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買取豆知識
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ブラウンダイヤモンドに価値はある?高く売るためのコツを伝授

2023.11.30
※写真はイメージです

ブラウンダイヤモンドとは、名前の通り茶色がかったダイヤモンドのこと。採掘量が多いためかつては工業用として使われてきましたが、最近では芸能人が身に着けたりハイブランドから販売されたりして注目を集めています。今回は、ブラウンダイヤモンドの価値やダイヤモンドとの違い、石言葉などを詳しく解説。高く売るコツも紹介しているので、ブラウンダイヤモンドのピアスやネックレスなどをお持ちの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ブラウンダイヤモンドとは?石言葉はあるの?

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まずはブラウンダイヤモンドについて理解を深めていきましょう。ブラウンダイヤモンドには、パワーストーンとしての効果があるといわれており、お守りとして身に着ける方も少なくありません。そんなブラウンダイヤモンドの特徴や石言葉、近年注目されている理由を解説します。

ブラウンダイヤモンドの主な産地や歴史は?

ブラウンダイヤモンドの主要産地は、オーストラリアのアーガイル鉱山。オーストラリアは質の高いカラーダイヤモンドの産地で、ここで採掘されるダイヤモンドの90%がブラウンやイエローのダイヤモンドでした。2004年頃には、アーガイル鉱山のダイヤモンド年間生産量が世界一になり注目を集めましたが、2020年に閉山しています。ほかにも、南アフリカ共和国やブラジルなど、ダイヤモンドの産地として有名な場所でも見つかっています。
ブラウンダイヤモンドは、2世紀頃にローマ人がリングに用いたといわれており、長い歴史を持つ石です。6世紀頃のインドでは階級ごとに身に着けるダイヤモンドが決まっており、ブラウンダイヤモンドは階級の高い戦士たちが身に着けていました。また、ブラウンダイヤモンドが持つ大地のような茶色が戦士の証とされ、男性からも愛された石です。

ブラウンダイヤモンドの特徴

ブラウンダイヤモンドは、ダイヤモンドがつくられる過程で鉱山や原子などが入り込み、独特な茶色がかった色になった石です。ほかにもピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドなど、さまざまな色のダイヤモンドがあります。
ブラウンダイヤモンドはイエロー系からレッド系まで幅広い色味の石があり、さまざまな表情を持つことが最大の特徴。その中でも色が濃いものは「チョコレートダイヤモンド」、ブランデーのように深い色味のものは「コニャックダイヤモンド」と呼ばれています。
ブラウンダイヤモンドの魅力は、肌に馴染みやすい色味で男女関係なく身に着けられること。カジュアルでもフォーマルでも使いやすく、さまざまなシーンにマッチする石です。無色透明のダイヤモンドは主張が強い一方で、ブラウンダイヤモンドは落ち着いた雰囲気を感じられ、男性でもカジュアルに身に着けられる、と人気を集めています。子どもの学校行事や大切な仕事の時など、目立ちたくはないけれど華のある雰囲気を演出するのに最適です。

ブラウンダイヤモンドの石言葉

ブラウンダイヤモンドの石言葉は「威厳」「カリスマ性」など。動じない精神力や強いエネルギー、やる気をもたらすといわれており、前述したように6世紀頃のインドでは国を守る証として戦士が身に着けていました。
また、友人や恋人との人間関係や家族への愛に対して良いエネルギーを与え、癒す力を持っている石ともされています。大切な人との関係を大事にしたい方、円滑にしたい方は、ブラウンダイヤモンドを身に着けると、良いエネルギーを受け取れるかもしれません。負のエネルギーを寄せ付けない効果があるといわれていることから、厄除けやお守りとして身に着ける人も多く、パワーストーンとしても需要が高い石です。

ブラウンダイヤモンドは近年注目されている石

無色透明であるほど価値が高いダイヤモンドと比べ、ブラウンダイヤモンドはかつて「クズダイヤ」と呼ばれるほど低評価でした。近年注目されるようになったきっかけは、ジュエリーブランドがブラウンダイヤモンドのコレクションを発表したこと。ダイヤモンドのトータルカンパニーである「カシケイ」は、2003年に世界初となるブラウンダイヤモンドブランドを立ち上げ話題になりました。近年では、ブラウンダイヤモンド専門の会社や、ジュエリーブランドがあるほど注目されています。日本人の肌に馴染みやすい色でカジュアルなファッションにも取り入れやすく、現在では「リーズナブルであるのに高級感のあるダイヤモンド」として性別を問わず幅広い世代から人気を集めている石です。

ブラウンダイヤモンドの価値ってどれくらい?

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では、ブラウンダイヤモンドの価値はどれくらいなのでしょうか?ブラウンダイヤモンドの現在と過去の価値の違いや、ダイヤモンドとの違いを解説します。

かつては工業用だった背景も

採掘される多くのダイヤモンドは、黄色や褐色のブラウンダイヤモンドがほとんどです。そのため、ピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドと比べると希少価値が低いブラウンダイヤモンドは粗悪品と考えられていました。ダイヤモンドは無色透明であるほど価値が高いため、茶色や黄色味で化合物を含んでいるブラウンダイヤモンドの価値は低かったのです。低品質で価値が低いとされていたブラウンダイヤモンドですが、近年は需要が増えています。ブラウンダイヤモンドが注目されるきっかけになったのは、ジュエリーブランドの「ルヴァン」がブラウンダイヤモンドの商品を発売したこと。現在では、多くのジュエリーショップから販売されたり、有名セレブが身に着けたりして、価値が見直されています。

ダイヤモンドの価値とどう違う?

無色透明で輝きを放つダイヤモンドは希少性が高く、高値で取引されます。一方で採掘量が多いブラウンダイヤモンドの相場は低く、リーズナブルな価格で手に入ります。カラーダイヤモンドはその中でも、ピンクやブルーなど発色の良いダイヤに高値が付く傾向です。
ブラウンダイヤモンドは、まず色の濃さで基本的な価値を判定し、ダイヤモンドの評価基準である4Cによって最終的な価値が決まります。
かつては価値が低いとされてきたブラウンダイヤモンドですが、最近では需要が高いため価値が見直されています。家に眠っているブラウンダイヤモンドがある方は、買取専門店で一度査定してもらうと良いでしょう。

価値が高いブラウンダイヤモンドは?

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ブラウンダイヤモンドの1カラットの値段は、高いものから低いものまでさまざまです。ここからは、価値の高いブラウンダイヤモンドはどういう特徴があるのかを解説します。ブラウンダイヤモンドの売却を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

人気の色味のもの

ダイヤモンドは無色透明なほど価値が高くなる一方で、ブラウンダイヤモンドは色の濃さが最重視されます。
GIA(米国宝石学会)がカラーダイヤモンドの説明に使用するのは下記の用語です。

1.ファンシービビッド
2.ファンシーディープ
3.ファンシーインテンス
4.ファンシーダーク
5.ファンシー
6.ファンシーライト
7.ライト
8.ベリーライト
9.フェイント

最も価値が高いブラウンダイヤモンドはファンシービビッドのもので、1000万円以上の価値がつくことも。ブランデーのように深い色味を持つ一級品は「コニャックダイヤモンド」と呼ばれています。
評価基準だけで見ると最も価値が高いものはファンシービビットですが、ファンシーライトやライトクラスのものはリーズナブルなため、若い世代からの人気が高い傾向。このクラスのものは「シャンパンダイヤモンド」と呼ばれ、薄い茶色が優しい印象を与えるため特に女性からの注目が集まっています。
手が届きやすい、ファッションに取り入れやすい、といった需要の高さから、近年ではブラウンダイヤモンドの価値は高くなっています。

ブランド品やデザイン性の高いもの

宝石の基準は、「ブランド品であるか」「石の魅力を最大限に引き出すデザインであるか」も価値を高める要素です。ノーブランドのものより、ブランド品のブラウンダイヤモンドの方が高値で取引されます。さらに、色味や透明度の評価基準が高ければ高いほど、さらに高値が付くでしょう。
近年、ハイブランドがブラウンダイヤモンドを使ったジュエリーを販売することが増えています。これまでブラウンダイヤモンドは、リーズナブルなブランドで扱われていましたが、ハイブランドが取り入れたことで以前より高値が期待できるでしょう。

4Cの評価が高いもの

ブラウンダイヤモンドもダイヤモンドと同様に、「4C」と呼ばれる評価基準に沿って価値が判断されます。4Cとは、ダイヤモンドの品質を評価するCarat(カラット)・Color(カラー)・Clarity(透明度)・Cut(カット)の要素を表した言葉のこと。前述したカラー以外の評価基準は以下の通りです。

・Carat(カラット)
宝石の重さを表す重量単位。1カラット=0.200gと決まっており、カラット数が大きいほど希少性が高く高値で取引されます。1カラットのダイヤモンドと0.1カラットのダイヤモンド10個の重要は同じですが、希少性の高さから1カラットのダイヤモンド1個の方が高い価値を持ちます。ブラウンダイヤモンドもカラット数が大きいほど価値が高くなりますが、ダイヤモンドと違って目立って大きいものでないと、価格に差がつきません。

・Clarity(透明度)
透明度を表す基準。内包物や傷の有無によって評価が決まります。内包物は、ダイヤモンドがつくられる際に混入する異物や、割れ目などの歪みを指す用語です。内包物がある位置によってはダイヤモンドを研磨した後に残ることも。また、内包物がダイヤモンドの表面に達して傷になることもあり、見た目に大きな影響を与えます。

・Cut(カット)
ダイヤモンドの輝きを決める要素。「ラウンドブリリアントカット」と呼ばれる形状は、ダイヤモンドに集まった光をより効率的に反射させ、5段階のカットグレードが定められています。4Cの中で唯一人の手で施されるもので、分析にも高い技術が必要です。

一般的にカラーダイヤモンドの査定は色が最重視されます。しかし、ブラウンダイヤモンドはダイヤモンドの粗悪品として扱われていた背景から、色味と4Cを総合的に判断して価値を決める傾向です。

ブラウンダイヤモンドを高く売るには?

買取相場が高騰しているとはいえ、いざ買取専門店へ持ちこむとなると高値で売れるか不安ですよね。1円でも高く売るためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

鑑定書や付属品を持参する

ブラウンダイヤモンドを購入すると、宝石の鑑定機関が発行した鑑定書が付きます。鑑定書は品質を保証する大切なもので、宝石のグレードが記してあります。鑑定書をなくした場合、発行手数料として数千円かかりますが、再鑑定も可能です。

鑑定書や付属品は必須ではなく、ブラウンダイヤモンドのみの持ち込みでも売却できますが、保証書や箱などの付属品が一式揃っていると、より高額査定が期待できるでしょう。未使用品や新品を持ち込む際は、付属品が特に欠かせないアイテムです。

しっかりお手入れする

宝石をしっかりお手入れしておくと、高値で取引される可能性が高くなります。ホームクリーニングをしておくと、より査定額が上がるでしょう。買取専門店へ持って行く前に、柔らかい布などで汚れを落としておくのがおすすめです。
ブラウンダイヤモンドはとても硬い宝石ですが、扱い方によっては傷が付いてしまうことも。目に見えない小さな傷でも、輝きに大きな影響を与えます。
傷や汚れは査定でマイナス評価になるので、普段から丁寧に取り扱うことが大切です。

プロの鑑定士がいる買取専門店を選ぶ

宝石の鑑定は非常に難しく、経験と知識が求められる作業です。
しかし、プロの鑑定士が在籍しているかどうかは素人が判断できるものではありません。持ち込む前に買取専門店のHPなどをチェックし、宝石やジュエリーの買取実績が多い店を選ぶようにしましょう。また、いくつかの買取専門店へ持ち込み、査定額を比較してみるのもおすすめです。
エコリングは、リユース業界などでの経験が長い鑑定士が多く在籍している買取専門店。宝石の価格を的確に算出し、適正価格で査定します。また、独自のメンテナンス技術により、買い取った宝石をオリジナル同様に再現。状態が悪いものでも高額査定が期待できます。ブラウンダイヤモンドの高額買取を望んでいる方は、ぜひエコリングを利用してみてください。

ダイヤモンドを高く売る方法は?良い買取専門店の見極め方も解説

将来性のある石ブラウンダイヤモンド

ブラウンダイヤモンドは、カラーダイヤモンドの中でも比較的リーズナブルな価格で手に入る石です。近年、ブラウンダイヤモンドを専門に取り扱うジュエリー会社などもあり、ネックレスやブレスレットなどさまざまなアクセサリーが販売されています。老若男女問わず需要が高いブラウンダイヤモンドが家で眠っているという方は、ぜひ買取専門店へ持ち込んでみてください。

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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