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金投資とは?メリットやデメリット、金を使ったさまざまな投資を解説

2023.12.15

今、金を使ったさまざまな金投資が注目を集めています。「投資」と聞いて、多くの人が思い浮かぶのは株式への投資やFXでしょう。金投資は他の投資と比べた時、どのような特徴を持っているのでしょうか。今回は、金投資の特徴やさまざまな投資方法についてご紹介します。現物の購入や金を使った投資のメリット・デメリット、金投資に向いている人の特徴などについてまとめました。手元に金や金製品がある人に向けて、金の高額買取のポイントもお伝えします。金投資に興味がある人は、ぜひチェックしてくださいね。

INDEX

金投資の概要・特徴

まずは、金投資の概要や特徴をお伝えします。

「金投資」と呼ばれる金を使った投資は、現物投資から投資信託までさまざまな投資方法があります。世界各国で価値が認められる金には、他の投資とは異なるさまざまな魅力があるのです。ここでは、金投資の特徴を2つご紹介しましょう。

まず1つ目の金投資の特徴は、金が「実物資産」であることです。株式投資などは国や企業の信用により取引される「ペーパー資産」であるのに対して、金投資は不動産と同じく、金そのものが価値ある資産となっています。そのため、社会情勢の変化に左右されたり、実物資産である金が急に無価値になったりする心配はないでしょう。

2つ目の金投資の特徴は、金が「守りの資産」であることです。ペーパー資産には利息や配当がありますが、金投資にはありません。そのため、所有しているだけで資産が増えるといったことはないのです。しかし、リスクを取りリターンを狙うような「攻めの資産」をカバーしてくれる、守りの資産として評価されているといえます。そのためポートフォリオの一部に、金投資を加える人も少なくありません。

金投資における4つのメリット

ここからは、金投資におけるメリットを4つご紹介します。先述した金が持つ特徴そのものが、金投資における大きなメリットといえるでしょう。

金は世界共通で価値が認められている

金は鉱物であり、埋蔵量は有限です。また、金属のなかでも金は希少性が高いことが特徴といえます。そのため、金は「無価値にならない」といった金の特徴そのものが、金投資のメリットになるでしょう。金の価値はどの国においても共通、そして価値が認められています。そのため、株式のように経済や社会の変化によって、急に価値が落ちてしまうような心配はないのです。

実物資産価値があるので安全で信頼性が高い

金は実物資産であるため、安全かつ信頼性が高い点も特徴のひとつです。そのため、株式・FXのようなペーパー資産の投資方法と比べるとリスクは低く、安全に資産形成できることが強みといえます。

金と同じ「実物資産」の代表格といえば、不動産です。分散投資先として適している不動産ですが、不動産管理には多額の資金や必要となるうえに、固定資産税などの税金もかかります。簡単には現金化できないリスクもあるでしょう。一方、金投資は管理しやすく、固定資産税などもかかりません。その点、不動産よりも扱いやすい、安全な実物資産といえるのではないでしょうか。

インフレ対策になる

金融緩和政策によって、物価が上昇する(インフレになる)と、貨幣の価値は低下し、物の価値が高まります。金は貨幣と同じように扱われながらも「物」でもあるため、インフレ時には、金の価値が上昇する傾向にあるのです。そのため、一般的に金投資はインフレ対策に有効だといわれています。

すぐに換金できて有事の備えになる

金はインフレに強い特徴がありながら、デフレ時にもその強みを発揮します。過去、リーマンショックの時にも、株式市場に投入されていた資金が金投資へ流れていく現象が起きました。情勢に対する不安が高まると、価値がなくならない物=「金」に対する需要は高まっていきます。インフレ対策としてもおすすめの資産ですが、デフレによる経済不安が生じた際にも金は有効な資産となるのです。

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金投資における4つのデメリット

ここからは、金投資におけるデメリットを4つご紹介します。

利息・配当などはない

株式・債券の場合は配当金が得られたり、銀行預金であれば利息が発生したりするでしょう。一方、金の場合はただ保有しているだけならば、それらのインカムゲインは一切ありません。金の場合は利益を得られるのは売却する時で、その時の金の価値と等価交換されるだけです。しかし、金の運用方法によっては利益が発生するケースもあるため、さまざまな金を使った投資方法を検討してみましょう。

盗難や紛失する恐れがある

金は、現物資産であるため盗難や紛失の恐れがあります。自宅で金を保管する場合は、金庫を用意する必要があるでしょう。また、銀行の貸金庫や販売業者における預かりサービスを利用するのもひとつの手です。いずれにしても、金を安全に保管するための管理費用は一定額かかってくることは間違いないでしょう。もちろん、金の実物を購入しない投資方法であれば、盗難や紛失の心配はありません。

金投資にかかる手数料が高め

金投資にはさまざまな方法がありますが、取引時には比較的高めの手数料がかかります。例えば、金貨・金地金などの現物を購入する場合は、500g以下で購入する時に「バーチャージ」といった手数料がかかります。その他にも、投資信託・純金積立・金ETFの場合は、購入時手数料・信託報酬(運用管理費用)・売買手数料などが発生するケースがあります。金投資を始める時には、さまざまなシーンにおいて手数料がかかることを覚えておきましょう。

為替相場の影響を受ける

金の取引は米国ドルで行われます。そのため、日本国内の金価格は為替相場の影響を受けます。例えば、金の米ドル価格が同じ場合、1ドル100円の時に金を購入した場合と1ドル110円の時では、取引される金の量に差が出てきます。つまり「金価格は円高では下がり、円安では上がる」といった仕組みです。タイミングには十分気をつけて取引(売却)をしましょう。

金を使ったさまざまな投資方法

ここからは、金を使ったさまざまな投資方法についてご紹介します。それぞれの投資方法の概要とメリット・デメリットを解説します。

現物を購入する

金投資の代表格は、現物である金を購入する投資方法です。現物は、貴金属店・宝飾店・商社などで金貨や金地金(インゴット)を購入し、数千円単位の少額から投資を開始できることが特徴です。ここからは、金貨と金地金に分けて、解説します。

金貨

金貨には、コレクターが好んで収集している記念型と、金地金代わりに流通している地金型の2種類があります。金貨のサイズ・発行元・国などによって投資金額が異なります。地金型の場合は3g程度の少量から購入可能です。記念型の場合は、発行数やデザインが異なるため希少価値によって取引価格に差が出てきます。自分のコレクションのほかプレゼントとして購入する人もいるそうです。珍しいデザインが施されている場合は、金地金よりも小売価格が割高となるケースもあるでしょう。金貨の種類は、カナダ王室造幣局が発行した「メイプルリーフ金貨」をはじめ、「カンガルー金貨」「ウィーン金貨」などが有名です。

メリット
・手軽に購入できて、すぐに換金できる
・デザインが異なるため、偽造されにくい

デメリット
・現物を保管するため、盗難や紛失の恐れがある
・金貨に加工する場合は、費用が上乗せされる

金地金(インゴットなど)

金地金は「きんじがね」と呼び、いわゆる平らな板状の「金の延べ棒」を指します。「インゴット」もしくは「ゴールドバー」と呼ぶこともあります。金地金は、地金商や貴金属メーカーなどから購入可能です。サイズは販売元によって異なり、一般的には1,000g単位から取引されるケースが多くなっています。500g未満の地金を売買する場合には、バーチャージ(手数料)がかかるので注意しましょう。

メリット
・手軽に購入でき、すぐに換金できる
・数千円の少額から投資が始められる

デメリット
・現物を保管するため、盗難や紛失の恐れがある
・少額投資の場合には手数料などが上乗せされる
・銀行などの貸金庫代で管理費がかかる

純金積立

毎月少しずつ金額を積み立て、金を購入する投資方法です。毎月決まった金額の金を購入する「定額積立」と、購入する金のグラムを定めておく「定量積立」の2種類の積み立て方法があります。どちらも貴金属メーカーや地金商、銀行などから購入可能です。積み立てた金額は、現金で引き出すか、金地金・金貨、ジュエリーなどに等価交換もできます。また、純金積立はボーナス月に臨時の買い増しなども可能です。

メリット
・少額から投資を始めやすい
・盗難や紛失の恐れがない
・運用にまわせば、運用益が出る可能性もある

デメリット
・買付時手数料や受取手数料がかかる
・積み立てた金を運用にまわせば、損失リスクを負う可能性もある

金に投資する投資信託

投資信託(ファンド)とは、投資のプロ(ファンドマネージャー)に運用を任せ、複数の資産に分散投資する金融商品を指します。投資信託のなかには、金に投資する投資信託も存在するのです。好きな投資信託を選んで投資すれば、ファンドマネージャーに運用をお任せできます。投資信託は、銀行や証券会社から購入できて、運用結果により毎日基準価額が変動していく仕組みです。

メリット
・少額から投資を始めやすい
・盗難や紛失の恐れがない

デメリット
・銀行や証券会社が破綻する可能性がある
・購入時だけでなく保有している間も手数料がかかる

金鉱株

金鉱株とは、金鉱山の権利を保有している会社の株式のことです。金価格(ドル建て)と連動する傾向があります。また、金鉱株では銘柄によって配当などのインカムゲインも期待できるでしょう。ちなみに、金関連の会社は、海外では「バリック・ゴールド」や「アングロゴールド・アシャンティ」、国内では「住友金属鉱山」や「三菱マテリアル」などが有名です。

メリット
・盗難や紛失の恐れがない
・銘柄にもよるが、配当や株主優待などがある

デメリット
・売買に手数料がかかる
・業績や金価格の変動により損失リスクの可能性がある

金ETF

金ETF(Exchange Traded Fundの略)とは、金価格に連動した上場投資信託を指します。投資信託が1日1回しか価格が見直されないのに対して、金ETFは市場価格によりリアルタイムで取引ができるといった特徴があります。株式のように気軽に取引ができますが、初心者はなかなか手を付けづらく、ある程度投資の知識や経験がある人におすすめでしょう。

メリット
・株式のように手軽に取引できる
・投資信託と比較すると、保有の運用管理費用が低い
・盗難や紛失の恐れがない

デメリット
・銀行や証券会社が破綻する可能性がある
・市場価格で売買するため、ある程度投資の知識や経験が必要

金の先物取引

金の先物取引とは、将来の定められた期日に、決めた価格で購入・売却を約束する取引です。取り扱いは、証券会社・商品先物業者が行っています。先物取引は決済期限があり、売り手買い手のどちらからでも取引を開始できます。少ない資金でも大きな取引が可能(レバレッジを効かせられる)ため、ハイリスクハイリターンといった特徴があるでしょう。資産管理をしっかり行いながら、運用するように努めましょう。

メリット
・手元にある資金以上の取引が可能
・短期間で多額の利益を得るチャンスがある
・盗難や紛失の恐れがない

デメリット
・売買手数料がかかる
・大きな損失が発生する場合もある

こんな人は金投資がおすすめ!金投資に向いている人の特徴

ここまで、金投資の特徴や方法についてご紹介しました。金投資にはさまざまなメリット・デメリットがあることがお分かりいただけたでしょう。その特徴ゆえ、誰にでも有益な投資方法とはいえません。ここからは、金投資が向いている人の特徴についてご紹介します。

現在の資産を守りながら安定した投資をしたい人

まず金投資に向いているのは、現在の資産を守りながら安定した投資をしたい人です。金投資は「すぐに多くの利益を得たい」と考えている人には、あまりおすすめしない投資方法でしょう。貯金を蓄えるだけではなく、「守りの資産」として他の資産形成の手段を考えている人には、金はピッタリの投資方法です。資産を守りながら投資をするなら、有効な選択肢のひとつでしょう。

長期的かつ低リスクの投資にチャレンジしたい人

長期的かつ低リスクの投資にチャレンジしたい人に、金投資はおすすめです。金投資は、中長期間の保有を前提とする資産形成の方法であり、短期間での利益はあまり期待できません。しかし、中長期間金を保有することで徐々に値上がりし、資産増加を狙えます。株式投資などの場合、日々値動きのチェックに投資時間を割かなければならないケースもあります。一方、値動きが安定しており、急激な価格変動が少ないのが金投資の特徴です。そのため、目先の利益を目指すのではなく長期的な投資をやってみたい人にとっては金投資が合っているでしょう。

株式などと組み合わせて分散効果を狙い投資したい人

株式など他の商品と組み合わせて、分散効果を狙い投資したい人にも金投資はおすすめです。安定資産といわれている金をポートフォリオに組み込み、リスク分散ができて安定した資産形成ができるようになります。資産を増加させるためには、攻めの資産である株式・投資信託を購入し、守りの資産として金投資を選ぶ人も多くなっています。現在、他の投資をやっており、ポートフォリオの組み合わせを悩んでいる人は、ぜひ金投資を検討してみてください。

手持ちの金・金製のジュエリーを換金(買取依頼)するなら買取専門店がおすすめ

現在、金価格の相場が高騰中です。金製ジュエリーの売却を検討している人は、今が絶好のタイミングといえるでしょう。手持ちの金製品を換金するなら、買取専門店へ足を運ぶのがおすすめです。

ご自宅に保管したままの記念硬貨などの金貨、金地金(インゴット)、金のブレスレットや指輪など金製品はございませんか?現在、金価格が最高値を更新しているため、金製品を売るなら今はチャンスです。買取依頼するなら、ぜひ業界トップクラスの金・貴金属の買取数・買取率を誇る、エコリングにお任せください。

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金製のジュエリーを高額買取してもらうためにできる3つのポイント

ここからは、金や金製のジュエリーを高額買取してもらうためにできるポイントを3つご紹介します。

金の価格が高い時期を見極めて売却する

金を売却する時には、価格が高い時期を見極めるように心がけましょう。金の価格相場は毎日変動しています。今後の相場の動きを予測し、売却のベストタイミングを見つけることは簡単ではありません。しかし、金の特徴から、ある程度の価格変動を予測することはできます。例えば、為替や世界における社会・経済情勢の動き、日銀の金融緩和、円安円高などをチェックしてみてください。これから金・金製品の買取を検討している人で急ぎではない場合は、最適なタイミングで買取に出せるように金相場をこまめに見ておきましょう。

付属品や箱も一緒に持参する

金製品の売却時、付属品も一緒に持参すると査定額がアップすることがあります。付属品とは、同封されていた鑑定書、商品が入っていた箱や袋、購入時のレシートなどです。商品が入っていた箱や袋が必要な理由は、ブランド品である場合製品価値がアップしたり、商品をプレゼントとして利用したいと思っている人がいたりするためです。逆に、付属品がないと査定額が大きくダウンする可能性もあるので注意が必要です。箱の有無による査定額の違いについては、買取専門店のスタッフに尋ねてみましょう。

複数買取専門店の買取価格を比較する

金あるいは金製品を売る時には、店によって買取価格が異なるケースがあります。また、たった数日の違いであっても買取価格が大きく異なるケースもあります。そのため、金の相場はもちろんのこと、店舗ごとの金の買取価格を事前にチェックしましょう。また、手数料に関しても見ておいてください。買取専門店の公式WEBサイトを閲覧すると、金の買取価格や買取時の手数料などが確認できます。手数料が違えば、同じ量の金を売る場合でも大きな金額の差が出てきてしまいます。あまり手数料をかけたくないと思っている人は、金の加工ができる買取店を見つけてみましょう。

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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