ブランド品の感動買取ならエコリング

Column

買取豆知識
買取豆知識

24金GPとは?刻印の意味や金製品の買取について詳しく解説

貴金属 – コラム
2023.9.15

近年、価格高騰が続いている金製品。投資目的で購入している人も多いかもしれませんね。一方で、「金の相場が上がっているなら、家にある金製品を売ろうかな?」と検討している人もいるのでは?金製品には、18金、24金、24金GPなどさまざまな種類があります。アクセサリーの表から見えない部分にある「24KGP」などの刻印を見たことがある人もいるのではないでしょうか。今回は、24金GPとはどのようなものか詳しく解説するとともに、買取についても紹介していますので、ぜひ家にある金製品の刻印をチェックしてみてください。

金の種類

金製品とひとくちに言ってもさまざまな種類がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。まずは、金製品の種類について解説しましょう。

18金や24金とは

金の種類でよく目にする、18金や24金という表記。金は純度で表され、純度が99.99%の純金は24分率で表すと24金、金の含有量が75%であれば18金と呼ばれます。そのほか、純度が低い9金、10金なども。純度が高いほど価値が高く、売却時の価格にもかなり差が出るでしょう。

24金は24KやK24とも表されますが、どれも同じ意味。Kはカラットという単位の略で、その前後につく数字によって純度を表しています。カラットは質量という意味で、その製品にどれくらい金が入っているかという含有量を表しているのです。Kの前後につく数字は、含有量を24分率で表しています。

製品によってカラットのKが数字の前についたり後についたりしているのは、製造国が違うためです。日本では、造幣局の制度により数字の前にKをつけると決まっています。日本の正規製品であれば、K24やK18などといった形の表記。対して海外で製造された金製品は、数字の後に「K」がついていることが多く、24Kや18Kといった表記になり、「あとK」と呼ばれることもあります。

24金GPとは

GPは「Gold Plated」の略で、金メッキ製品であることを表しています。つまり、24金GPや24KGPという刻印は24金でメッキを施してある製品で、18金GP・18KGPは18金でメッキを施してある製品ということです。

メッキを施す地の素材は鉄・銀・銅・錫・アルミなどの金属が多く、その表面にだけ金が使われています。つまり、24金や24Kという刻印があってもその後にGPがついていると、純金製ではなく24金メッキ製品ということになり、その製品自体の価値も大きく変わります。

表面に24金が使われているため、見た目は24金の製品とよく似ています。しかし、メッキ部分に使われている24金の量はごくわずかです。たとえば、よく見かける24金GP製の金杯では、1gに対して0.01g程度。また、24金のコーティングは薄いため、はがれたり色が退色したりといった経年劣化が見られることもあります。

24金とは?18金との違いや高く売れる理由を紹介!

金製品の刻印

金製品には、Kを使ったものや金の元素記号Auを使ったものなど、さまざまな刻印があります。Auを使う場合、組み合わせる数字は金の含有量を1000分率で表したもの。たとえば、純度99.9%の24金はAu999、金の含有量75%の18金はAu750といった具合です。

Kを使った刻印については、先ほども触れたとおりK24または24Kのように表記されます。金の含有量を表すK24やK18の隣に日の丸国旗が刻印されていることがありますが、これは造幣局の試験により品位が証明された金製品の証です。

中国産製品の表記は漢字の場合もあり、24金製品は「千足金」と表記されます。まとめると、K24、24K、Au999、千足金などの刻印があるものは、純度99.99%の純金製品です。

このほかに、金張り製品に刻印されるGF、GR、GS、RGPや、金メッキのGE、GEP、HE、WGFといった刻印もあります。表記が数多くあるのは、金張りや金箔張り、電気式金メッキやホワイトゴールド張りのような区別があるためです。一般的によく見かけるKの表記がなくても金が使われている製品の場合もあるので、確認しておきましょう。

金製品の見分け方

金製品は、専門家でない限り見た目で判断するのは難しいものです。特に24金なのか24金GPなのか、一見しただけでは分かりません。ここからは、金製品の見分け方についてご紹介します。

刻印を確認する

金製品の多くには刻印があります。先ほど紹介したように、K24や24Kという刻印があれば24金の純金製品、K18や18Kという刻印があれば18金の製品です。24KGPのようにGPという表記があれば、金メッキ製品ということになります。また、Kという表記がなくても、GE、GEP、HGEなど別の刻印でも金メッキのことがあるので、よく確認してみましょう。

WGFという刻印は、ホワイトゴールド張りを表しています。ホワイトゴールドなので、見た目はプラチナのような色です。色にくすみが出ているとシルバーに見えるかもしれませんが、見た目で判断せず丁寧に刻印を確認してみてくださいね。

刻印は表から見えない部分にあることが多く、ネックレスやブレスレットは留め具部分、指輪や金杯などは裏側を確認してみてください。とても小さな文字が刻印してあることもあるため、ルーペを使ったり写真に撮って拡大してみたりすると確認しやすくなります。

重さを量る

金はほかの金属に比べて重いので、重量が判断の目安になります。見た目よりも軽いと感じた場合は、純金ではなく24金GPであることが多いようです。金杯がいくつかある場合など、純金製品と比べることができるなら、重さを量って比較するのも目安となります。しかし、24金GP製品は中に使われている素材によっては重いため、重量だけで判断するのは難しいでしょう。重さは参考程度にして、ほかの見分け方も試してみてください。

磁石の反応を見る

金自体は磁石に反応しませんが、24金GP製品の場合、中に使われている素材によっては磁石に反応します。たとえば、鉄は磁石にくっつくので、鉄に金メッキが施されている製品は磁石を近づけると反応します。そのため、磁石がくっつけば24金ではなく24金GP製品と考えられるでしょう。

ただし、24金GP製品には銀・銅・錫・アルミなど磁石に反応しない素材が使われていることもあるため、磁石に反応しないからといって24金GPではないとは言い切れません。ほかの方法と併せて判断するのが賢明です。

簡単&正確な金製品の見分け方とは?金メッキ・金張りとの違いも解説

24金GPの製品にはどんなものがある?

24金GPの製品は、案外身近なところにあります。以下に具体的な24金GPの製品を挙げていくので、家の中を探してみてはいかがでしょうか。

金杯・記念メダル

金杯や記念メダルは、24金GP製品のものが多いようです。見た目は純金製のようにきれいでも、大量生産する場合などコストダウンのために金メッキ製で作ることが一般的。金杯は結婚式のような神事で使うほか、優勝トロフィーや記念品として贈られることが多いものです。

お祝いごとや記念品としてもらった金杯やメダルは普段使うものではないため、家庭の押し入れなどに眠っていることもあるのではないでしょうか。今後も使う予定がないのであれば、まとめて買取査定に出して収納を有効活用しましょう。

アクセサリー

アクセサリー類にも、24金GP製品は多く見られます。純金に比べ、軽くて扱いやすく安価で手に入るため、人気のアイテムです。しかし、経年劣化によりメッキがはがれていたり退色していたりして、金だと気づかないことがあるかもしれません。
アクセサリーケースに眠っているアイテムにも、金が使われている可能性もあります。ネックレスやブレスレットの留め具部分や指輪の内側など、アクセサリーには刻印があることが多いので確認してみましょう。

食器・骨董品

食器やカトラリー、骨董品などにも24金GP製品はあります。純金製や純銀製の食器やカトラリーは重いので、扱い辛さがネック。その点、メッキ製品なら軽くて扱いやすく、比較的安価で手に入るため人気が高いアイテムです。
そのほか、仏具や茶道具にもメッキが施された24金GP製品があるため、家に使っていないものがあれば確認してみるとよいかもしれません。ひとつずつは小さなものでも、セットになっていると価値が上がる可能性はあります。

指輪や眼鏡など金の製品の買取価格はどう決まるの?

金製品は相場高騰中の今が売り時!

金の相場価格は高騰を続けていると言われています。もしも、家庭に不要な金製品があるなら、今が売り時かもしれませんね。金の価格が高騰する3つの要因を挙げてみましたので、参考にしてみてください。

不安定な世界情勢

世界情勢が不安定な状況では、投資家がリスクの大きい株や債券でなく現物資産に投資する傾向があるため、金の価格が上昇します。これまでも2001年の世界同時多発テロや2008年のリーマンショックなど、世界的に大きな出来事が起こったタイミングで金の価格が高騰しました。新型コロナウイルスによるパンデミックや、ウクライナ情勢の悪化といった状況は、金の価格が上昇する要因のひとつとなっています。

円相場が円安ドル高

金の価格は、為替相場とも大きな関係があります。なぜなら、世界的に見て金の取引は米ドルで行われていますが、日本での取引の際は日本円に換算するためです。 ダイヤモンド価格は、世界情勢や需給などさまざまな要因によって変動していきます。そのため、正確な予測は難しいですが、ダイヤモンド価格は今後も高騰する可能性が高いでしょう。
たとえば、円相場が1ドル=138円と1ドル=95円では、大きな差が生まれますよね。そのため、金の価格は円相場が円安ドル高のときに上昇する傾向にあるのです。円安ドル高の今は、金を高く売却できるチャンスと言えるでしょう。

国単位での売買

金は個人だけでなく、国として保有しているケースもあります。国(国の中央銀行)が金の売買をするときは、t単位の金が動くことも。そのため、一度に大量の金を国単位で購入したときは、金の流通量が減り価格が高騰することがあります。
金の相場価格は毎日変動するため、以下のようなサイトで確認してみましょう。

参考:田中貴金属工業株式会社

https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/d-gold.php

24金GPの価値は?

金製品は価格高騰の今が売り時ですが、買取してもらえるかどうかで考えたとき、果たしてメッキである24KGPの価値はどれくらいあるのでしょうか。

金そのものの価値

これまで解説したとおり、24金GPは金属の表面に金のメッキを施したもの。純金の製品に比べるとわずかではありますが、金としての価値を評価できるケースもあるでしょう。

ブランドとしての価値

24金GP製品として金の含有量は少なくても、デザイン性に優れているアクセサリーやブランド価値が高いアイテムは、そのものに需要があります。一般的にハイブランドと呼ばれる部類に入るのであれば、現在は生産していない中古でしか手に入らない人気アイテムだったり、多少汚れがあっても安価で買えるアイテムに需要があったりと、思わぬ価値があるものです。

金としての価値ではなくブランドなどを加味した評価になるため、K24GPという刻印があるメッキのアクセサリーでも買取価格が予想以上に高額になることも。金メッキだからと諦めず、一度査定に出してみるのもおすすめです。

付属品も含めた価値

金メッキの金杯や記念品、茶道具などは、付属品も含めると価値が上がることがあります。付属品そのものに価値があったり、本体と付属品がすべて揃った状態だと価値が高まったりするためです。買取査定を検討の際は、付属品も一緒に査定に出せるよう探しておきましょう。

断捨離で金製品を見つけたらチャンス!

金の価格が高騰している今、金製品は売却のチャンスです。これを機に、使っていないアクセサリーが入っているボックスや引き出しを断捨離してみてはいかがでしょうか。思わぬお宝が眠っているかもしれませんよ。
24金GPはもちろん、そのほかのジュエリーなど、使っていないアイテムをまとめて買取に出して、欲しかったジュエリーを新たに手に入れるのもいいですね。

ダイヤモンドと金の資産価値の違いは?高く売るコツも紹介

24金GPの買取実績があるエコリング

ここまで読んで、「本当にメッキの24KGPは売れるの?どこに持ち込めばいいの?」と疑問に思われた方もいるかもしれませんね。たしかに、純金に比べると24金GPの価値は低く、買取専門店でも扱っていないことも。一方エコリングには、これまで多くの買取実績があります。金杯ひとつでも気軽に査定できるシステムがあるので、ぜひ利用してみてください。

ニーズに合わせて選べる買取方法

エコリングには、さまざまな査定・買取方法があります。店舗が遠い、試しに査定に出してみたい、といった方には、気軽に利用できる無料の「LINE査定」がおすすめ。商品の写真と情報をLINEで登録するだけで、査定金額が分かります。

「LINE査定では、大体の目安しか分からないのでは?」と思うかもしれませんが、エコリングでは実際の買取金額を提示。金額に納得できれば、そのまま「LINEかんたん買取」サービスへ移行し、売却手続きができます。その後は発送用のキットに詰めて送るだけで手続き完了。送料や振込手数料はエコリングが負担します。

査定に出せるブランド品がある方は、宅配買取が利用できます。無料の宅配キットを申込み売却したいものを詰めて発送すると、メールで査定金額をお知らせするシステムです。ノーブランドの商品のみの利用はできませんが、エコリング取扱いブランドと同梱であれば24金GPのアクセサリーも査定可能。査定金額に同意すれば、そのまま入金されます。取扱いブランドは、公式サイトで確認してくださいね。

「対面で査定してもらいたいけど店舗が遠い」「売却したいものが多いので写真を撮るのが面倒」という方は、出張買取がおすすめです。鑑定士が自宅まで出張して、1点ずつ丁寧に査定します。この際、24金GP製品だけでなく、衣類やアクセサリーを断捨離して、手放すものをまとめて査定してもらうのも効率的ですね。買取可能な商品は、公式サイトで確認できます。

経験豊富な鑑定士による査定

エコリングには、長きに渡ってリユース業界で経験を積んだ鑑定士が多数在籍。確かな目で査定して、適正価格を提示しています。店舗買取、出張買取のほか、LINEによる査定でも鑑定士が丁寧に査定するので、安心して売却いただいています。

24金GP製品だけでなくシルバーなどのアクセサリーの買取もしているので、手放すかどうか迷ったら一度無料査定に出してみるのがおすすめです。

状態が悪くても買取可能

エコリングでは、傷んでいたり汚れていたりする状態が悪い商品も買取可能です。なぜなら、エコリングには「マイスターコンシェルジュ」が在籍しているから。マイスターコンシェルジュはエコリング独自のメンテナンス技術を持ち、状態が悪い24金GP製品をオリジナル同様に蘇らせることができます。そのため、買取時点で状態が悪くても高額査定が可能なのです。

https://www.eco-ring.com/categories/plating-silver

24金GPだからと諦めないで査定に出してみては

今回取り上げた24金GPとは、いわゆる「金メッキ」です。しかし、金の価格が高騰している今、メッキといえども侮れません。家に使わない24金GP製品があるなら、ぜひ一度無料査定に出してみましょう。引き出しの奥で眠っているものが、実は思ったよりも高値で買取できる商品かもしれませんよ。そして、これを機に断捨離をして、手放すものをまとめて査定に出すのもおすすめです。

不要な貴金属を売って
お得に変えてみよう!

不要になった貴金属はございませんか?不要だからといってずっと閉まっておくのは勿体ないです。エコリングでは、貴金属やジュエリー類以外のものでもなんでもお買取りさせていただきます。一度買取できるか?いくらになるか相談してみませんか?

エコリングではLINEで簡単に買取相談ができます。ぜひ一度ご相談ください。

LINEで買取相談する

記事を作成・監修したマイスター

井手本亜希

マスターライフオーガナイザー®、整理収納アドバイザー1級、キッズ作文トレーナー

井手本亜希

元・汚部屋住人で片づけのプロ。 幾度となくリバウンドを繰り返したのち、思考と空間の整理のプロ「ライフオーガナイザー」になりました。 思い出大好きタイプで今でも家にモノは多いですが、とても快適な空間で暮らしています。 片づけられなかった経験や狭いアパート暮らしの工夫などを元に、暮らしに役立つエコ情報をお伝えしたいと思います。

ダイヤモンド価格は今後どうなる?売る時期を決めるポイントを解説

ツイートする ツイートする
TOP