渇しているから

宝石やカラーストーンは、地球の内部で長い年月をかけて作られるものです。宝石を身に着ける文化は約3,000年前から始まっており、その頃から多くの宝石が世界中で採掘されました。その結果、今は希少価値の高い宝石が世界規模で枯渇してきています。現在販売している宝石の多くは、30~50年前に使用されていたジュエリーなどの宝石を再利用して販売されているほど。今持っている宝石は、実は100年以上も前に採掘されたものかもしれません。

投資目的で購入する人が多いから

宝石の枯渇が進むと価格がどんどん上昇するため、今のうちに投資目的で購入する人が増えています。また、宝石はメンテナンスが不要なことも需要が高まっている理由の一つ。高値で売れる宝石の種類や産地、品質などを加味したうえで購入すれば、手堅い投資になるのです。

例えば、コロンビア産の最高品質のエメラルド2ctの場合。10年前は500万円ほどで購入できましたが、現在は2倍の1,000万円ほどに上がりました。ダイヤモンドに比べて20分の1程度しか流通していないエメラルドは大変貴重なため、価値は上がる一方です。
また、宝石を丁寧に扱えば品質が損なわれることがないので、新品との価格差もほとんどありません。身に着けて日常的に楽しみつつも、投資目的として所持できる宝石は、投資家の間で特に注目を集めています。

高値で売れる宝石(ジュエリー)とは

200種類以上ある宝石の中でも、流通している数は主に30種類程度です。宝石は価値が高いイメージですが、30種類の中には価値のないものもあります。中でも価値が高い7つの宝石について詳しくご紹介しましょう。

ダイヤモンド(無色)

ダイヤモンドは、地球上で最も硬い鉱物です。採掘や加工に多額の費用がかかるため、他の宝石より高値で取引されています。同じサイズのダイヤモンドでも、石の質や色によって価格が5~100万円以上も違います。ダイヤモンド相場の推移は、直近10年の価格を見ても右肩上がり。前述したように、宝石の価値は経済状況によって変わりますが、ダイヤモンド価格は今後も高騰する可能性が高いでしょう。

価値のあるダイヤモンドとは

ダイヤモンドは、評価基準である4Cによって価値が決まります。

4Cとは
・Carat(カラット):重さ
・Clarity(クラリティ):透明度
・Color(カラー):色
・Cut(カット):形状
のことを指します。

黄色味が強いイエローダイヤモンドは、流通しているダイヤモンドのうちの0.01%未満ほどしか出回っていないため、高価買取が期待できるでしょう。
若い人でも普段使いしやすく、カジュアルに身に着けられる0.1ctのメレダイヤでも十分価値はあります。ダイヤモンド0.1ctの買取相場は1,000~10,000円ほどなので、タンスの肥やしになる前に宝石を扱う買取店を利用しましょう。宝石を扱っていない買取店やリサイクルショップは、対象外の場合もあるので注意してください。

エメラルド

エメラルドは、ダイヤモンドの次に価値のある、鮮やかな緑色の宝石です。特に質の良いものはコロンビア産で、世界で産出される60%以上を占めています。
コロンビア産のエメラルドの中でも価値のあるのは、内包物が少なく色が濃いもの。内包物が多すぎて色が薄いものは安くなりがちです。また、他の宝石に比べて硬度が低いため、急激な温度変化やちょっとした衝撃で割れやすく、価値が下がってしまうこともあります。

ルビー

赤い色が特徴のルビーは古来より重宝され、時にはダイヤモンドよりも貴重とされていた宝石です。ルビーの原石は、発色が良かったり透明感があったりするものは少ないため、加熱処理をして販売しているものがほとんど。まれに、加熱処理をしなくても鮮やかで透明感のあるものが採掘されることがありますが、5%以下しか流通していないため、非常に価値が高くなります。
加工処理の有無に関わらず、色に深みがあって透明感の強いものが高値の付きやすいルビーです。

サファイヤ

サファイヤは、ルビーと同じコランダムと呼ばれる鉱物であり、赤色がルビー、それ以外がサファイヤと呼ばれます。最も流通しているサファイヤは深い青色。他の石と同じく、透明感があり色が濃いものに高値が付きます。ピンクとオレンジの中間色のサファイヤはとても貴重な石なので、価値が高い石です。サファイヤはダイヤモンドの次に硬度が高い宝石ですが、傷付いたり欠けてしまったりすると価値が下がるので、丁寧に扱いましょう。

アレキサンドライト

希少価値の高い宝石であるアレキサンドライトは、太陽の下では青緑、夜に弱い光に照らすと赤紫に見える特殊な石です。色が違って見えることを変色効果と呼び、色の違いが強いほど希少価値が高くなります。
アレキサンドライトは0.3ct以下のものは比較的多く流通しているため高値が付きにくい傾向です。一方で、1ct以上のサイズは非常に価値が高く、特に枯渇してきているブラジル産のものに高値が付きます。他の宝石は濃い色のものに高値が付きますが、アレキサンドライトは、暗すぎず明るすぎない中間色の明度の石が高値になります。

宝石(ジュエリー)の査定基準とは

宝石を手放す際、買取店がどのように宝石を見て価値を判断するのかなど、事前に査定基準の知識を付けておくと安心です。ここからは、宝石の査定基準についてお伝えします。

ブランド品の場合

宝石があしらわれたジュエリーを査定してもらう場合、ブランド品かノーブランド品かどうかで、その後の査定方法が大きく変わります。買取店へ持ち込むものがブランド品である場合、証明できるギャランティカードなどを持参すると査定がスムーズです。ダイヤがあしらわれているジュエリーは、鑑定書も併せて持参しましょう。

宝石(ジュエリー)の状態やブランドの人気度をチェック

ブランド品は世界的にも価値が認められているため、査定方法は比較的シンプルです。鑑定士は、商品の状態やブランドの資産価値から査定額を導き出します。
ティファニーやカルティエといった人気のある宝飾品ブランドのジュエリーは、最新デザインで状態が良ければ高値での買取が期待できるでしょう。どのブランド品でも、宝石やジュエリーのお手入れを丁寧に行ったうえで買取店へ持ち込むのがおすすめです。

ノーブランド品の場合

買取店へ持ち込む宝石やジュエリーがノーブランド品の場合、査定方法は少し複雑になります。さまざまな側面から宝石の価値を見極め、総合的に判断するためです。
チェックする項目は以下の流れを参考にしてください。

宝石(ジュエリー)の価値をチェック

次に宝石の鑑定です。宝石は、ダイヤモンドかカラーストーンかで価値が大きく変わります。ダイヤモンドには4Cという評価基準がありますが、カラーストーンは明確な評価基準が存在しません。明確な評価基準がないカラーストーンは、石の大きさや輝き、色の濃淡、傷の有無で判断しますが、買取店や鑑定士によって評価基準が変わることもあります。
ノーブランド品をできるだけ高値で売りたい場合は、宝石の価値をしっかり見極められる買取店へ持ち込むことが大切です。

デザイン性をチェック

ノーブランド品でも、人気のデザインや流行りの宝石をあしらったものであれば、査定額のプラスになるケースもあります。ただし、買取店の査定方法によって異なります。ノーブランド品を買取店へ持ち込む際は、宝石の人気度やデザイン性も含め、価値を判断してくれるお店かどうかを事前に確認するのがおすすめです。

ノーブランド品は、これらの項目を総合的に見て査定額を導き出します。査定額を出された際は、内訳も提示してもらうのがおすすめです。宝石を含め、貴金属に対し適切に査定していることが分かれば、納得して売却できるでしょう。

宝石(ジュエリー)を高く売るコツ

宝石を高く売るには、おさえておくべきポイントがいくつかあります。買取店へ持ち込む際は、ぜひ参考にしてください。

鑑定書や鑑別書を持参する

宝石を購入すると、石の鑑定書や鑑別書が付属していることがあります。ダイヤモンドの価値を示すものが鑑定書、ダイヤモンドも含めた宝石の種類や処理方法を示したものが鑑別書です。
ダイヤモンドだけではなく、その他のカラーストーンは鑑定が難しく、買取店によっては本来の価値を下回る価格が付くことも。鑑定書や鑑別書があることで宝石をしっかり査定してもらえるため、付属しているものはできるだけ持参すると、買取査定がスムーズでしょう。

【ダイヤモンドの買取】鑑定書ありの場合は高く売れる?

付属品を持参する

宝石があしらわれたジュエリーなどがブランド品である場合、専用の箱や袋を持参しましょう。これらは、なるべく完璧なものを購入したい方に人気の付属品であり、より高値で買取される可能性があります。前述したように、ギャランティカードやショップカードなども可能な限り持参するのがおすすめです。

お手入れをしておく

宝石の買取は、購入した時の状態に近いほど高値が付くため、買取店へ持ち込む前に、できる限りお手入れをしておくのがおすすめです。宝石に傷が付かないか心配な方は、簡単な水洗いと乾拭きに留めておきましょう。高温のお湯や超音波を使用した洗浄法は、宝石を傷つける恐れがあるので、避けてください。

買取店を見極める

宝石を高く売るためには、買取店選びが重要です。宝石を持ち込む買取店は、信頼できる鑑定士がいるお店や宝石専門店を選びましょう。
買取店を見極める際、カラーストーンの買取実績がある業者を選ぶとより安心です。

買取実績や販売ルートをチェック

持ち込みたいジュエリーと似ているものの買取実績があったり、買取を強化していたりするお店を選ぶのがおすすめです。具体的な買取額を明記している業者だと、より安心でしょう。同時に、買
取した宝石をどのように転売するか、販売ルートも確認してください。買取と併せて販売も手掛けているところは特におすすめです。

買取方法やサービスをチェック

買取店の中には、宅配買取サービスを行っているところもあります。その際、査定が無料のお店を選びましょう。高価な宝石の発送は不安ですが、万が一輸送中に事故が遭った場合に全額保証を行っている買取店もあるので安心してください。 例えばエコリングの場合、宅配買取のお客様負担額は0円。無料宅配キットもあるので、事前準備も不要です。その他、対面で査定する出張買取も行っているので、買取店へ持って行くのが難しい方はぜひ利用してみてください。

いくつかの業者に査定してもらう

前述したように、カラーストーンには明確な評価基準がないため、業者によって査定額が大きく変わります。複数の買取店で査定額を出してもらうと、宝石の価値を判断しやすいでしょう。
エコリングは、宝石やジュエリーの買取数が業界トップクラスです。独自のメンテナンス技術を持っているため、状態が悪い宝石でも高額査定できる可能性があります。他店で買取NGになったものや査定額が低かったものは、ぜひ一度エコリングに相談してみてください。

高価買取される宝石(ジュエリー)ブランド

宝石があしらわれたジュエリーの中でも、ブランド品は特に資産価値が期待できます。その中でも、価値が下がりにくいジュエリーブランドの特徴を見ていきましょう。高く売れるブランドが知りたい方、ブランド品を売ろうと思っている方は必見です。

カルティエ

カルティエは、多くの国の王室御用達ブランドになっており、格式の高いブランドです。宝石をより輝かせるカット技法や洗練されたデザインなどが特徴。シーズン問わず高値で売れるのは、ラブ・トリニティ・パンテールなどの定番シリーズです。

ティファニー

アメリカ生まれのティファニーは、普段使いしやすいデザインが多いことから、世代を問わず多くの方に愛されるブランド。キングオブダイヤモンドと呼ばれるほど、ダイヤにこだわりがあります。ティファニーのダイヤ製品は特に高品質なので、価値が下がりにくく、中古でも高値が期待できるでしょう。

ブルガリ

ブルガリは、古代ローマの歴史や蛇などをモチーフとした独特なデザインが特徴的な、イタリア生まれの宝石ブランドです。ジュエリーだけではなく、独創的なデザインを生かした時計も人気があり、根強いファンによって買取需要が安定しています。

ハリーウィンストン

ジュエリーブランドの中では比較的歴史が浅いながら、圧倒的なダイヤモンドの存在感や、宝石を引き立たせるデザインで人気を博しています。ダイヤ製品がブランドの主力のため、安定して高い買取価格が出るブランドです。

ヴァンクリーフ&アーペル

フランスで創業され、クローバーモチーフのジュエリーが人気のブランド。上品で女性らしさを感じるデザインが特徴で、自然モチーフのジュエリーを多く販売しています。全体的に高価格帯で中古品でも需要が高いため、高価買取になりやすいブランドです。

宝石(ジュエリー)を売る時は譲渡所得に注意

宝石を売る際、場合によって譲渡所得の課税対象になることがあることがあります。ここでは、高価な宝石を売る際に知っておきたい、課税対象になる条件を見ていきましょう。

売却利益が発生する場合

宝石の売却で利益があった場合、譲渡所得として課税されます。売却時の価格から、宝石購入時の金額や所得費、譲渡費を差し引いた金額が利益です。購入金額より買取金額が下回る場合は、課税対象になりません。

売却金額が1点につき30万円を超える場合

貴金属類は生活用動産に分類されるため、通常は課税対象ではありません。しかし買取額が1点30万円以上になる場合は、資産とみなされるため課税対象になります。30万円は、売却時の利益ではなく買取額であることを頭に入れておきましょう。

個人で売却する場合

個人で宝石を売却する場合は、譲渡所得として計算されます。フリーマーケットやネットオークションでの売却は雑所得の課税対象です。また、宝石の売却を職業とする場合は事業所得になります。

宝石(ジュエリー)は、売り時や買取店を見極めて高く売ろう!

ダイヤモンドやカラーストーンなど、さまざまな種類がある宝石。できるだけ高値で買取ってもらうためには、売り時や適正に査定できる買取店を見極めることが大切です。ダイヤモンド買取価格表はインターネットで簡単に調べられるので、相場を手軽に知りたい方は参考にしてみてはいかがでしょうか。「使っていない宝石を高く売りたい」「宝石の査定額だけでも知りたい」という方は、信頼できる買取店を見つけて高く買取してもらいましょう。

不要な貴金属を売って
お得に変えてみよう!

不要になった貴金属はございませんか?不要だからといってずっと閉まっておくのは勿体ないです。エコリングでは、貴金属やジュエリー類以外のものでもなんでもお買取りさせていただきます。一度買取できるか?いくらになるか相談してみませんか?

エコリングではLINEで簡単に買取相談ができます。ぜひ一度ご相談ください。

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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