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ペツォッタイトは稀少価値が高い宝石!概要や高く売る方法を徹底解説

ジュエリー・宝石
2023.11.1
※画像はイメージです

ペツォッタイトは、鮮やかなピンク色をした宝石です。2000年代にマダガスカルで発見されたばかりの新種の宝石としても知られています。さまざまな種類がある宝石のなかでも、採掘場所が少なく稀少価値が高い特徴を持つペツォッタイト。今回は、ペツォッタイトの概要や歴史から、名前の由来や宝石言葉について解説します。また、ペツォッタイトが購入できる場所や価値についてもご紹介します。ペツォッタイトについて知りたい方、宝石の価値を知りたい方、売りたい方はぜひ参考にしてください。

ペツォッタイトとは?

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ペツォッタイトは、新種の宝石のため、まだまだ概要を知らない方も多いようです。まずはペツォッタイトの概要について見ていきましょう。

ペツォッタイトの概要

ペツォッタイトは、英語名でPezzottaite、和名ではペツォッタ石と呼ばれる宝石です。鮮やかなピンク色の見た目をしています。発見当初はエメラルドやアクアマリン、レッドベリルなどで知られる天然ベリルの一種とされ、このことから、“ラズベリル”という名前で呼ばれていました。
しかし、分析を行った結果、ベリルと類似した構造の新鉱物であることが判明。現在はペツォッタイトという正式名称で流通しています。

ペツォッタイトの名前の由来

ペツォッタイトは、鉱物学者であるフェデリコ・ペツォッタ博士(Federico Pezzotta)の名前に由来しています。フェデリコ・ペツォッタ博士は、マダガスカルの鉱床の研究に携わっていた人物で、ペツォッタイトを分析した博士です。ミラノ自然史博物館の専門職員(キュレーター)を務めていたことでも知られる博士です。

ペツォッタイトの歴史

ペツォッタイトは、2002年に発見された宝石です。
発見当初は、10月の誕生石としても親しまれるトルマリンとして現地で流通したとされています。その後、すぐにベリルの一種として流通されるように。さらに2003年には、国際鉱物学連合(IMA)にて新鉱物として認定を受けました。正式名称ペツォッタイトと名付けられ、今日に至っています。

ペツォッタイトが採れる場所は?

ペツォッタイトが初めて発見されたのは、東アフリカのマダガスカル共和国にあるサカヴァラナ鉱山です。発見当初は大きなサイズの鉱石も採取されていたとされています。現在の採掘場所は、マダガスカル・アフガニスタン・ミャンマーの3カ所のみです。
なお、ペツォッタイトは産地が限られており、採掘に時間がかかるだけでなく困難ともいわれており、非常に稀少性が高いとして知られる宝石でもあります。産出量は少ないたけでなく、宝石として流通するのはごく一部とあって稀少価値が高い宝石です。

ペツォッタイトの宝石言葉

ペツォッタイトは、気持ちをポジティブにしてくれるとされている宝石です。「愛」「信念」「純粋」「決断」といった前向きな宝石言葉をもっています。

ペツォッタイトの魅力とは?

ペッツォタイトペツォッタイトは、鮮やかなピンク色の宝石として知られています。色味は宝石ひとつひとつで違い、淡いピンクやラズベリーピンク、マゼンタピンクなど、それぞれ個性が楽しめるのも魅力です。
さらに、人目を引くような美しく鮮やかな色味であるだけでなく、発見当初から産出量が増えていないのも大きな魅力。さらに、将来採掘量が増える見込みもほとんどないため、初めて採掘されたマダガスカルの鉱山はすでに枯渇気味とされています。レアな鉱石や宝石を求めている方にとっては、大変興味深い宝石ではないでしょうかといっても過言ではありません。

ペツォッタイトと似ている宝石について

ペツォッタイトと似ている宝石として知られるのが、モルガナイトです。モルガナイトに比べ、ペツォッタイトのほうには内容物(インクルージョン)が含まれていることが多く、透明度が低いとされています。また、モルガナイトに比べて赤みが強いのもペツォッタイトならではの特徴です。

ペツォッタイトはどこで買える?

稀少価値が高く美しいピンク色の宝石、ペツォッタイト。ここからは、ペツォッタイトが購入できる場所についてご紹介します。

ペツォッタイトはアクセサリーとして販売されている

ペツォッタイトは現在ペンダント やリングなどのアクセサリーとして販売されている宝石です。原石や ルース(アクセサリーになる前の裸石) としても販売されています。 大変稀少価値が高いだけでなく、美しいピンク色をしているペツォッタイト。その色味を活かしたシンプルな装飾のアクセサリーが多く販売されています。

ペツォッタイトの販売場所とは?

ペツォッタイトは、宝石店などで販売されています。しかし、稀少性が高く入手困難な宝石としても知られるため、店頭で出会える可能性も少ないでしょう。
確実に購入したい場合には、ネット通販の利用がおすすめです。似ている宝石も多いため、ネット通販で購入する際には、鑑別書などが付いたものを選びましょう。

ペツォッタイトの価値は?

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つぎに、ペツォッタイトの価値についてご紹介します。

ペツォッタイトの価値について

ペツォッタイトは、前述したように、世界でもマダガスカル・アフガニスタン・ミャンマーでしか発見されていない宝石です。そのうえ、美しい色味を放つ宝石質のものはさらに稀にしか採石されないとされています。
また、採掘される石も1カラットに満たない重さのものがほとんど。その多くが内包物(インクルージョン)を含んでいるとされています。

価値を決める要素は?

ペツォッタイトの購入を検討している方なかには、できるだけ価値があるものを選びたい方も多いかと思います。ここで、ペツォッタイトの価値を決める要素について見ていきましょう。

産地

ペツォッタイトの産地は限られていますが、なかでも最初に発見されたとされているマダガスカルでは現在あまり採掘できなくなっているのが事実です。そのため、宝石として価値が高いものを手に入れたいなら、マダガスカル産のものを選ぶことをおすすめします。

大きさや色味

前述したように、採掘される石は1カラットに満たないものが多いため、大きいものであればあるほど価値が高くなります。また、色味透明度も価値を左右する大きな要因です。ラズベリーのような鮮やかなピンク色で、なおかつ内包物が少なく透明度が高いものがとくに高値で取引されます。

インクルージョン

ペツォッタイトは、内包物(インクルージョン)が多い宝石として知られています。そのため、インクルージョンが少ないもののほうが高額で取引される可能性が高いでしょう。

カット

ペツォッタイトのルースは、さまざまなカットで販売されています。とくに高い技術をもつ職人によってカットされたペツォッタイトは、高い評価を受けやすいでしょう。

より高値が付くペツォッタイトキャッツアイとは

ペツォッタイトキャッツアイとは、石の表面に光の筋が現れるキャッツアイ効果が見られるものを指します。キャッツアイは、宝石に含まれるインクルージョンによるものです。英語圏ではシャトヤンシー(chatoyancy)効果とも呼ばれています。同じ大きさや色味のペツォッタイトでも、キャッツアイ効果があるもののほうが、高値で取引される可能性が高いでしょう。

ペツォッタイトを高値で売る方法とは?

最後に、ペツォッタイトを売る方法をご紹介します。現在ペツォッタイトをすでに持っている方に向けて、できるだけ高く売る方法についてまとめました。

日ごろからお手入れを欠かさない

ルースの場合もジュエリーとして加工されている場合も、手入れをする際には、乾いた布で優しくふき取り手入れを行います。小さな汚れもふき取るように心掛けましょう。

ペツォッタイトは、鉱物の硬さの指標であるモース硬度が高いため、ヒビが入りにくい宝石として知られています。とはいえ、宝石はデリケートです。身に着けた後にテーブルのうえなどに放置せず、ジュエリーボックスなどにいれて宝石同士をぶつけないよう保管しましょう。

事前に汚れを落としておく

ジュエリーは直接肌につけるもののため、皮脂や汗などが付着しやすいものです。また、外気による汚れやほこりも溜まりやすく、放置していると宝石の表面にも徐々に付着していきます。すると、色鮮やかだったルビーが濁って見えてくることもあるのです。正確な価値を見てもらうためにも、乾いた布や柔らかめの歯ブラシを使用して、事前に汚れを落としておきましょう。
歯ブラシを使用する場合は、水やぬるま湯に中性洗剤を少量入れて、優しく磨いてください。

鑑別書などを用意する

ペツォッタイトの購入時に付属していた鑑別書・付属品は、高額査定の要因になるだけでなく、提出すれば査定時の時間を短縮できるメリットがあります。ペツォッタイトの鑑別書がある場合は必ず用意して査定にだしましょう。付属品は劣化が少ないほど高額査定につながります。
鑑別書や付属品はそれぞれ単品で取引することができません。購入時にも大切に保管し、売却時には宝石と一緒に提出できるようにしておきましょう。

買取専門店に査定を依頼する

ペツォッタイトは、稀少価値が高く高値で取引されやすい宝石です。宝石を専門とする買取専門店や、宝石に関する知識が豊富な買取専門店に査定を依頼しましょう。
近くに買取専門店がない場合でも、近年では出張査定や宅配買取などのサービスを行っている専門店があります。賢く活用して高額査定につなげましょう。

複数の宝石と一緒に査定してもらう

ペツォッタイトのほかに、売りたい宝石やジュエリーが手元にある場合は、一緒に査定してもらうことで買取金額が上乗せされる可能性があります。
宝石はもちろん、金やプラチナといった貴金属があれば、まとめて査定に出しましょう。
ブランド品や腕時計、貴金属を取り扱う買取専門店「エコリング」では、ジュエリーや宝石の買取も行っています。業界トップクラスの買取率を誇っており、イエローサファイヤやパライバトルマリンなど、稀少価値が高い宝石の買取実績もある専門店です。ペツォッタイトのみを売りたい方はもちろん、豊富な買取実績を誇るエコリングであれば、貴金属やほかの宝石と一緒に売りたい方も便利に利用できます。
なお、エコリングでは店頭買取だけでなく、自宅まで鑑定士が出張する出張買取や配送料無料で利用できる宅配買取、写真を撮影してLINEで送るだけで利用できる無料査定も行っています。
手持ちのペツォッタイトの価値が気になる方、できるだけ高額で取引したい方はぜひ利用してみてください。

https://www.eco-ring.com/categories/jewelry
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稀少価値が高いペツォッタイト!売るなら買取専門店で

稀少価値が高いため、宝石コレクターの間でも人気を集めているペツォッタイト。購入するなら、できるだけ価値が高いものを手にしたいものですね。なお、すでに手元にあり売りたいと考えている方は、ぜひ買取専門店を利用して高額査定を狙ってみてください。

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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