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キャッツアイの宝石とは?特徴や価値、高く売る方法など詳しく解説

ジュエリー・宝石
2023.10.19

見ていると吸い込まれてしまいそうな魅力のあるキャッツアイの宝石。見た目が美しいだけでなく、持ち主にとってさまざまな効果をもたらしてくれるといわれています。今回は、そんな神秘的なキャッツアイについて、特徴や種類、価値などを解説していきます。売るときのコツや方法なども紹介しているので、タンスの奥で眠っているキャッツアイの宝石をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

キャッツアイの宝石とは

「キャッツアイ」の宝石とはどんなもののことをいうのでしょうか。そこでまずは、キャッツアイとはなんなのか、その特徴や由来などを解説していきます。

キャッツアイの特徴と由来

キャッツアイとは、光を当てると真ん中に一筋のラインが入る、「シャトヤンシー効果」が現れる宝石のことです。猫の目のように見えることが名前の由来となっており、キャッツアイの宝石は、
別名「猫目石」とも呼ばれています。 当たる光の強さや位置によって、縦のラインの長さや太さが異なってくることと、光を当てる位置を変えるとそれに合わせてラインが動くことが特徴です。

シャトヤンシー効果とは

キャッツアイの宝石の特徴である「シャトヤンシー」とは、フランス語で「猫の目のように輝く」という意味の言葉です。宝石内部で反射された光が宝石外部に集まることによって、まるで猫の目のような光のラインが縦に入る現象を指します。
シャトヤンシー効果を発揮するためには、いくつかの条件が必要です。まず、針状またはチューブ状の含有物(インクルージョン)が、結晶軸として鉱石の中で平行に密集して並んでいること。そして、その含有物は液状で筒状に形であることなどです。
シャトヤンシー効果は、含有物に対して平行になるようカボションカットを施すことで、より効果が現れやすくなります。そのため、キャッツアイの宝石は、シャトヤンシー効果を分かりやすくするため、ドーム状にカボションカットされたものがほとんど。
このような条件が全て揃って初めて光が美しく放たれるので、奇跡的な宝石ともいえるでしょう。

キャッツアイに期待できる効果

次に、キャッツアイの宝石言葉や期待できる効果をいくつか紹介していきます。

キャッツアイの宝石言葉(意味)

キャッツアイの宝石には、「未知の将来を見る目」「洞察力」「冷静」などの宝石言葉があり、物事の本質や嘘を見抜く力があるようです。このことから、悪いエネルギーを遠ざけ、幸運だけを引き寄せることが期待され、縁切りや縁結びの効果も。
キャッツアイ自体にとても強いエネルギーがあるといわれており、パワーストーンとしても人気を集めています。

魔除け効果

キャッツアイの宝石で最も有名な効果といえば、「魔除け効果」。暗闇で猫の目のように輝くキャッツアイは、とても強いエネルギーを持っているとされ、古代から魔除け効果のあるお守りとして使われてきました。悪意や危険から持ち主を守り、悪いエネルギーをよいエネルギーへと変えてくれると信じられています。
日常生活や仕事など、さまざまなシーンで不安や悩みを消し去り、新たな道を開いてくれる効果が期待できる宝石です。

ポジティブになる

キャッツアイの宝石は、外からの悪意や危険からだけではなく、自分から発するネガティブなエネルギーも取り除いてくれます。そして、ポジティブな考え方や気持ちを引き寄せる効果も期待できる宝石です。直感が鋭くなり、豊かな発想を得られるでしょう。持っているだけでよい効果を発揮してくれる宝石とされています。

キャッツアイの種類

キャッツアイの宝石と一口にいっても、その種類は50以上に及びます。ここでは、代表的な7つの宝石を見ていきましょう。

クリソベリルキャッツアイ

キャッツアイの代表といわれており、「キャッツアイ」とだけ表記されている場合は、クリソベリルキャッツアイのことを指します。
クリソベリルキャッツアイの宝石の色は、イエローや褐色、グレーなどさまざま。その中でも、アップルグリーンやハニーイエローは人気の高いカラーです。クリソベリルキャッツアイは、光のラインが美しいものほど希少価値が高くなります。

アレキサンドライトキャッツアイ

アレキサンドライトキャッツアイの宝石は、昼間の太陽や蛍光灯の下では青緑色、白熱灯やろうそくの下では赤紫色に見える、変色効果が特徴です。
変色効果とシャトヤンシー効果の2つを持ち合わせた、とても貴重な宝石で、コレクターからも人気を集めています。

エメラルドキャッツアイ

鮮やかな緑色をしたエメラルドに明るい光の帯が揺れ動く、とても魅力的な宝石です。エメラルドは透明度の高い宝石ですが、シャトヤンシー効果は宝石内部に含有物がないと現れません。そのため、奇跡的に作られたともいえるエメラルドキャッツアイは、かなり稀で希少価値も高いのです。
そもそもエメラルド自体、稀少価値が高く高価であるため、そこにキャッツアイ効果が加わると、別格の存在になります。

オパールキャッツアイ

オパールキャッツアイはとても珍しく、販売されていることがほとんどない宝石です。オパールは、虹色の遊色効果があることで知られている宝石ですが、多くのオパールキャッツアイは、遊色効果が現れないコモンオパールとなります。半透明または不透明のコモンオパールは、独特な雰囲気を漂わせているのが特徴。
カラーは、ハニーカラーやアップルグリーン、コニャックブラウンなど、とろりとした独特の色合いをしたものがほとんど。キャッツアイの宝石は鋭いカラーのものが多いため、オパールキャッツアイの色味を見て、その魅力に虜になってしまう方もいるようです。

トルマリンキャッツアイ

豊富なカラーを持つことが特徴のトルマリンに、シャトヤンシー効果が入った宝石です。トルマリンは、鉱物の中でも最もカラーバリエーションがあり、緑・ピンク・赤・黒・藍色などさまざまなカラーを楽しめます
そんなトルマリンは、グリーンやピンクのものにシャトヤンシー効果が現れるのが特徴。中には、ひとつの石の中に2色のカラーが見られる、バイカラートルマリンキャッツアイも存在しています。

アパタイトキャッツアイ

半透明または不透明で青や緑のカラーが代表的な宝石ですが、実はアパタイトには他にも多くのカラーがあるのです。アパタイトキャッツアイの中でも、イエローグリーンのものは、クリソベリルキャッツアイと似ています。
表面に傷がつきやすい宝石なので、身に着ける際などの取り扱いには注意が必要。アパタイトキャッツアイは、シャトヤンシー効果の条件である針状の含有物が、表面上から確認できるのも特徴です。

タイガーアイ

思わず引き寄せられてしまいそうになる、力強いカラーと模様が特徴の宝石です。虎の目に似ていることから、和名で「虎目石」とも呼ばれています。その見た目は、猛虎の眼のような迫力と美しさを持ち合わせており、魅力を感じざるを得ません。
タイガーアイは、クラシドライト(別名:青色アスベスト)という青い繊維状の鉱物が、生成過程において徐々にクオーツへ変化することで作られます。
一般的に知られているのは黄金色のイエロータイガーアイですが、ブルータイガーアイ・グレータイガーアイ・レッドタイガーアイなど、カラーバリエーションは豊富にあります。

キャッツアイの価値の決め方

キャッツアイについて解説してきましたが、その価値はいったいどのように決まるのでしょうか。多くの種類があるキャッツアイですが、ここでは代表的なクリソベリルキャッツアイの価値の決め方を見ていきましょう。

カラー

クリソベリルキャッツアイの中で最も高く評価されるのは、はちみつ色を思わせる緑がかった黄色の「ハニーイエロー」。また、中心のラインを境に異なった2色を放つ、「ミルクアンドハニー」と呼ばれるカラーのものは、最高級とされています。
茶色やゴールド系のカラーもありますが、イエロー系と比べると評価は低くなるでしょう。

シャトヤンシー効果

シャトヤンシー効果がいかにきれいに現れているかで、キャッツアイの価値は左右されます。光のラインがシャープで鮮明、かつ中央を走っているものが高く評価されるのです。
シャトヤンシー効果は、内包されている含有物によって起きるため、石が大きく分厚いものほど、光が強くはっきりと現れるといわれています。
ラインが太すぎたり細すぎたり、ぼんやりとしていたり、石の中央を走っていない場合はあまりよい評価を得られないでしょう。

大きさ

クリソベリルキャッツアイは、ほとんどが1カラット未満です。そのため、1カラットを超えるものは、それなりに高い価値がつきます。5カラット以上の高品質な宝石のキャッツアイであれば、10万円以上の買取価格がつくことも。ただし、クリソベリルキャッツアイはもともと稀少価値が高いので、0.3カラット程の小さいものでも、品質によっては高価値が期待できるでしょう。
ラクリソベリルキャッツアイの相場は、買取専門店のホームページでも確認できるので、査定前に確認するのがおすすめです。

透明度や輝き

キャッツアイの宝石は、シャトヤンシー効果を出すために含有物が必要。含有物が多いほど、よりシャトヤンシー効果が現れます。しかしその一方で、含有物が多すぎると透明度が損なわれてしまうのです。
シャトヤンシー効果がより鮮明で透明度の高いものほど輝きが増し、価値が高いと判断されます。

キャッツアイの価値

次に、キャッツアイにはどのくらいの価値があるのかを解説していきます。

キャッツアイの宝石は希少価値が高い

キャッツアイの宝石は稀少価値が高いため、買取市場でも高額で取引されています。 その中でも特に稀少価値があるといわれているのが、クリソベリルキャッツアイ・アレキサンドライトキャッツアイ・エメラルドキャッツアイ・アクアマリンキャッツアイ・トルマリンキャッツアイ・シリマナイトキャッツアイ・アパタイトキャッツアイ・レッドベリルキャッツアイの8つの種類などです。

宝石のランクや大きさによって値段は大きく変わる

キャッツアイの宝石の値段は、シャトヤンシー効果がはっきりしているほうが高くなると前述しました。それに加え、宝石自体のランク(質)や大きさによっても大きく変わります。
宝石のランクが最も低く、1カラット以下のものは100円程の値段がつけられることも。反対に、ランクが最も高く10カラット以上のものには、120万円ほどの値段がつくこともあるのです。
また、宝石の価格は時期や情勢によっても変動します。買取専門店によっても、査定金額にかなりの差が出ることがあるでしょう。

キャッツアイを高く売るために

キャッツアイの宝石を売るときは、少しでも高く買取ってもらいたいですよね。そこで、高く売るためのコツや方法を解説していきます。

お手入れをする

稀少価値の高いキャッツアイでも、宝石の状態が悪ければ査定額は下がってしまいます。反対に、状態がよいと高い査定額になりやすいのです。
査定前には、最低限目に見える汚れやゴミは取り除いておきましょう。また、汗や皮脂は柔らかい布で拭き取ってください。宝石専用のクリーナー、あるいは中性洗剤を入れたぬるま湯につけてブラシで優しく洗うと、汚れはかなり取れるでしょう。

ただし、宝石の種類によって性質は異なるので、その宝石に合わせたお手入れをすることが重要です。汚れが付着したまま放置していると、宝石の劣化が早まる可能性があります。普段からこまめにお手入れすることが、高額買取のポイントです。

鑑別書や付属品も一緒に査定

鑑別書や付属品を保管している場合は、キャッツアイの宝石と一緒に査定に出しましょう。鑑別書は、宝石が本物であることを証明し品質を保証してくれる、重要な役割を担っています。また、箱や袋、ギャランティーカードなどの付属品があると、保存状態がよいと判断されて評価があがりやすくなるのです。
鑑別書や付属品がなくても買取してくれる専門店はありますが、高額査定を狙うなら、一度探してみることをおすすめします。

プロの鑑定士に査定してもらう

プロの鑑定士は確かな知識があるため、宝石を正確に評価することができます。また、宝石を販売できるルートを確保しているので、需要や流行を踏まえた上で、納得のいく査定額を提示してくれるでしょう。
プロの鑑定士がいない場合、価値の高いキャッツアイの宝石でも、その価値に気づかず低く評価されたり、偽物と判断されたりする可能性があります。そんなリスクを回避するためにも、プロの鑑定士のいる買取専門店へ行くべきなのです。

他の宝石も合わせて売る

キャッツアイの宝石以外にも売りたい宝石がある場合は、一緒に査定に出しましょう。宝石を多く査定に出すと、もともとついた査定額にプラスの金額が提示される傾向があります。売る際は複数点合わせて査定に出すと、金額の交渉をしやすくなりますよ。

複数の買取専門店で査定する

複数の買取専門店で査定するのも、高く売るためのコツです。宝石の査定額は、買取専門店によって基準が異なります。ここでは低かったのにあそこでは高く査定してくれた、なんてこともあるのです。
多少手間や時間はかかりますが、高額査定を目指すなら検討してみてください。最終的に満足のいく価格が出た専門店に買取ってもらいましょう。

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キャッツアイを実際に売る方法

キャッツアイの宝石を売る、いくつかの方法を紹介していきます。

フリマアプリ

個人で品物を売買するフリマアプリでは、キャッツアイの宝石が欲しい人に自分が設定した金額で売却できます。より高い価格で売れる可能性があるのがメリットです。
しかし、個人間でのやりとりなので、トラブルが起きやすいのがデメリット。こちらに宝石の知識があまりない場合は、本当の価値よりも低価格で売ってしまうリスクもあるでしょう。質問への対応や発送にも手間がかかってしまいます。また、早めに現金が欲しいという場合は向いていない方法です。

ネットオークション

インターネット上のサイトで、オークション形式で宝石を出品できます。価格は購入希望者によって決められていくので、思ってもみなかった高値で売れる可能性があります。
ただし、デメリットはフリマアプリと同様に、トラブルや低価格での売却リスクがあったり、手間や時間がかかったりすること。
フリマアプリやネットオークションは、そもそもそのキャッツアイの宝石が欲しいという人が現れない限り、売ることもできません。

買取専門店

買取専門店へ売る方法もあります。特に、プロの鑑定士がいる買取専門店では、キャッツアイの価値をしっかりと見極めた上で、適切な査定価格を提示してもらえるでしょう。また、宝石の流通ルートを確保しているので、高い査定額がつきやすいという傾向があります。
最近では、宅配買取や出張買取、ネット上で査定を行っている買取専門店もあるので、忙しい方でも利用しやすいでしょう。

エコリングは全国に218店舗(2023年9月時点)あり、宝石買取の実績も豊富です。経験の長いプロの鑑定士が多数在籍しており、適正かつ高い買取価格を提示しています。また、エコリング独自のメンテナンス技術を持ったマイスターコンシェルジュもいるため、状態の悪い宝石もオリジナル同様に再現することができ、高額査定が可能です。出張買取・宅配買取・LINE査定も行っておりますので、お気軽にご利用いただけます。

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稀少価値の高いキャッツアイ!不要な場合は査定してみよう

キャッツアイとはどんな宝石なのか、その特徴や価値、売る方法など、気になる情報をまとめてご紹介しました。キャッツアイは、稀少価値の高い宝石です。不要なキャッツアイの宝石が手元にある場合は、その価値を正しく判断し、高価買取してくれる専門店で一度査定してみましょう。思いがけない高値がつくかもしれませんよ。

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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