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断捨離を難しいと感じる人の特徴は?克服するコツと具体的方法を紹介

断捨離
2023.5.30

断捨離とは、元はヨガの行法哲学に由来しています。片付けることを通して、価値観の変化や運気の上昇など、心理的にも良い影響を及ぼすと言われるメソッドで、多くの人に知られています。特に女性の場合、断捨離を意識している人は少なくありません。しかし現実は、断捨離を難しいと感じ、なかなか実践できない人も多いでしょう。今回は、断捨離を難しいと感じる人の特徴と、克服するための具体的な方法やコツを紹介します。

INDEX

 断捨離とは

断捨離という言葉は、今や一般的によく聞かれる言葉です。多くの人は、断捨離の意味を、「物を捨てて、スッキリと片付けること」だと思っているのではないでしょうか。しかし、断捨離は単なる片付け術ではありません。哲学的で、深く人生観に関わる内容なのです。

断捨離の本来の意味

断捨離とは、元はやましたひでこさんによる造語です。日常の片付けを通して、心の新陳代謝を促す、自己探訪メソッドとして提唱されました。
断捨離の語源になったのは、ヨガの3つの行法哲学である「断行」「捨行」「離行」です。
断行・・・不要な欲求を断つこと
捨行・・・持ち物、願望など、自分のこだわり・心の執着を捨てること
離行・・・しがらみから離れ、自由な自分になること

語源から考えると、断捨離の意味は、単に「物を手放す」ことに留まりません。人間関係、価値観、過去、あらゆる物事への執着や未練に気付き、解放されることです。それにより広い視野が開け、自由になった自分自身と出会えることが、断捨離の本来の意味と言えるでしょう。

どんな人が断捨離をしている?

断捨離は多くの人に知られていますが、一般的に男性よりも女性のほうが、取り組んでいる人は多いようです。一般社団法人ストレスオフ・アライアンスが実施した大規模アンケートを紹介しましょう。
断捨離について意識の高い人の割合を年代別に比べると、男性で最も多かったのは20代・30代で、12~13%程度でした。一方女性は、30代が最多で約29%、40代・50代も22%以上の人が高い断捨離意識を持っています。

普段の片付けや、新しく物を買ったときに断捨離する人もいれば、衣替えや大掃除、引っ越しなどのタイミングで行う人もいるでしょう。ある程度の年代になると、早くから自身の死亡後を考えて、終活として断捨離を始める人もいます。終活を意識した断捨離は、あまり高齢ではなく、40代~50代など体力のあるうちに始めるのがおすすめです。
40代女性や50代女性の断捨離のメリットや、してはいけない断捨離については、こちらの記事も参考にしてください。

断捨離は全部捨てるべき?40代で行うメリット・デメリットを徹底解説
50代女性がしてはいけない断捨離って?断捨離の手順や失敗談を紹介

断捨離をする5つのメリット

断捨離には、部屋をスッキリするだけでなく、さまざまな効果が期待できます。「断捨離したら、こんなにすごいことが起こった!」という体験談もあるほどです。断捨離で得られる5つのメリットを紹介しましょう。

断捨離の効果がすごいって本当?体験談ややり方のコツを徹底解説
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メリット1:自分の価値観を見つめ直せる

断捨離は、物を片付けることを通して、自分の価値観についてじっくりと考え、見つめ直す機会となります。断捨離しようと部屋を見回したとき、「これは必要ない」と思うものは、誰かに勧められて購入したものだったり、流行りのものだったり、人からもらったものだったりするのはないでしょうか。
真剣に断捨離をすると、自分にとって愛着のあるものが何かが分かります。それを繰り返していくことで、自分の人生において本当に大切にしたいものを見つけられるでしょう。

メリット2:時間を有効に使えるようになる

断捨離をして物の数が減ったり場所が整理されたりすると、探し物をする時間が減るため、時間を有効に使えるようになります。服やバッグ、ハサミや鍵など、必要なときに「どこに置いたかな?」と探さなければならない場合、焦ってイライラしがちです。
物の場所が把握できていると、探し物の時間が減り、時間に余裕ができるでしょう。自分にも家族にもストレスが少なく、心の余裕にもつながります。

メリット3:お金が貯まりやすくなる

断捨離のメリットは、経済的なところにもあります。断捨離をすることで自分の価値観を見直すと、新しく物を購入するときに「自分にとって本当に必要だろうか?」と、自然と自問するようになります。そのため、衝動買いをすることが少なくなるでしょう。
また、物の数や場所を把握しやすくなるため、同じような洋服を何度も買ってしまったり、在庫がある食品を誤って購入したりすることもなくなります。無駄な出費が抑えられるため、お金が貯まりやすくなると言えるでしょう。

断捨離の際に、不用品を買取専門店やフリマアプリで売ると、臨時収入にもなります。ゴミとして捨ててしまうよりもエコでお得なため、おすすめです。服やバッグ、書籍などさまざまなものが買取できる可能性があります。

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メリット4:周りの人との関係が良くなる

一見関係なさそうに思えますが、断捨離をすると周囲の人との人間関係にも良い影響を与えます。特に一緒に住んでいる家族は、大きな影響があるでしょう。
物が溢れている環境は、無意識のうちに脳を疲れさせていると言われています。定位置が決まっておらず、探し物をしたり物を置くためにいちいちスペースを確保したりするのは、大きなストレスです。すぐにイライラしてしまい、小さなことで家族間の衝突が起こってしまうこともあるでしょう。
断捨離をして物が少なくなると、ストレスが減り心に余裕が生まれるため、無駄ないさかいが起こりにくくなります。

メリット5:運気がアップする

断捨離をすると幸運が巡ってくるというのも、よく聞かれる話です。中には、素敵な出会いがあったり、新しい仕事が舞い込んできたりという体験をした人もいます。風水的に気の流れが良くなるという理由や、断捨離をすることで自分自身が磨かれたという理由もあるでしょう。

断捨離で運気アップするのはなぜ?期待できる効果や体験談をチェック
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断捨離を難しいと感じる人の5つの特徴

さまざまな効果がある断捨離ですが、誰しもが効果的に断捨離できているわけではありません。断捨離を難しいと感じ、進められない人の特徴を紹介します。

特徴1:面倒で気が進まない

断捨離がなかなか進まない場合の大きな理由は、断捨離を面倒に感じてしまうことではないでしょうか。なかなか気が進まないという人は、断捨離は家中を一気に片付けるような大掛かりなイメージを持っている可能性があります。
断捨離とは、必ずしも沢山の物を片付けることではありません。小さな引き出し一つでも、断捨離は可能です。

特徴2:処分するのがもったいない

物を手放すことをもったいないと感じ、処分するのに罪悪感がある人も、断捨離を難しく感じるでしょう。例えば、綺麗な包装紙やお菓子の箱、もう着ていない洋服などを、なんとなくもったいないからという理由で溜め込んでいませんか?そのような人は、物を溜め込みがちで、片付けできない傾向にあります。
処分の方法は、必ずしも「捨てる」だけではありません。リサイクルや不用品買取専門店を利用するのも、エコで無駄の少ない方法です。

特徴3:物を集めることが好き

コレクションすることが好きな人は物が増えやすいため、断捨離が難しい場合があります。なお、特定の物だけをコレクションするのが好きな人の場合は、綺麗に収納して楽しむことができるため、あまり問題ではありません。断捨離が困難なのは、不要な物を沢山持っていることで、「安心」を感じる人です。中には、精神的な疾患が原因なこともあります。

特徴4:いつか使うと思っている

断捨離をもったいないと思う人に多いですが、使う目的が決まっていないものでも、「いつか使うかもしれない」と思って取っておくことがあります。例えば何のものか分からないコード類や、明らかに流行が過ぎた洋服、まったく使っていない食器などは、処分しても困りません。しかし、まだ使えるため、一応取っておこうと思いがちです。そうすると物が減らないため、溜まっていってしまいます。

特徴5:思い入れがあるものが多い

誰かからもらったプレゼントや、過去に自分が好きだった物、もらった賞状など、思い出のある物が多いと、なかなか処分できず断捨離が進まないでしょう。子どもがいる場合は、自分の物だけでなく、子どもが小さい頃の洋服や靴、おもちゃ、制作物などもあるかもしれません。愛着のある物を全てそのまま残そうとすると、収納スペースが不足してしまいます。必要・不要についてしっかり考えることと、収納の方法を工夫することが必要です。

 断捨離の難しさを克服するための根本的な解決法

断捨離を難しいと感じないようにするためには、根本的な思考から変えていく必要があります。断捨離の難しさを克服するための方法を紹介しましょう。

マインドセットを捨てる

マインドセットとは、それまでの経験や教育などによって固定化された、無意識の思考パターンのこと。思い込みや信念、価値観とも言えます。
断捨離を行いたいなら、これまで物を溜め込んできたときと同じマインドでは実現できません。まず「物が多いこと=豊かさ」ではないと、思考を変える必要があります。物が少ないと、一つひとつの物がしっかりと役割を発揮し、より豊かな生活となるでしょう。

また、過去にとらわれないことも必要です。思い出は大切なものですが、思い入れのある物を取っておくことで、現在の生活にとって負担になるのなら、考え直さなければなりません。本当に大切なのは、物ではなくそのときの経験や感情のはずです。

優先順位の考え方を変える

物の必要性を考えるときに、「自分の人生においてどれだけ重要か?」という大きな視点で考えるようにしてみましょう。今断捨離できない物は、自分の人生で何番目に大切な物でしょうか?どのような役割を果たし、豊かさを与えてくれているでしょうか?
時間や場所、労力など、限りある資源は、本当に大切なものから使うのがおすすめです。物が多いことで優先順位の高いものが埋もれてしまっていないか、しっかり考えてみましょう。

一気に片付けようとしない

断捨離で一気に家中をスッキリさせようとすると、まとまった時間が必要なため、なかなか断捨離が進みません。一気に全部を捨てるのではなく、少しずつ物の整理を進めていくのがおすすめです。
特に40代以降になると家族の物も多く、簡単に断捨離は進まないでしょう。毎日15分ずつなど、少しずつでも断捨離を習慣的に行うことができれば、自分でも驚くような結果につながります。

誰でもできる!身の回りの小さい断捨離から始めよう

まずは小さなスペースの断捨離から始めて、達成感を味わうのがおすすめです。小さな断捨離なら、どこから始めるか分からない人や、やり方が不安な初心者の人にとっても、難しくありません。

ポーチや財布の中を断捨離

ポーチに、普段使わない、あるいは使い終わって中身のないメイクアイテムなどが入っていませんか?また、財布やバッグには、不要なレシートやポイントカード、ティッシュ、お菓子のゴミなどが溜まりがちです。もし不要なものが入っているのなら、処分しましょう。

デジタル断捨離

デジタル断捨離とは、スマートフォンやPC内を断捨離することです。溜まりがちなメールや写真などのデータを整理したり、不要なアプリやSNSを減らしたりすることを指します。データ管理がしやすくなり、データの軽量化によってデバイスの動作が早くなる点がメリットです。

デジタル断捨離の方法と効果|快適なデジタルライフを実現するためのポイント

引き出しの中を断捨離

引き出しの中も、ついつい物が溜まってしまう場所です。デスクの引き出しに普段使わない書類や文房具、クローゼットの引き出しに片方だけの靴下やくたびれた下着など、不要な物が入っていませんか?身に着けたいと思わなくなったものは、捨てどきです。いつまでも引き出しに入れておかず、スッキリと処分しましょう。
ただし、書類を捨てる際は注意が必要です。重要な書類や資料の可能性がないか、慎重に判断しましょう。

家中を断捨離するコツ!6ステップで進めよう

無計画に片付けはじめるのは、やってはいけない断捨離の一つです。家の中を断捨離するときは、6つのステップを意識しましょう。1ステップずつ紹介します。

ステップ1:よく使う部屋から着手する

全体ではなくエリアごとに家を区切って考えましょう。まず着手するのにおすすめなのは、普段よく使う部屋です。リビングや玄関、お風呂場など、取り掛かりやすい場所から始めましょう。広すぎず、物が少なめの場所がおすすめです。
部屋全体を一気に断捨離する必要はありません。部屋の中でも、エリアを区切って取り掛かりましょう。

ステップ2:いったん全ての物を広げる

エリアを決めたら、スペースを確保して、エリアにある物をいったん全て広げます。そうすることで、全体の物の量を把握することができ、どのくらいの物を残すのかイメージしやすくなります。このとき、次のステップで使用する箱(段ボール)3つを置くスペースも確保してください。

ステップ3:必要・不要・保留の3つに分類する

広げたものを、一つずつ必要・不要・保留の3つに仕分けていきます。それぞれの箱を用意して、入れていきましょう。このとき、自分なりの判断基準を持っておくことが大切です。明らかに汚れたり破損したりしているものや、1年以上使っていないものなどは、断捨離で捨てるべきものと言えるでしょう。
1分以内に判断できなければ、いったん「保留」にしてかまいません。後悔しないように、すぐに判断できないものについては、ゆっくり考えましょう。

やってはいけない断捨離とは?上手くいかないときの対処法やコツを紹介

ステップ4:「必要」なものを収納する

必要と判断したものは、定位置を決めて収納していきます。取り出しやすさや使いやすさを考えて、位置を決めましょう。どこに収納したかが分かりやすいように、種類ごとにまとめるのもおすすめです。中身が見えるような透明の容器にしたり、引き出しにラベルを貼ったりする人もいます。自分に合った方法を考えましょう。

ステップ5:「不要」なものを処分する

このステップをクリアできなければ、断捨離は成功しません。物を仕分けても、「そのうち捨てよう」と思ってそのままにしていると、結局物が溢れたままになってしまいます。物を手放すことを恐れずに、不要と判断したアイテムは早々に処分しましょう。
処分の方法は、ゴミとして捨てるだけではありません。おすすめは、買取専門店へ出すこと。フリマアプリのように梱包や発送の手間がなく、お得に処分できます。 ゴミとして捨てる場合は、捨て忘れがないようにリマインダーをかけて注意しましょう。

ステップ6:「保留」をどうするか考える

「保留」にしたアイテムは、一定の期間を置いてから再度考えます。保留のまま放置しないように、1ヶ月など再考する期限をあらかじめ決めておきましょう。
思い出が詰まっていて判断できないものは、「思い出ボックス」を作って、別で保管するのもおすすめです。ただし1年間で1度も思い出さなかった場合は、捨てるべきか再度考えましょう。

捨てられないアイテム別・断捨離のコツ

なかなか捨てられないアイテムには、洋服や靴、書籍や書類、食器などがあります。アイテム別に、断捨離するコツを紹介しましょう。

洋服・靴・バッグの断捨離のコツ

洋服や靴、バッグは、「またいつか使うかも」と溜め込みやすいアイテムです。1年~3年など、一定期間身に着けなかったものは、潔く断捨離することをおすすめします。また、迷う場合は実際に身に着けてみましょう。今の好みや体型に合っていないものは、今後も身に着けない可能性が高いです。明らかに流行からかけ離れているものや、取れないシミがあるもの、身に着けてもまったくテンションが上がらないものは、処分対象として考えましょう。
不要なものは、買取専門店へ出すのがおすすめです。ブランド品ではない場合でも、買取ってもらえる可能性があります。

本・雑誌の断捨離のコツ

本や雑誌は、読んだ後も「また読むかもしれない」となかなか処分せず、本棚に溜めているという人も多いでしょう。自分なりの判断基準をはっきりと決めて、基準を満たさない本や雑誌は処分するのが、断捨離のコツです。
例えば、1年以上読んでいない本や、途中で断念して完読できなかった本、汚れや破れが目立つ本などは、処分を検討しましょう。「今後も読むかどうか」が、残すうえでのポイントです。
もし、処分した後に読み直したくなったら、図書館で借りたり電子書籍を購入したりする方法もあります。図書館なら、書籍代もかかりません。本棚に置いておく冊数を決め、増えすぎないよう定期的に見直しましょう。

書類の断捨離のコツ

仕事関連の書類や子どもの学校のプリント、家電の保証書や取扱説明書など、書類関連もいつの間にか溜まっていることが多いアイテムです。書類の場合、「読んだら捨てて良いもの」「期限を過ぎたら捨てるもの」「保管しておくもの」の3カテゴリーに分けると、断捨離しやすいでしょう。
見返したい書類がある場合は、スマホで写真を撮ったりスキャナーで読み込んだりすることでデジタル化できます。取扱説明書も、今はインターネットで確認できるため、捨てても問題ない場合が多いでしょう。期限を過ぎていない保証書だけは、間違えて捨てないように、しっかり管理してください。

食器・キッチンツールの断捨離のコツ

キッチンツールや食器は、デザインや機能性に惹かれて衝動買いしたものの、あまり使わないまま置いてある、という人も多いのではないでしょうか。結局使うのはいつも同じ食器・カラトリーというのも、よく聞く話です。残すものを厳選して、食器棚をスッキリしましょう。
例えば、もらいもので好みではない食器や、使いにくいデザイン・重さのキッチンツールなどは、これからも使用頻度が低い可能性があります。人に譲るか買取専門店へ出すなどして、処分を検討しましょう。

 コツを知れば大丈夫!断捨離が難しい人こそ、一歩踏みだそう

断捨離は、単なる家の片付け術ではなく、人生観が変わるようなメリットがあります。そして、コツを知って取り組めば、誰でも実践が可能です。断捨離は難しいと諦めていた人も、小さなエリアから、少しずつ始めてみてください。きっと達成感を得て、新たな自分の価値観と出会えるでしょう。

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断捨離で出た不用品にお困りではございませんか?それをゴミとして処分してしまうのは勿体ないです。エコリングでは不要になったバッグ、服、靴、アクセサリー類などなんでもお買取りさせていただきます。一度買取できるか?いくらになるか相談してみませんか?

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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