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金売却時に税金がかからない方法はある?必要書類や注意点を詳しく解説!

2024.1.12

2023年11月現在には1gあたり10,000円を突破しており、近年金の買取価格は高値を更新しています。資産として金を保管していた方にとっては、今が金売却のチャンス!ですが、金の売却で得た収入は課税対象になるため、利益が出るかどうか気になる方も多いでしょう。そこでこちらの記事では、「金を売却すると、どの程度の税金がかかるのか」「金売却後に確定申告しないとどうなる?」といった気になる疑問について詳しく解説します。金の売却で損しないよう、家に眠っている金がある方は、ぜひ一度目を通しておいてください。

金を売却するとどんな税金がかかる?バレない方法はあるの?

金の売却で得た所得には、税金がかかります。ここでは、金を売却したときにどのような税金がかかるのか詳しく説明しましょう。

金売却時には譲渡所得税が課税される

個人が持っていた金を売却して得た所得は、「譲渡所得」として区分されるのが一般的。ただし、譲渡所得として得たすべてが課税対象となるわけではなく、「その資産をどのくらいの期間所有していたのか」によって所得金額の計算方法は変わります。

一般的に、金の所有期間が5年以内の場合は短期譲渡所得、5年以上所有している場合は長期譲渡所得に分類。短期譲渡所得の課税譲渡所得金額は「売却金額−(取得費+譲渡費用)-特別控除50万円」、長期譲渡所得は「{売却金額-(取得費+譲渡費用)-特別控除50万円}×1/2」で算出できます。

一方、売却益が譲渡所得として区分されないケースもあります。それは、継続的に営利目的で金が売却された場合です。このようなケースでは、個人の場合は「雑所得」に、事業として行っている場合は「事業所得」に区分されます。どちらも譲渡所得とは異なる所定の税率により、納めるべき税金が算出されます。

金で20万円を超える売却益が出たときは確定申告が必須

譲渡所得金額の算出方法は前述した通りですが、「2,000万円以下の給与所得者で、給与以外の所得の合計が20万円以内」となるケースについては、確定申告が不要となります。 ただし、年末調整をしていない場合は、どのようなケースでも確定申告が必要。確定申告の際は譲渡先や売却日、売却理由などの情報が求められるため、あらかじめ整理しておくとスムーズに手続きを進められます。

「金の売却は200万以下なら税務署にバレない」は嘘!

2011年度の税制改正で「金地金等の譲渡の対価の支払調書制度」が新設され、200万円を超える金の売却を受けた買取店は、税務署に支払調書を提出するよう義務付けられました。つまり、金の売却によって得た所得が200万円を超える場合は、確定申告の有無に関わらず、買取店からの報告で税務署にはバレてしまうということ。

そこで「200万円以下の場合はバレないの?」と思う方もいるかもしれません。たしかに、買取店の支払調書提出義務が発生するのは200万円以上の売却益からですが、そもそも20万円を超える利益を得た場合は確定申告が必須。バレる・バレないではなく、確定申告をして正しく納税することが国で定められているルールです。

後から申告漏れがわかると、追徴課税としてペナルティが与えられることも。本来払わなくていい余分な支払いが増えるだけでなく、悪質な場合は脱税とみなされ告発されることもあります。トラブルを避けるためにも、確定申告が不要なケース以外は決められた方法・手順で手続きを行うことが大切です。

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金売却時にかかる税金をシミュレーションしてみよう

では、具体的に「どの程度が課税されるのか」を知りたい方もいるでしょう。ここでは500gの金を保有していると仮定し、金売却時の税金シミュレーション※を行います。

※金1gあたり10,413円(2023年11月20日現在)のレートで、取得費・譲渡費用はないものとして計算。

ケース1|金の所有期間が5年以下の場合

金の所有が5年に満たない短期の場合は、短期譲渡所得に区分されます。短期譲渡所得の場合の算出方法は、「売却金額-(取得費+譲渡費用)-特別控除50万円=課税譲渡所得金額」です。
金500gの売却金額は、520万6,500円。これを計算式にあてはめると、520万6,500円-0円-50万=470万6500円。つまり、470万6,500円分が課税対象額となります。 そして、課税対象額である470万6,500円に税率をかけて算出された金額が、実際に支払うべき所得税です。ただし所得税の税率は収入によって異なるため、人によって変動します。

ケース2|金の所有期間が5年を超えている場合

一方、金500gを長期で保有している場合です。長期譲渡所得の算出方法は「{売却金額−(取得費+譲渡費用)-特別控除50万円}×1/2」。金の売却金額をこの計算式にあてはめると、(520万6,500円-0円-50万円)×1/2=235万3,250円。つまり、235万3,250円×税率が所得税額となり、長く金を保有していたほうがお得になることがわかります。

ケース3|短期所有と長期所有のどちらの金もある場合

最後に、短期・長期どちらの金も保有している場合を見てみましょう。この場合でも特別控除の限度額は50万円ですが、短期譲渡所得から優先して控除されることが決められています。たとえば、短期保有の金50gと長期保有の金100gを売却したとしましょう。

短期保有の金の譲渡益=50g×10,413円=52万650円となり、短期保有の金に対する課税対象額=52万650円-0円-50万円=2万650円となります。
一方、長期保有の金の譲渡益=100g×10,413円=104万1,300円となり、課税対象額=(104万1,300円-0円-0円)×1/2=52万650円。このように算出された金額に対し、それぞれ税金を支払うこととなります。

なお、短期譲渡所得から優先して適用される特別控除ですが、控除額が余った場合はその分だけ長期譲渡所得にも特別控除を適用できます。損しないよう、短期・長期保有の金がどちらもある場合は、併せて覚えておきましょう。

金を売却する際はエコリングのインゴット分割サービスもおすすめ

金の売却で節税を目指すなら、買取専門店「Eco Ring(エコリング)」のインゴット分割サービスがおすすめです。インゴット分割サービスとは、お客様がお持ちのインゴット(500g~)を工場の精錬加工により100g単位に小分けすること。

500gや1kgといった大きなインゴットを売却する場合、一般的に納めるべき税金も大きくなってしまうのが難点。ですが、インゴットを小分けにして売却すれば、特別控除の適用により大きな節税効果が期待できます。特に1度の売却益が50万以下となる場合は、特別控除の適用により税金の負担はゼロに。お得にインゴットを換金したい方には、ぜひ利用していただきたいサービスなのです。

税金以外で金の売却時に注意しておきたいポイント

金を売却するなら「できるだけ高値で売りたい」と考えるのは当然のことです。こちらでは、金の売却時に注意しておきたいポイントについて解説しましょう。

買取相場の把握

金の相場は、世界経済の動向や各国の政策金利、為替相場によって日々変動しています。査定時に提示された金額が適正かどうかは、相場を把握していなければ判断できません。より有利な条件で金を手放すためにも、相場の先行きを予測することは重要なポイントです。

買取手数料の確認

金の売却時は、手数料がかかるケースがあります。買取手数料は買取店によりさまざまですが、一般的に10~30%程度が相場です。査定時に高値が提示されたとしても、買取手数料が高ければ結果として利益は少なくなってしまいます。買取店を比較する際は、買取金額だけでなく買取手数料も確認しておきましょう。

売却のタイミング

一般的に信頼性の高い通貨が下落したり世界経済が不安定になったりすると、金の価格は上昇するといわれています。金の買取価格が高騰している2023年11月現在も売却のチャンスではありますが、金の買取価格が下落するタイミングは誰にもわかりません。現在金を保有している方は、慎重にタイミングを見極めながら売却の機会を失わないようにしましょう。

必要書類の準備

金を売却する際は、身分証明書の提示を求められます。取引金額が200万円以下の個人の場合は、運転免許証や健康保険証、パスポートなどの本人確認書類が必要。法人においては、登記事項証明書や印鑑登録証明書などを求められるケースが多いようです。

一方で取引金額が200万円を超える場合は、さらにもう1枚本人確認書類が必要となり、発行から3ヵ月以内の公共料金領収書や住民票の提出を求められることも。買取店によって提示すべき必要書類は異なることがありますが、安全に取引を進めるためには事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

買取専門店の選定

金を適正価格で売却するには、買取店の選定も欠かせないポイントです。特に査定時の説明があいまいな買取店は、金についてあまり詳しくない可能性があります。買取専門店を選ぶ詳しいポイントは後述しますが、持ち込んだ金を丁寧に扱ってくれるか・疑問点や不明点に対し丁寧にわかりやすく対応してくれるか、といった点が重要。

丁寧でわかりやすい説明・対応を心がけてくれる買取店は、金の買取実績が豊富で再販にも自信があるといえます。いずれにしても、気持ちよく取引ができなさそうな買取店での売却は、控えておくのが無難です。

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金を売却するならどこがいい?信頼できる買取専門店の見分け方

ここでは信頼できる買取店の見分け方について、7つのポイントに沿ってお伝えします。

買取実績を公表している

買取実績が多いということは、実際にお客様から選ばれているということ。信頼性が高く、適正な査定が期待できます。一方で買取実績を公開していない場合は、公表できない何らかの理由があるのかもしれません。買取実績の公表は、店舗自体の信頼性にもつながるのです。

経験豊富な鑑定士が在籍している

日々相場が変動する金を適正価格で査定するには、専門的な知識が欠かせません。特にジュエリーの場合は、貴金属やブランド品を正しく評価する知識・経験が求められます。経験豊富な鑑定士が在籍している買取店では、査定額の内訳や根拠をわかりやすく説明してくれるはずです。買取店のHPなどで鑑定士が専門知識を有しているかどうか、事前に確認しておくといいでしょう。

無料で査定している

できるだけ高く金を売却するには、複数の買取店から見積もりを取るのがおすすめです。売却益を上げるには、査定や見積もりを、無料もしくは低価格で行っている買取店を探してみましょう。

サポート面が充実している

後悔のない取引にするには、サポート面も重視してください。特に、傷みや汚れがある金製品も買取してもらえるか・出張買取ではクーリングオフ制度があるかなどがポイント。エコリングは独自のメンテナンス技術を保有しており、他社で断られた状態が悪い品物も買取できることがあります。「どうせ買取してもらえないだろう…」と諦めるのではなく、一旦無料査定をご検討ください。

売却時に書面を作成している

金売却時に必要書類を作成してくれるかどうかも重要なポイントのひとつ。実際に確定申告の際は、譲渡先や売却日、売却理由などの情報が求められます。スムーズに手続きを進めるためにも、売却時の書面があると安心です。特に出張買取では、必要な書面の作成が法律で義務付けられています。クーリングオフを利用する際にも必要となる書面なので、きちんと作成してもらいましょう。

売却方法が選べる

信頼できる買取店の見分け方として、実店舗の有無もチェックしておきたいところです。インターネットや訪問販売のみで運営している業者より、実店舗を構えている買取店のほうがトラブルに巻き込まれにくい傾向にあります。実績とともに実店舗の有無もチェックしておきましょう。

また、利用するうえでは売却方法が複数あると便利です。たとえばエコリングでは、店舗での買取のほかに出張買取や宅配買取などをご用意しており、お客様のライフスタイルやご都合に合わせて選べるのが魅力。また、最近では、LINEを使って買取手続きができるサービスも提供しています。仕事や家事などで忙しい方でもお店に来店する必要がないので、手軽な方法としてご活用いただけるでしょう。

金を売却するなら確定申告を忘れずに!査定の際は買取専門店エコリングへ

金を売却して得た所得は譲渡所得に区分され、金額に応じて確定申告をする必要があります。金が高値で推移している今が売却のチャンスではありますが、適正金額での査定を希望するのであれば、信頼できる買取専門店を選ぶことが重要です。エコリングは金の買取実績が多く、経験豊富な鑑定士も在籍しています。大切な金・インゴットを手放す際は、ぜひエコリングにご相談ください。

高額で売却できる金の種類は?

金にはいくつかの種類がありますが、高く買取される金製品と買取できない金製品があります。

インゴット

インゴットとは、型に流して固めた金属のこと。金のインゴットは純金(K24)のみと規定されており、資産として保有されるケースが多い金製品です。純度100%のため、金の市場価値がそのままインゴットの価格に影響します。

ジュエリー

ジュエリーとしての金は、高値で取引される可能性がある製品。特にデザインに価値があるジュエリーやハイブランドジュエリーは、付加価値により相場よりも高い取引額が提示されることも。ジュエリーとしての価値と金の相場により、取引額は決まります。

金貨

金貨は、投資用の「地金型」、記念金貨としての「収集型」、記念金貨かつ通貨としても利用できる「通貨型」に分類されます。金の重量や純度が同じでも、種類によって取引価格が異なるのが金貨の特徴です。人気が高く信頼性も高い金貨ほど高値で取引されますが、傷やへこみがついてしまうと、金貨としての価値は下落。重量のみで評価されるため、購入後の取り扱いには注意が必要です。

買取不可の金製品には要注意!

高く買取される金製品がある一方で、買取を断られてしまうものもあります。たとえば、金貨の中でも記念金貨は、貨幣損傷等取締法により再精錬が禁止されている金製品。買取店によっては法に抵触するリスクがあることから、記念硬貨の買取を受付ていないケースがあります。

そのほかにも、工業製品の基盤に使われている金や、危険物に該当する刃物・ライターなども、買取を断られる可能性が高い金製品です。お持ちの金が買取対象となるかどうかが気になる場合は、事前に買取店に相談しておくといいでしょう。

金メッキのアクセサリーは買取可能?高く買取ってもらえるコツを解説

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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